認知症になっても輝けるまちへ〜100万羽の折り鶴と伴に〜

共創チャレンジ

2024.03.18

法人

チーム名ゆめ伴(とも)プロジェクトin門真実行委員会
共創メンバー■ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会(門真市介護保険サービス事業者連絡会/門真市社会福祉協議会/くすのき広域連合門真支所/門真地域包括支援センター/認知症の方や高齢者の皆さん/クリエイティブチームプラスあるふぁ)
■TEAM EXPO 2025 折り鶴JAPAN実行委員会(ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会/KIOUETAI /アジア太平洋トレードセンター(株)/(株)恒和プロダクト/(株)関西マツダ/社会福祉法人桃花塾/光亜興産(株)))
■TEAM EXPO 2025 折り鶴JAPANチーム(チーム向日葵(東大阪市)/チーム住吉/チームシエスタ東住吉/ともに・DAITOプロジェクト(大東市)/チーム岩沼市(宮城県)/JOCA東北(宮城県)/久米田高校(岸和田市)/森ノ宮医療学園ウェルランゲージスクール(住之江区)/追手門学院小学校(中央区)/大阪樟蔭女子大学SDGirls(東大阪市) /NPO法人ウィンウィン(羽曳野市)/JBS日本福祉放送(都島区)/(株)スギ薬局出戸店(平野区)/チーム織り鶴フレンズ/チームパラ×コレ(岡山県)/にこにこカフェ(阪南市)/ぬくぬくカフェ(阪南市)/マスターズCafe(阪南市) /阪南市内介護予防拠点・事業所等チーム(阪南市)/(株)中村工務店(門真市)/H.B.Pホテル(住之江区)/チーム二島郵便局(門真市)/第一生命保険(株)大阪東支社門真中央営業オフィス/山形開発工業(株)(岸和田市)/(株)エイチ・ツー・オー商業開発/チームひらのん(平野区)/泉南学寮グリーンサポーター(阪南市))/チームねむの木(東大阪)/チーム城東(城東区)/チーム都島(都島区)/チームさかいSDGs推進プラットフォーム(堺市)/チーム天の川(枚方市)/チーム琴平町(香川県琴平町)/チーム浪江町(福島県浪江町)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 文化・芸術(アート) / コミュニティ・まちづくり、住まい / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

私達は、認知症になっても輝ける日本社会を実現するために、全国の認知症の方々が大阪・関西万博の担い手として活躍する「いのち輝く折り鶴100万羽プロジェクト」にチャレンジします。

具体的にはまず、全国の認知症の人や要介護高齢者に呼びかけ、自宅や施設で折り鶴を作る「おうち万博ボランティア」の役割を担ってもらい、地域の人と共に楽しみながら大阪・関西万博開催までの3年間で100万羽をめざして折り鶴を作ります。
このプロセスで認知症の人と社会との「新たなつながり」と「社会貢献の仕組み」を創出することができます。

次に、各地域の企業や介護・福祉施設などに折り鶴の拠点となる「折り鶴ステーション」の役割を担ってもらい、作った折り鶴の回収や保管を行います。そのことで地域社会の一体感を醸成することができます。

最終的に、集まった100万羽の折り鶴は大阪・関西万博会場内で未来への羽ばたきを表現したアート作品として展示することを目標に取り組んでいきます。その作品は、一人ひとりのいのちが輝いた証であり、人と人とのつながりを見える化したものとして、世界に新たな「認知症になってもいのち輝く未来社会」のモデルとして発信することを可能にします。

私たちはこのプロジェクトで、認知症になっても絶望ではなく希望を、孤立ではなくつながりを、あきらめではなく夢をもつことができる「認知症になってもいのち輝く社会」を、皆さんと共に実現していきたいと思います。

未来への宣言

私たちは、認知症になっても夢をいだき、その夢をかなえる道のりをまち全体で伴走できる地域社会を、認知症の人と伴に創り出していきます!
広げよう!認知症になっても輝けるまちを、大阪・関西万博から世界へ!

