医療的ケア児や嚥下に課題がある障がい児の食事と投薬時のお困りごと解決プロジェクト

共創チャレンジ

2025.01.14

24

法人

チーム名日本山村硝子株式会社 プラスチックカンパニー ファーマキット事業グループ
共創メンバー
日本 山村硝子株式会社
現在の活動地域 国/地域日本
活動テーマ
■共創チャレンジの内容

当社は、プラスチックカンパニー ファーマキット事業グループにて、医療者・介護者向け製品の開発および製造を行っています。
現在、嚥下や逆流防止に必要な「とろみ」を手軽に均一につけることができる「ぴったりトロミがつくカップ」(国立病院機構大阪医療センターと共同開発)と、シロップ剤などの水薬を正確に計量することができる「シロップぴったりシロピィ」(医系総合大学である昭和大学と共同開発)の2製品を製造しております。
当該製品の認知を拡大し、世の中の当該疾患でお困りごとを抱える方の課題解決の一助になることと、医療的ケア児やその家族が抱える「こんなものがあったらいいのに!」のご意見をヒアリングし、今後の製品開発のアイデアの参考にすることで、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の達成に向け貢献します。

■必要なリソース

ネットワーク: ➀病院や介護福祉施設などの使用先
➁実際にお困りの方の団体様などの実ユーザー様
➂ECサイトや病院内施設等

■展開したい地域

・病院、介護・福祉施設
・医療機器や医療雑貨を取り扱いされている方
・実際にお困りごとを抱えるユーザー様やその団体様
・「こんなものがあったらいいのに!」というお悩みを抱える医療的ケア児やその家族
・医療介護事業で同じ志で取り組んでくださる全ての方

■共創を希望する方々

➀実際にお困りごとを抱えるユーザー様やそれを日常的に支援されている病院や施設、団体様と「つながる」ことで、ユーザー様の課題解決に貢献する。
➁つながった方から今後の新製品開発に向けてのアイデアをヒアリングすることで、世の中のお困りごとの解決にユーザー様と「一緒に」取り組むことで万博を通じて「ちょっと世界が良くなった」を体験する

■大阪・関西万博テーマとの関わり

近年、医療技術の発展などに伴い、「医療的ケア児」と呼ばれる日々の生活で医療的ケアが欠かせない子どもの数は約2万人といわれており、平成17年から約20年間で、約2倍に増えています。
※厚生労働省HP参照 https://www.mhlw.go.jp/content/000981371.pdf

年々増加傾向にあるこうした課題に対し、実際にお困りごとを抱えるユーザー様と積極的に交流や活動を行うことにより、これまででは解決出来なかった課題の解決やこれまでは拾うことができなかったニーズを汲み取ることで、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現する。

■連絡先

日本山村硝子株式会社 プラスチックカンパニー ファーマキット事業グループ
pharmakit@yamamura.co.jp
お問い合わせフォーム
https://www.yamamura.co.jp/inquiry/inquiry_form.php

■備考欄

これまでに株式会社NEWSTAが運営する疾患や障がいなどの特性のある子と家族の「楽しい!」を生み出すブランド「ファミケア」と『「食事や投薬時のお困りごと」を解明するプロジェクト』を発足しており、記事内で食事とお薬の困りごとに関するアンケート調査を実施しました。
今後、NEWSTA社や疾患や障がいのある子どもを育てているご家族の方と一緒に、当社技術を活用した製品の開発を検討していきます。

このチャレンジの投稿

  • 「第24回キッズフェスタ」にNEWSTA社が運営するファミケアと共同出展

    ■展示会概要 名称 : 第24回キッズフェスタ 会期 : 2025年4月19日(土)10:00~17:00、2025年4月20日(日)10:00~16:00 会場 : 東京流通センター 第一展示場 ブース :L-85 詳細 :関西キッズ機器展HP https://www.kidsfesta.jp/ 会場では、現在ファミケア(※1)と行っている共創型プロジェクト「#これがあればたすかる!みんなでつくるプロジェクト」内で3月11日~3月31日の期間に募集したアイデアから、当社が作成したプロトタイプのユーザーテストやアイデアに対するヒアリング調査を実施します。 また、当社プラスチックカンパニーファーマキット事業グループが開発した「ぴったりトロミがつくカップ」「シロップぴったりシロピィ」もブース内にて展示・販売いたします。 (※1)疾患や障がいなどの特性のある子と家族向け情報サイト   ■共創型プロジェクト「#これがあればたすかる!みんなでつくるプロジェクト」について 当社とファミケアが共同で立ち上げた共創型の製品開発プロジェクトで、全国の疾患・障がい児家族からアイデアを募集し、実際にプロトタイプを開発・検証することで、困りごとの解決を実現することを目的としています。 全国の疾患・障がい児家族のリアルな声を起点とし、試作の段階からフィードバックを取り入れながら、より使いやすい製品を形にしていきます。 プロジェクトリリース:https://www.yamamura.co.jp/cms/wp-content/uploads/2025/03/20250311_CMS0469_MBXSGNEA.pdf

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  • 株式会社NEWSTAが運営するファミケアと共創型プロジェクトを始動

    本プロジェクトは、当社とファミケア(※1)が共同で立ち上げた共創型の製品開発プロジェクトです。全国の疾患・障がい児家族からアイデアを募集し、実際にプロトタイプを開発・検証することで、困りごとの解決を実現することを目的としています。 全国の疾患・障がい児家族のリアルな声を起点とし、試作の段階からフィードバックを取り入れながら、より使いやすい製品を形にしていきます。 (※1)疾患や障がいなどの特性のある子と家族向け情報サイト 【フェーズ1:ユーザーからのアイデア募集】 まず、本プロジェクトでは、全国の疾患・障がい児家族から「こんな製品があったらいいのに!」というアイデアを募集します。集まったアイデアは、ファミケア内の特集ページにて紹介し、プロジェクトの進行過程も随時公開していきます。 【フェーズ2:プロトタイプ開発・ユーザーテスト】 アイデアをもとに、当社が試作品を製作します。試作品については、4月19日・20日に開催される「キッズフェスタ2025 第24回子どもの福祉用具展」のファミケアブースで展示予定です。また、来場者からの直接的なフィードバックを収集することで、より実用的な製品開発を進めていきます。 本プロジェクトでは、障がい児・医療的ケア児家族の皆さんから「こんな製品があったらいいな」「こういうグッズ作れないかな?」というアイデアを募集します。 応募いただいたアイデアは、本プロジェクトの特集ページやファミケア公式SNSで紹介される可能性があります。 また、寄せられたアイデアの中から、専門家と共に検討を行い、そのまま試作に進むものもあれば、アイデアをヒントに新たな製品開発へと発展することもあります。実際にプロトタイプとして形になったものは、4月開催のキッズフェスタで展示し、来場者のフィードバックをもとにさらに改良を重ねていきます。 本プロジェクトの特集ページ:https://famicare.jp/co-creation_project/ ※詳細に関しては、ファミケア特集ページをご覧ください

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この共創チャレンジを支援する共創パートナー

  • アジア太平洋トレードセンター株式会社

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