私たちの共創チャレンジ
Lifeは、命、人生、生活です。
これは、「生活者」の視点であり、疾患や障害にとらわれることなく、
よりよく「生きる・居きる・活きる・逝ききる」を考えます。
そのために、人とのつながり、そして、キュア・ケアを紡ぐ人とみんなで一緒に考え行動していきます。
現在は大きく3つの活動を行っています。ひとつはコミュニティ作りによる研修事業、もうひとつがYouTubeで展開している「そもそもチャンネル」です。また、ケアを必要とする子どもたちを対象に「ぽれぽれcafe」という居場所と食事を提供する活動も行っています。
未来への宣言
関わった人すべて、その先の人の「人生が変わった」と言えるようにします。
そして、未来は明るいという社会を目指します。
きっかけ
「ぽれぽれcafe」は、病気や障がいを持って生まれてきた子どもたちを対象に、居場所と食事を提供する活動です。
病気や障がいを持って生まれてきた子どもたちは、人よりちょっと不自由で、成長がゆっくりかもしれません。それでも、みんな確実に成長していきます。そんな子どもたちや家族が気軽に出かけられる場所を提供したいと思い、「ぽれぽれcafé」を開催しました。医師のほか、栄養士や保育士が会場に集い、子どもたちが楽しめる場であると共に、保護者の方がケアについて相談できる場にもなっています。
在宅療養をしている子どもたちに出会った頃、少し外出するのも大変なんだろうなぁと思っていました。もちろん、呼吸器やさまざまな医療機器を持って外出することは不可能ではありませんが、ものすごく大変なんです。そして、そんな子どもたちを受け入れられる場所が、まだまだ世間には少ないと思ったのがきっかけです。
ぜひ、この活動を大阪・関西万博での開催を目指すこと、そして、社会的包摂へと向かうことが大阪・関西万博で必要だと考えました。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
万博という場所に障害があるから、病があるから諦めるではなく、誰もが参加できる。
支援があればできる、自分たちが行きたいと思うこと。それが、自立や自律であると思っています。その場所としてともに歩めばと思っております。
病や障害があると外に行ったり、いろいろな経験ができにくくなります。
そのため、まずは、大阪・関西万博に医療・ケアの専門家とともに安心して参加するということ。
また、会場にある食事を、医療的なケア児と兄弟姉妹たちが同じものを食べること。
そのためには、胃ろうに流し込む、ブレンダーを使用したり
特別な食事をしながらも同じ空間や同じ体験をすること。
このようなことを大阪・関西万博では行いたいと思います。
今後、高齢者40%、障碍者15%という世の中になります。
だれもが当たり前に、病や障害を負うからこそ、誰もが参加できること。
あたりまえをあたりまえに
これを目標にしています。