きっかけ

私たちは認知症になっても輝けるまちをめざして、認知症の人が街の中で主役となって活躍できるカフェや畑、サロンやスポーツイベントなど多様な場を創出する活動に取り組んできました。
そこでは認知症の方々が支えられる側から地域をつなぐまちづくりの主人公となることを可能にし、活動を通じて地域社会とつながりいきいきと輝ける活動であることから、その先進性が高く評価され多くの賞を受賞しています。

◆日本政府主催 第5回ジャパンSDGsアワード「特別賞」受賞(2021年)
◆厚生労働省主催 「第8回健康寿命をのばそう!アワード」厚生労働大臣 最優秀賞受賞(2019年)
◆NHK厚生文化事業団「認知症とともに生きるまち大賞」受賞(2019年)
◆産経新聞厚生文化事業団「産経市民の社会福祉賞」受賞(2020年)

しかし2020年春、新型コロナウイルスの影響で多くの活動は休止。
こんな時だからこそつながりを途切れさせてはならないと、他の団体と共に認知症の人や高齢者、市民の皆さんに「人と人が会えないなら、折り鶴でつながろう!」と呼びかけ、15万羽の折り鶴が集まったのです。
私たちはこのプロジェクトで、認知症の方や介護が必要な高齢者が地域の人と同じ目標に向かって折り鶴を作り、地域の一員としてその役割を担うことにより、たくさんのいのちが輝き、優しい笑顔が生まれることを実感しました。
そのいのちの輝きの証でもある15万羽の折り鶴は、人々の心をひとつにし、コロナ禍で落ち込んだ人々の心を明るく照らすことができたのです。

これらの経緯から、大阪・関西万博を通じて全国の認知症の人が折り鶴づくりで活動に参加し、役割を担うことのできる仕組みや、地域のつながりを構築することでたくさんの輝く笑顔を広げていきたいと思っています。

◆2021年冬、ドバイ万博では日本館への来場者に「おもてなし折り鶴」をプレゼントし、大阪・関西万博のPR。
◆2022年夏、万博開幕1000日前企画「いのち輝くツルナリエ〜2022夏」を開催。
◆2022年冬、「いのち輝くツルナリエ〜2022冬〜」を開催。
◆2023年春、万博開幕2年前企画「いのち輝くツルナリエ〜2023春」を開催。
◆2023年秋、「いのち輝く折り鶴JAPANパビリオン」をイズミヤショッピングセンター門真2階に開設

取組の展開

今後展開したい地域・方法日本及び世界
共創を希望する方々①チャレンジに共感し、今後の展開を共に考え取り組んでくれる団体
②このチャレンジを広くPRし、全国の認知症の人や要介護高齢者、家族や介護スタッフにICTなどを活用して情報発信してくれる団体
③100万羽の折り鶴をアート作品としてデザインし製作してくれる大学生や団体
④100万羽の折り鶴を展示するパビリオンなどのスペースを提供してくれる団体
⑤このチャレンジへの資金面での支援協力をしてくれる団体

大阪・関西万博のテーマとの関わり

認知症になると夢や希望を失いやすく、自らの力で輝くことがとても難しい状況にあります。その認知症の方々から折り鶴プロジェクトを通じて「いのちの輝き」を表現していくことにより、あらゆる状況の人々に希望を与え「すべての人のいのち輝く未来社会」の実現につながると思います。

SDGsとの関わり

「目標3:全ての人に健康と福祉を」
「目標11:住み続けられるまちづくりを」
「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」

認知症高齢者の増加は世界的な喫緊の課題である中、いち早く超高齢社会に直面しているこの日本こそがその課題解決のリーダーシップを発揮する必要があると考えます。そのため大阪・関西万博を通じて、認知症の人が地域とつながり、地域の一員として役割を担うことで、心身共に健康で豊かな人生を過ごすことのできる地域社会の新たなモデルを世界に示し、SDGsに貢献することが可能です。

