大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)

共創パートナー

2021.02.04

2050年の「いのち」を輝かせる共創ネットワークの構築

パートナーとしての活動は主に以下の3つで、この活動を通して、共創チャレンジづくりやその活動の応援をします。
第1に「場づくり」です。社会の様々なステークホルダーと持続可能な共生社会を構想し、その構想のもとで、解決すべき諸課題を発見し整理します。
第2に「プロジェクト推進」です。課題ごとにチームを作り、セミナーやワークショップを開催し、学術的成果に加えて、関係機関への提言や報告、実社会におけるアクションなど、課題解決のための多様なアウトプットにつなげます。
第3に、こうした場づくりやプロジェクト推進を通じて「共創ネットワーク」を構築し、理念と活動を世界に広め、継続させます。

未来への宣言

大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(以下「SSI」)は、命を「まもる」、「はぐくむ」、「つなぐ」という視点から、社会の現場の人びとと共に諸課題に取り組み、未来を構想することによって、2050年までに「命を大切にし、一人一人が輝く社会」を実現することを目指します。
2025年の万博を、この目標に至るための重要なイベントとして位置付け、共創パートナーや共創チャレンジとともに、大阪、関西、日本、そして世界へと広がる「共創ネットワーク」を構築し、特に、「誰一人取り残さない」を謳う2030年のSDGs達成と、2030年以後に世界が目指すべき目標を定めることに貢献します。

きっかけ

SSIは、世界の危機を乗り越えるためのグローバルな目標として国連が2015年に掲げたSDGsを2050年に至るための重要な道標として捉え、以下のような活動をおこなってまいりました。
・様々なステークホルダーが社会課題や未来社会について対話する場として、「SSIサロン」を13回開催。
・企業の社会的責任について対話する「SSI車座の会」を5回開催。23団体が参加。
・社会課題の解決に取り組む11のプロジェクトを構築。
・活動の成果を社会に発信するシンポジウムを2回開催。
・文部科学省の事業2件(「地域(実社会)課題に対するコミュニケーションの推進事業」、「人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト」)に採択。

創出・支援したい共創チャレンジ

現在、SSIで推進・協力しているプロジェクトや仲間になっていただいている方々の取り組み、そして大阪大学をはじめとしたアカデミアにおける取り組み、学生の取り組み、さらには産官民の方々の取り組みを、共創チャレンジに登録いただきます。また、その共創チャレンジを支援します。
取り組み内容としては、防災・減災、高齢化社会への対応、食料問題の解決、生物多様性保全、コミュニティづくり、人材育成等、さまざまな社会課題が考えられます。

提供できるリソース

人材大阪大学の教員、研究員
ネットワーク活動を通じて関わる企業やNPOなど多数

今後の展開

今後展開したい地域SSIの活動の場は大阪大学が中心になりますが、「SSI車座の会」等を通じて、企業やNPO、地方自治体等との連携をさらに拡げたいと思います。また、文部科学省事業「人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト」はSSIの理念と活動を全国の人文学・社会科学の研究者に広める事業と位置づけています。さらに、関西SDGsプラットフォーム・大学分科会を発起人の一人として立ち上げました。これらの活動の中で、共創チャレンジの創出や活動支援を行います。
共創を希望する方々大学・研究機関、企業、NPO/NGO、関西SDGsプラットフォーム、他の共創パートナー、共創チャレンジ、ジュニアEXPOほか

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」、およびサブテーマの「いのちを救う」、「いのちに力を与える」、「いのちをつなぐ」は、SSIが掲げる目標「命を大切にし、一人一人が輝く社会」および3つの視点(命を「まもる」、「はぐくむ」、「つなぐ」)に一致しています。SDGsの達成に寄与すること、SDGs後の目標を構想することを重視する点でも一致します。さらに、社会の様々なステークホルダーをつなげ、ネットワークを構築することによって目標や理念を実現しようとする「TEAM EXPO 2025」プログラムの共創チャレンジは、SSIの「共創ネットワーク」の活動に通じるものです。

