公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2024.02.28
法人
世界に先駆けて、また未来を鑑みて、高齢者がオーラルフレイル(お口の虚弱)に陥らず、いつまでも「楽しい会話」「美味しい食事」が出来るような日本社会の構築にチャレンジします。 【会話の減少】高齢になると誰しも体操や散歩等をして「全身の健康」に気を配ります。しかし現役時代と最も異なるのが、会議やプレゼン等「会話をする機会が極端に減っている」ことです。しかしそのことに意外と気付けていません。「お口の衰え」を「オーラルフレイル」といいますが、口を動かさないでいると衰えていきます。そんなオーラルフレイルはなかなか気付きにくく、気付いた時には滑舌が悪くなっていたり/食べこぼしをしたりして、そのうち人前に出るのが恥ずかしくなり、結果、社会参加をしなくなっていきます。 【ゲームで健口】そこでお口が衰えないように、日々お口のトレーニングすべきですが、強制されない限りなかなかしません。そこで、“遊び”ながら実は無意識のうちに「お口をトレーニング」しているスマホのゲームアプリ、いわゆる「シリアスゲーム」と呼ばれるジャンルの「健口トレーニングアプリ」を着想しました。全国民が無料で遊べる健口トレーニングアプリの第一弾「PaTaKaRUSH(パタカラッシュ)」は現在(2024年2月)開発中ですが、「パタカラ体操」と「滑舌検査」といった口や舌のトレーニングと検査が一体化したゲームアプリです。「健口から健康を!」をスローガンに、「健口トレー二ング」を日本中で普及させるチャレンジをします。 *)シリアスゲーム:エンターテインメント性のみを目的とせず、教育や医療など社会課題の解決を主目的とするジャンルのゲーム。
以下の3つを未来に宣言します。 【1:高いQOL】高齢化率1位の日本が世界に先駆けて、また未来を鑑みて、日々、健口トレーニングを続けることで高齢者がオーラルフレイル(お口の虚弱)に陥らず、いつまでも「楽しい会話」「美味しい食事」が出来るような日本社会を目指します。 【2.全国民・生涯の健口管理】最近は高齢者だけでなく、子どもの「お口の発達不全症」も注目されています。そのため全ての年齢層の健口管理が理想ですが、歯科医師が関われるのは長くて60年。人生100年時代では限界があります。そこで「マイナポータル」の仕組みを活用してトレーニング履歴を検査値として記録/管理して、一生涯にわたる「健口管理」システムの構築を目指します。 【3:医療費削減】エビデンスの構築はこれからですが、ヘルスケア製品である「健口トレーニングアプリ」によって、増え続ける45兆円もの(令和3年度)「国民医療費」の削減を目指します。
【発想】高齢化率1位の日本で歯科から国民の健康に貢献することは何か。国民皆歯科健診の検討によって現在「歯周病」が注目されていますが我チームは歯周病に続く次の歯科の病気として、口の機能低下である「オーラルフレイル」に注目しました。 【問題点】公的な 医療保険(いわゆる健康保険)では、「口腔機能低下症」という病名が現在50歳以上に適用されます。しかし、50歳代はなかなか忙しく歯科医院を受診することができないのも事実です。また仮に歯科医院を受診してオーラルフレイルにかかっていることがわかったとしても、その治療は「口や舌のトレーニング」。歯科医側にすると、自宅で本当に行われているのかわからず、また本人もトレーニングを忘れがちです。 【解決策】そこで歯科医院に行かずとも、自宅や施設で口や舌のトレーニングが出来て、同時にそのトレーニング結果を検査値して記録し、場合によっては歯科医院側・健保組合などがトレーニング履歴をクラウド上に保存・管理できる「スマホアプリ」を発想しました.また単なるアプリとはせずゲーム要素を加えることで、楽しく日々遊びながらも実は健口トレーニングをしていることになるシリアスゲーム化した国民の誰もが「無料」でダウンロードできる健口トレーニングアプリの開発をはじめました。 