グローバルユース防災サミット

共創チャレンジ

2022.09.29

法人

チーム名チームU15防災 × 大阪防災プロジェクト  × 水都国際中学校防災部
共創メンバー出水眞由美、下津美琴、出水季治、多田裕亮、松家雅大
主な活動地域日本
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 安全・防犯、セキュリティ / 地域活性化 / 防災・減災 / ダイバーシティ、インクルーシブ / 海外支援・協力、国際交流 / 人権 / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / 環境、エネルギー /

私たちの共創チャレンジ

スローガンは【つながろう世界と まもろう未来を】
 
防災をローカルとグローバルの両視点から考え、若い世代が中心となり未来につなぐチャレンジとして、「グローバルユース防災サミット」を企画、開催しています。
 第1回のサミットはドイツ・ハンブルク市青少年消防団をパートナーに迎え、日独両国における防災の現状と課題をテーマに2021年10月に大阪で開催(あべのハルカス会場とオンライン)し、その成果を「次世代BOSAIフォーラム」で発信しました。

 2022年は引き続きハンブルク市との交流を継続。7月30日(土)にハンブルク市消防局のユルゲンさんのオンラインレクチャーのほか、10月29日(土)には双方のユースによる交流と防災学習の場として「グローバルユース防災サミット」を開催します。

 さらに今年、私たちの防災の思いを受け止め、共に研鑽しあえる新たなパートナーが現れました!
 日本と同じ地震頻発国の「トルコ共和国」です。トルコの防災教育は世界一と言われるほど盛んで、子どもたち自身が災害から自分の命を守る方法を考え、実践しています。私たち大阪のユースとお互いの国の防災について学び合うことにとても関心を持ってくださることから、2025年に向かってタッグを組むことにしました。同じく10月29日にはトルコのユースとの交流も行います。

自分の街を守る防災も大切ですが、グローバル社会においてはまさに地球を俯瞰し、世界の国々で防災に取り組む若い世代との交流と研鑽が欠かせません。

大阪や関西一円の自然災害伝承碑を訪れ、学び、感じ取ったことを文化の違う海外の仲間と分かち合うことで「災害大国日本」は「防災大国日本」として世界に貢献できる力を持っています。

一連の活動を通じて2025年に向かって世界各国で防災に取り組む若い世代との交流を深め、「万博で会おう」を合言葉に国を越えて共に学び合えるグローバルなパートナーシップの構築をめざして一年を通して活動しています。

未来への宣言

 大阪・関西には過去の災害と立ち向かい、人々の命を救い、未来に向かって防災の大切さを発信してくれた多くの人々がいます。

 中でも、「世界津波の日」制定のきっかけとなった先人の偉業は防災と復興を同時に成し遂げた逸話として世界中に知られています。災害大国日本で生きる私たちが直面する防災の課題は数々ありますが、先人からの教訓とSDGsの理念である地球規模の連携により、世界中の人々の命と暮らしを守る大きな力に変えていくことができると考えます。

また、遠い昔、トルコの船が串本沖で遭難した時、多くの村人が危険を顧みず乗務員の命を救った出来事を機に、日本とトルコは互いに何度も助け合いながら関係を深めてきました。このように災害がきっかけでこれまで縁のない国や人とのつながりを生み、今に生きている特徴的な事例もあります。

災害に強い未来社会を作るのは若い世代。2025年、その先の未来に向かって、世界各国、各都市で防災に取り組む若い世代が主役になり、「つながろう世界と まもろう未来を」をスローガンに掲げ、活動していきます。

きっかけ

 2021年の第1回「グローバルユース防災サミット」では、ドイツ「ハンブルク市青少年消防団」をパートナーとし、両国・両都市の防災の現状や課題の分析や調査結果を共有し、相互理解を深め、課題解決の方法を探りました。
 大阪とハンブルク間で30余年積み重ねてきた姉妹都市交流をベースに、グローバルな視野で取り組む「防災姉妹都市」の関係性を創造する新たな国際交流×防災の活動です。大阪市におけるハンブルク青少年消防団との交流は2010年に始まり、2018年には私共が大阪の歴史、地理的特徴と災害対策について講演を行ったことを機により深い関係を結んでいます。2019年には訪独メンバーが現地消防団の訓練に参加し、認定試験を受けるなど、未来の防災の担い手として相互に意欲的な交流を深めてきました。2020年はオンラインでの交流となりましたが、「世界規模の災害であるコロナと防災」という新たな課題の存在を再認識した次第です。
 ハンブルク市で防災に取り組むユースとの交流と相互学習を経て、大阪のメンバーの防災意識も大きく向上しました。この経験を元に2022年はトルコのユースとの縁もつなごうとしているところです。
 こうした関係性を軸に今後は世界で防災に取り組む若い世代とのネットワークを広げていきます。
 2022年、トルコのユースとのパートナーシップを結びました。地震頻発国と言われる両国の防災についてより深く学びあえることと思います。

取組の展開

今後展開したい地域・方法国内外でローカルとグローバルの両視点で防災に取り組む企業、団体、個人等との結びつきを深化させることで本サミットの意義や成果を最大限に高めたいと考えます。
共創を希望する方々・防災やレジリエンス、SDGsなどの社会課題に高い関心を持つ企業、個人
・防災に関心はあるが、具体的なアクションに着手していない企業や団体