SDGsとの関わり

「命を大切にし、一人一人が輝く社会」を目指すSSIは、SDGsの「誰一人取り残さない」を重視します。「誰一人取り残さない」ことが「命の輝き」につながる理由は2つあります。ひとつには、身体や心、あるいは生活において困難を抱え「取り残されている人」たちの状態が改善すれば、そうした人々の「命」が輝くからです。また、取り残されている人をそのままにせず、向き合い、共感し、苦難をともに乗り越えようとすることで、「取り残さない人」の「命」が輝くからです。誰かを取り残したままで自分の「いのち」を輝かせることはできないのです。SSIは自身の理念と活動をSDGsおよび万博とこのように関連づけます。

大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)

新型コロナウィルス感染症によって、私たちは「誰もが弱者になりうる時代」にいるという感覚を人類全体で持つことになりました。たとえ今回のコロナ禍が終息しても、気候変動、食料・水・エネルギーの不足、紛争・戦争等、「誰もが弱者になりうる時代」は続くと考えなくてはなりません。
大阪大学は、コロナ禍が生じる前から世界の危機を危惧し、2050年に「命を大切にし、一人一人が輝く社会」を実現することを目標に、命を「まもる」、「はぐくむ」、「つなぐ」という視点から社会課題の解決に取り組み、未来を構想するシンクタンク「社会ソリューションイニシアティブ」(SSI)を2018年1月1日に設立しました.
SSIは、世界の危機を乗り越えるためのグローバルな目標として国連が2015年に掲げたSDGsを2050年に至るための重要な道標として捉え、達成の推進に様々な形で参画してきました。
さらに、2025年に開催される大阪・関西万博が「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにSDGsの推進に取り組むことから、SSIの活動を共創チャレンジとして登録し、他の共創チャレンジと連携しながら「TEAM EXPO 2025」プログラムを推進することにしました。

 

 ■問い合わせ先■

 大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ(SSI)
 SSI企画調整室

 TEL:06-6105-6183
 mail:ssi@ml.office.osaka-u.ac.jp

 

支援している共創チャレンジ

  • みんなで「たすかんねん」! 地域資源の再発見と科学技術の共創で防災・減災!

    地域での自然災害等が年々多くなっており、発生や規模は予測できません。その状況のもと、地域資源やITを活かして避難・生活をささえ被害を最小限に抑える活動です。具体的には、30万の指定避難所や寺社を登録したWEBシステム「未来共生災害救援マップ(災救マップ)」、そして風力・太陽光による電源と電池を備えた独立電源通信設備ネットワーク「たすかんねん」の開発をしており、有事に携帯電話の充電と遠距離通信に活用できるものとなっています。

    続きをみる

  • アプリを通じて、難治てんかんの患者とご家族のQOLを向上!

    難病や障がいを持った方々とそのご家族がそうでない方々とともに輝ける社会を創ることを究極の目標として、てんかん発作を記録し共有するスマホ無料アプリ「nanacara(ナナカラ)」をリリースしました。「nanacara」は、てんかんをお持ちのお子さんとそのご家族が、服薬状況や発作頻度など日々の記 録を共有・管理ができる患者・家族向けのサービスです。 なお、nanacaraで記録した発作状況などをインターネット経由で共有するてんかん治療に携わる医師向けのクラウド型サービス「nanacara for Doctor(ナナカラ フォー ドクター)」も開設しています。 治療・創薬に役立つ情報の収集・提供にとどまらず、そこにの関わる人一人ひとりが参画し、輝きあう場を創り続けていきます。

    続きをみる

  • 「EXPO2025」までに「Z世代1万人」のサステナブルアンバサダーを育成!

    2025年に行われる大阪・関西万博に向けて、Z世代1万人にサステナブル教育を行います。 「温室効果ガスの削減」「資源の循環」「生物多様性」の3つのテーマを中心に、多様性ある持続可能な社会を実現するためのアンバサダーを育成することで、各アンバサダーが所属している、大学、企業、自治体、その他のコミュニティーでサステナブルな価値観を浸透をすることを目的としています。

    続きをみる