■問合せ先 

森安美 (ゆめ伴プロジェクト 総合プロデューサー) 

メール:mori@kotohajime.org     電話:09091699491

 

■ゆめ伴プロジェクト活動の様子

「ゆめ伴カフェ」:認知症の方がスタッフとなる笑顔のカフェ

 

【ゆめ伴ファーム】認知症の人や地域の高齢者、保育園児などと一緒に綿花や野菜を栽培

 

【RUN伴+門真】認知症の人や市民が助け合いながらゴールをめざして町を歩くスポーツイベント

 

【折り鶴プロジェクト】認知症の人や高齢者が施設や自宅で折り鶴を折り、それらをつなげて飾ることで人々の心を明るく照らすプロジェクト

 

◆2021年冬「ドバイ万博」おもてなし折り鶴企画の様子

 

◆いのち輝くツルナリエ〜2022夏〜の様子

(↑産経新聞社提供)

 

◆いのち輝くツルナリエ〜2022冬〜の様子(オンラインで高齢者施設などをつなぎました)

◆いのち輝くツルナリエ〜2023春〜(門真市役所にて二年前イベントを行いました)

 

◆いのち輝くツルナリエ〜2023春〜(イズミヤショッピングセンター門真にて「2万羽の折り鶴の花道」を展示しました)

◆「いのち輝く折り鶴JAPANパビリオン」をイズミヤショッピングセンター門真2階にオープン!

イベント

  • 読売新聞大阪本社ロビーに期間限定「いのち輝く折り鶴JAPANパビリオン」を開設!

    日時2024.04.08 10:00〜2024.05.08 17:00
    場所読売新聞大阪本社 1階Yスクエア
    共創チャレンジ認知症になっても輝けるまちへ〜100万羽の折り鶴と伴に〜

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  • いのち輝くツルナリエ~2022夏~ 大阪・関西万博1000日前特別企画

    日時2022.07.16 10:00〜2022.07.24 16:00
    場所ペアビル古川橋(京阪古川橋駅 北側すぐ)
    共創チャレンジ認知症になっても輝けるまちへ〜100万羽の折り鶴と伴に〜

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このチャレンジの投稿

  • 読売新聞大阪本社ロビーに期間限定サテライト「いのち輝く折り鶴JAPANパビリオンin Yスクエア」がオープン!セレモニーを開催!

    4月8日、読売新聞大阪本社ロビーに期間限定サテライト「いのち輝く折り鶴JAPANパビリオンinYスクエア」がオープンいたしました! 門真のパビリオンから1万7千羽の鶴さん達が、読売新聞大阪本社ロビーに出張しております! ガラス張りのロビーという最高のロケーションに飾られた鶴さん達は、何やら誇らしい様子で羽をピンっと広げているように見えました。 オープニングセレモニーには、デイサービスのご利用者も参加され、門真市の宮本市長や関係者の皆さんによる折り鶴テープカットを行い、とても楽しく幸せな時間となりました!   多様な立場の来館者が、折り鶴を通じて認知症の人や高齢者一人ひとりの「いのちの輝き」を体感してもらい、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」への理解と共感を深める契機となればと思っています。 ぜひ、お立ち寄りくださいませ。   【いのち輝く折り鶴JAPANパビリオンin Yスクエア】 ◆日時:2024年4月8日(月)〜5月8日(水)  期間中の土日祝除く平日の10時〜17時   ◆場所:読売新聞大阪本社 1階Yスクエア(大阪市北区野崎町5-9)   ◆内容: ①いのち輝くツルナリエ(認知症の方や高齢者等などが折った約1万7千羽の折り鶴の展示) ②折り鶴交流スペース(折り鶴ポストを設置し、誰もが折り鶴づくりで参加、交流が可能) 4/11(木)、4/18(木)、4/25(木)の14時〜15時に、どなたでも参加できる折り鶴交流会を行います。ゆめ伴プロジェクト、折り鶴JAPANのメンバーがお待ちしていますので、どうぞお越しください! ③笑顔の写真展(高齢者の笑顔の写真や、日本、世界からの手紙やメッセージ等を展示)   ◆主 催 ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会  TEAM EXPO 2025折り鶴JAPAN実行委員会 (株)エイチ・ツー・オー商業開発   読売新聞大阪本社   折り鶴をたくさん折って、つなげてくださっている高齢者の方々もご参加くださいました。   ドリームカム鶴〜!と唱和してテープカットを行いました!       「大阪・関西万博まであと1年!みんなの夢を折り鶴に乗せて、ドリームカム鶴〜!」と唱和しています!   ガラス張りのロビーに飾らせてもらい、とても綺麗です!    