大阪・関西万博のテーマとの関わり

 人間の予測、想定を超え激甚化、多様化する災害に備え、災害に強い社会を実現することは世界的な共通課題であり、「BOSAI」いう世界共通語にもなっています。
 私たちは災害に起因あるいは災害後に発生しうる社会課題の多くが日常社会の中に存在する社会課題であり、視野を広げれば世界共通の課題であるSDGsのゴールにも深く結びついていることを実感し、災害大国日本で生きるものとして社会の多様な担い手と共にローカルとグローバルの両視点において防災に関心を持ち、アクションに変える活動を続けています。
世界各国で防災に取り組む青少年との交流を深め、国を越えて共に学び合えるグローバルなパートナーシップの構築をめざし、「万博で会おう!」を合言葉に活動を続けます。

SDGsとの関わり

 災害に起因あるいは災害後に発生しうる社会課題の多くが日常社会の中に存在する社会課題であり、視野を広げれば世界共通の課題であるSDGsのゴールにも深く結びついていることを実感し、災害大国日本で生きるものとして社会の多様な担い手と共にローカルとグローバルの両視点において防災に関心を持ち、アクションに変える活動を続けています。

「グローバルユース防災サミット」は、「つながろう世界と まもろう未来を」をスローガンに、日本・ドイツ・トルコのユースが手を携えて「災害に強い未来」の実現をめざす未来へのチャレンジです。

開催趣旨
近年、地球温暖化の影響などにより世界中で異常気象・気象災害が発生しています。人間の予測、 想定を超える災害に立ち向かい、持続可能な社会を実現することは世界共通の課題であり、災害大国であるわが国が世界に果たす役割はますます重要になっています。

「グローバルユース防災サミット」は大阪・関西をはじめ、日本各地で防災に取り組む若者が、地域的 視点と世界的視点の双方から「災害に強い未来社会」の実現をめざし、取り組む初めての試みです。 大阪市の姉妹都市であるドイツ・ハンブルク市との交流からスタートしたこのサミットが 2022 年に新たなパートナーを加え3か国のユースが一堂に集うことができました。互いの国や街における災害の歴史や教訓を学び合い、防災の現状と未来像を共有し、共同宣言として世界に向けて発信します。

「つながろう世界と まもろう未来を」をスローガンに掲げ、次代を担い、創っていくユースたちが2025年の大阪・関西万博へ、そしてその先の未来に向かって「防災(BOSAI)」を合言葉に世界をつないでまいります。

私たちの思いに共感し、協働の機会を与えてくださった関係する全ての皆様に心からの感謝をお伝えします。

日時 2022 年 10 月 29 日(土) 16:30〜19:10(日本時間)、10:30〜13:10(トルコ時間)、9:30〜12:10(ドイツ時間)
会場 おおさか ATC グリーンエコプラザ及びオンライン(zoom)

チケットご購入はこちらから
https://mamacomu-shop.stores.jp/
学生:無料
一般:有料(事業存続のための原資にさせていただきます)

プログラム
16:30 開会宣言、主催者挨拶、来賓紹介・メッセージ披露

16:40 トルコからのプレゼンテーション Presentation from Türkiye
Muazzez Karaçay Primary School(ムアッゼズ・カラチャイ・プライマリースクール:小学校)/ ANKARA(アンカラ県)
Tenzile Ana Secondary School(テンズィレ・アナ・セカンダリースクール:中学校)/ Erciş, VAN(エルジシュ、ヴァン県)
Nazilli Science High School(ナズィッリ・サイエンス・ハイスクール:高等学校)/Nazilli, AYDIN(ナズィッリ、アイドゥン県)

17:10 日本からのプレゼンテーション Presentation from Osaka, Japan
-大阪府立水都国際中学校、高等学校防災部 Osaka Prfectural Suito Kokusai Jr. and Sr. High School
-追手門学院大手前高等学校 Otemon Gakuin University Otemae Senior High School
-大阪防災プロジェクト Osaka BOSAI Project

17:40 ディスカッション、交流 Q&A and exchange

18:00 話題提供「グローバルユース防災サミットへの期待」
Topic Provision ”Expectations for the next generation of BOSAI leaders around the world."
大阪公立大学 都市科学・防災研究センター 教授 生田 英輔先生

18:25 ハンブルクからのプレゼンテーション Presentation from Hamburg
ハンブルク大学学生(予定)

18:35 ディスカッション、交流 Discussion and exchange

18:50 振り返り Summary, review
19:00 各国代表によるグローバルユース防災サミット共同宣言
Declaration of the Summit by representatives from each country

19:10 閉会 Closing

【主催】 グローバルユース防災サミット実行委員会
【共催】 独立行政法人国際協力機構(JICA)トルコ事務所、土日基金
【後援】 トルコ大使館、ドイツ連邦共和国総領事館、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
*ハンブルク市との交流は大阪市姉妹都市交流推進事業助成金を受けて実施します。

         

 

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イベント

  • 次世代BOSAIフォーラム ~2025年へのキックオフ~

    日時2022.02.27 13:30〜 16:00
    場所大阪南港ATCホール内 会議室/オンライン(zoom)
    共創チャレンジグローバルユース防災サミット

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  • 受付終了

    次世代BOSAIフォーラム ~2025年へのキックオフ~

    日時2022.02.27 13:30〜 16:00
    場所大阪南港ATCホール内 会議室/オンライン(zoom)
    共創チャレンジグローバルユース防災サミット

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