株式会社デナリパムは、「先端技術を身近に」を社是に掲げ、AI・ロボット・IoT・5G・XR・EdTechなどの先端技術を活用し、誰もが使える・学べる・試せる環境を提供しています。本チャレンジでは、
・教育機関と連携したAI・ロボット・XR教材の開発と提供
・非接触操作を可能にする「ビジョンコントローラ」
・中小企業の人手不足や業務効率化を支援する搬送ロボット「デナホバー」など
を通じて、働き方改革と次世代育成を同時に推進します。また、勤務時間の短縮によって生まれた時間を、地域活動やSDGsへの参加に活用する「未来型ワークスタイル」の実現を目指します。
現代社会が直面する課題の一つに、少子高齢化による労働力不足や、教育格差、地域間の情報格差があります。これらの課題は、単なる技術導入では解決できず、社会全体での共創と持続可能な仕組みづくりが求められています。デナリパムは、こうした課題に対し、技術と教育、そして地域連携を通じてアプローチしています。
たとえば、当社が開発した搬送ロボット「デナホバー」は、最大60kgの荷物を自律的に運搬できるマイクロモビリティであり、物流や製造現場における人手不足の解消の貢献を目指しています。また、非接触操作を可能にする「ビジョンコントローラ」は、感染症対策や受付業務の効率化など、安心・安全な社会づくりに寄与しています。これらの技術は、単なる業務効率化にとどまらず、人々の「いのち」と「暮らし」を守るためのインフラとして機能します。
さらに、私たちは教育分野にも力を入れており、専門学校や大学と連携して、AIやXRを活用した教材の開発・提供を行っています。これにより、次世代を担う若者たちが、先端技術を「使う側」から「創る側」へと成長できる環境を整えています。教育の民主化と技術の普及は、未来社会における包摂性と多様性を支える重要な要素であり、まさに「いのち輝く未来社会」の基盤となるものです。
また、当社の取り組みは大阪府内にとどまらず、広島県福山市や他地域の製造業、教育機関とも連携し、地域を超えた産官学の共創を実現しています。大阪の製造業が持つ現場力とレジリエンス性を活かし、課題を解決しながら利益を生み出す新たな製造現場の構築にも貢献しています。
このように、私たちのチャレンジは、技術と人、教育と地域をつなぎ、「誰一人取り残さない」未来社会の実現を目指すものです。大阪・関西万博が掲げるテーマは、単なる展示会ではなく、未来への社会実験であり、私たちの活動はその実践の一部であると考えています。
今後も、より多くの教育機関、自治体、企業と連携し、先端技術を通じて人々の暮らしを豊かにし、持続可能で包摂的な社会の実現に貢献してまいります。