“てくもぐ”健康プロジェクト~万博会場を歩いて大阪の食文化に触れよう~
医療や健康、福祉等の領域を専門に学ぶ学部を有する関西の5大学(関西大学、京都光華女子大学、甲南女子大学、武庫川女子大学、森ノ宮医療大学)が連携し、「健康・ウェルビーイング」をテーマにした社会課題解決を目指す共創活動の一環である。
本チームは「健康と運動増進」をテーマに掲げ、スマホの歩数計アプリを活用して、「運動機会の増加」および「医療費削減」、さらには「大阪の食文化の発信」を達成するプロジェクトに取り組んでいる。「大阪・関西万博会場内で歩くことで健康習慣となる目安を知る」→「万博会場を歩きながら、大阪の食文化を楽しむ」→「人と食の交流を通じて、健康的な習慣を身に付ける」のサイクルを循環させる仕組みの構築を目指す。「“てくてく”歩く、“もぐもぐ”食べる」の意から、共創チャレンジ名称は“てくもぐ”健康プロジェクトと名付けた。
具体的には、スマホにデフォルトで搭載されている歩数アプリによりカウントした歩数を確認し、目標達成ごとにスタンプ&ポイントを付与(LINE公式アカウントのショップカードを活用)。QRコードを読み込ませて特典を進呈するという設計である。一日の目標歩数は、8,000歩(※第3次健康日本21(厚生労働省)が定める指標)とし、万博会場を満喫するという意味を込めて、その2倍となる16,000歩/日を達成した際に追加特典(スタンプ)を付与することとする。
目標達成のインセンティブとして、大阪のソウルフード「たこ焼き」を進呈する計画であり、大阪の食文化を通じて健康につながる行動習慣の習得につなげる。