
日本で唯一の日本原産くわい「吹田くわい」を世界に発信!
共創チャレンジ
2025.03.03



法人
チーム名 | すいたんひろめ隊~吹田くわい・もぐもぐ活動部~ |
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共創メンバー | 吹田市 |
現在の活動地域 国/地域 | 大阪府吹田市 |
活動テーマ | /// |
吹田くわいは、一般的に流通しているクワイより小さく、えぐみが少なく、ほくほくとした栗のような非常に味の良いくわいです。
江戸時代中期から200年ほど京都御所に献上されていたほか、植物学者の牧野富太郎博士は植物分類学の立場から吹田くわいの独自性を見出し、新種のくわい「Sagittaria trifolia L.var.typica.Makino forma Suitensis Makino」と名付け、吹田くわいは学術的にも吹田に由来する独特なものと位置づけられました。
貴重で歴史もある吹田くわいですが、昭和30年ごろには絶滅したと思われていました。その後昭和38年に田んぼの片隅で発見されたことをきっかけに吹田くわいを保存しようという活動が始まり、市民の手でこの貴重な吹田くわいを守り育てようという運動は次第に広がりを見せます。保存運動のおかげで栽培数は増えていますが、それでも栽培量は非常に限られています。
また、吹田くわいは栽培量が少ないことから、限られた期間・地域のみの流通にとどまり、加工品としての流通もほとんどないのが現状です。
この貴重な吹田くわいを守り、育てるためには、より多くの人に吹田くわいの魅力を届けることが重要と考えています。その一つの取組として、収穫時期や地域にとらわれない吹田くわいの加工品を産(合同会社知己)×学(関西大学)×官(吹田市)の連携により開発し、その魅力を発信します。
【学生からのコメント】
我々が専攻している心理学の知識を生かし、伝統野菜である「吹田くわい」を幅広い年代の方に知ってもらえるような商品を開発していきたいと考えています。
私たちの活動にご注目ください!
情報発信・PR: 本取組を取り上げていただけるメディア、吹田くわいや加工品のPRフィールドの提供
大阪府から全国へ
・吹田くわいを栽培したい方(できれば吹田市内)
・食品加工技術をお持ちの方
・学生との共創に興味のある方
・自然環境を守りたい方
本取組は、産官学のパートナーシップにより実施するものです。
また、「吹田くわい」は吹田市独自の農産物であり、一時期は絶滅したと思われていたものを地域の力で現在まで保存してきた貴重なものです。
貴重な農産物を次世代につなげること、産官学のパートナーシップのみならず、地域をもまきこみ実施していくことが万博のテーマと親和性が高いものと考えます。
吹田市 シティプロモーション推進室 banpaku@city.suita.osaka.jp