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  • 「いのち輝く折り鶴列車」大阪モノレールに4/1〜4/13に登場!

    認知症の方や高齢者の方々、モノレールご利用客などの折り鶴を列車内に飾った「いのち輝く折り鶴列車」がこの春、万博1年前企画として登場します! 高齢者の皆さまの「いのちの輝き」を折り鶴から感じていただけると嬉しいです。  運行日程:2024年4月1日〜4月13日 運行車両:門真市市制60周年記念ラッピング列車限定   なお、大阪モノレールの「門真市駅」「万博記念公園駅」「南茨木駅」「大阪空港駅」では、折り鶴ツリーと折り鶴ポスト、折り紙を設置し、駅利用客も本プロジェクトに参加できるようにしています。通勤などで駅をご利用の方はぜひお立ち寄りくださいね。 (写真は万博記念公園駅です)  大阪モノレールの駅に折り鶴のお嫁入りした様子を1分程度の動画にしました。ほのぼのしますのでぜひご覧ください! https://youtu.be/0nLWxlXAL7I   ー企画内容ー 【目 的】本企画は、折り鶴を通して多様な人々が、万博のテーマ「いのち輝く未来社会」を体感し、万博への共感と理解を深めることを目的に実施する。 【概 要】具体的には、認知症の人や高齢者、またモノレール利用客などが折った折り鶴をモノレール車内に飾り、「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジ「認知症になっても輝けるまちへ〜いのち輝く折り鶴100万羽プロジェクト」の取り組みを広く発信する。また、駅に折り鶴ポストを設置することで、誰もが気軽に折り鶴づくりで本プロジェクトへの参加を可能にし、立場を超えて共に未来社会をつくる担い手としての一体感を醸成することが期待される。 【主 催】:ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会  TEAM EXPO 2025折り鶴JAPAN 【協 力】:大阪モノレール株式会社、門真市、市制60周年記念モノレールラッピング実行委員会  

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  • MBS毎日放送「万博のおへそ」で紹介されました!Tverで配信中!

    毎日放送の日曜日の22時前に放送される45秒の新番組「万博のおへそ」の第3回目で、ゆめ伴プロジェクトの総合プロデューサー森安美が紹介されました。 「万博のおへそ」は、万博の核となる身体で言うと「おへそ」にあたる「万博を支える人」「万博を盛り上げる人」「万博を作る人」など、そんな「人」を紹介する番組です。 ◆Tverで無料配信されていますので、ぜひご覧ください。 https://tver.jp/episodes/epgcr6uaqz ◆番組「万博のおへそ」の詳細はこちらです https://www.mbs.jp/p/oheso/ 貴重な機会をいただきまして、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。 これからも引き続き、いのち輝く未来社会をめざした取り組みに尽力して参ります。   【問合せ先】ゆめ伴プロジェクト 森安美 mori@kotohajime.org ◆ゆめ伴プロジェクト 共創チャレンジ「認知症になっても輝けるまちへ〜100万羽の折り鶴と伴に〜」はこちらからご覧ください https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/121

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