【内容】健口トレーニングアプリ第1弾の「PaTaKaRUSH(パタカラッシュ)」は「パタカラ体操」と「滑舌検査」を一体化し、スマホのディスプレイ側のカメラ(インカメラ)で自分の顔をゆるキャラなどに顔ハメをして、連続的な「パ/タ/カ/ラ」の発声をマイクで拾うことで画面内で飛んでくる対象物を壊すいわゆる「破壊ゲー」のスマホアプリです。 【評判】一般の方に受け入れてもらえるか不安でしたが、2023年秋、大阪府下の2つの自治体イベントで開発中のアプリを約500人に体験してもらい、想像を超えて老若男女問わず大好評でした。 【万博】最近歯科では高齢者の「口腔機能低下症」に加え、お口ポカンで有名な子ども(18歳未満)を対象とした「口腔機能発達不全症」も注目されています。そのため、子どもから高齢者までの全国民の全年齢層における「健口管理」が重要ですが認知度が低いのも事実です。そこで万博では、参加いただく全ての人に楽しくゲームで遊んでいただきながら、少しでも「健口」を意識してもらう予定です。
お口のトレーニングを行うことで「お口が健康(健口)」になり、「全身の健康」へと導く。まさに未来社会における「健康寿命の延伸」として、健口から健康となる社会を目指す。「いのち輝く未来社会の健口デザイン」が本チャレンジのテーマとなり、万博のテーマと一致する。
「健口から健康を!」をスローガンにした本取り組みは、「すべての人の健康と福祉に関わる」と思うため「3」に関連する。
摂津市 / 吹田市 / 箕面市 / 三井住友海上火災保険株式会社 / 国立大学法人 大阪大学 産業科学研究所 / 国立大学法人 大阪大学 / 日本歯科医学会 / 大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI) /
お問合わせ先:
株式会社アイキャット(担当:吉野)
E-mail:expo2025@icatcorp.jp
電話:06-6886-7299(代表) FAX:06-6886-7298
会社HP:https://www.icatcorp.jp/
1年と1日前、2つのイベントに参加
昨日は万博開催、1年と1日前 午後から2つのイベントに参加しました(Facebookはコチラ)。 午後イチは南港ATCで開催されていた「TEAM EXPO 2025」の交流セッションでピッチを拝聴し、共創チャレンジのチーム名「TANOTECH」さんの実ゲームを体感。運動になりかつメチャメチャ楽しかったです。PaTaKaRUSHも開発を頑張らねばいけません。 夕方は淀屋橋に移動して阪大本部の先生のお誘いを受けた電気事業連合会主催の「第4回万博を盛り上げる会」に初参加。盛り上がりを感じました!
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第4回健都共創フォーラムで「健口トレーニング」について発表
投稿2回目も十河から。昨日は「第4回健都共創フォーラム」に登壇(詳細なFacebookにリンク)。 健都共創フォーラムは、産学官民の取り組みで、”健康・医療クラスターの形成”と地域の”健康・医療のまちづくりの実現”を両輪としたものです。発表と万博に向けてのディスカションも行われました。 人が持つ五感。中でも目/耳/口の感覚はフレイルに大きく関わる中で、口は「美味しく食べる」という入力刺激と、「楽しく喋る」という出力刺激の両面があり、口を鍛えることの重要性をお話しました。
2/19(月)NHKでPaTaKaRUSHをご紹介
初投稿(2/22共創チャレンジ登録申請が承認)はiCATの十河(そごう)からいたします。 2/19(月)17時~の「ニュースLIVEゆう5時」(NHK)で健口トレーニングアプリ(自称:くちトレ)PaTaKaRUSHをご紹介頂きました。1週間視聴できる見逃し配信「NHK+」は2/27(火)18時までです。是非ご覧ください(35分11秒あたりから「チューモク!」で「オーラルフレイル」の特集が始まります):https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024022015887 ) (抜粋 3:08~:https://youtu.be/lhpXpJ6rcak )
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