地球環境課題を自分ごとへ 〜私たちの地域と地球の未来像を創る〜

共創チャレンジ

2023.06.06

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法人

チーム名SceNEプロジェクト
共創メンバー
山崎敦子
現在の活動地域 国/地域日本 鹿児島
活動テーマ
■共創チャレンジの内容

近年の気候変動により、極端事象の影響が日本及び世界各地で報告されるようになってきました。一方で、経済発展や人口増加、グローバリゼーションによる生活様式の一元化によって、わたしたちは、地域がこれまでの環境・社会変動を乗り越えてきた知を失いつつあるのかもしれません。また地球環境問題と地域固有課題のスケールが異なるため、わたしたち個人で問題意識を持つのが難しい現状があります。また、わたしたち研究者が喜界島に入って気づいたことは、科学知が専門家、地域、世代を超えたコミュニケーションの欠如により地域社会に届かない、適切に活用されていないなど、科学知と地域社会の間には、大きな隔たりが存在することです。これらの課題の解決に向けて長期的に取り組むべく、わたしたちはコミュニケーションの手法としてアートを取り入れます。科学の力や先人の知恵を基に、共感を得やすい地域社会像を得るために、1)アートを媒介として科学分野・ステークホルダー間の知見を融合する手法、2)アートを媒介として共感を得やすい地域社会像を得るために、有識者、企業、アーティスト、地方自治体と実現に向けたプロジェクトの企画立案と実行を行います。それぞれの知識や経験、想い、理想の未来をアートで表現し、共有することにより、地球環境問題に対して地域から解決を目指す共創の手法と人材を創出します。

■必要なリソース

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■展開したい地域

地域課題を共有する奄美群島への展開、そして世界のサンゴ礁地域での実施を予定しています。長期的には、船舶を用いて拠点をつなぐ「洋上大学」を創設し、地球規模課題の解決を目指してプロジェクトを展開します。

■共創を希望する方々

アートや観光、教育に関心があり、社会課題を一緒に解決したい企業、大学、学生団体、地方自治体との共創を希望しています。

■大阪・関西万博テーマとの関わり

地球科学や人文科学の調査研究を通して過去の自然と人の関係性の再検討し、共感性の高い地域社会への還元を目指します。地球環境課題を自分ごとへすることで、わたしたちの地域と地球の未来像「いのち輝く未来社会」 を創っていきます。

この共創チャレンジを支援する共創パートナー

  • 大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)

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