認知症になっても輝けるまちへ〜100万羽の折り鶴と伴に〜

共創チャレンジ

2023.03.16

法人

チーム名ゆめ伴(とも)プロジェクトin門真実行委員会
共創メンバー■ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会(門真市介護保険サービス事業者連絡会/門真市社会福祉協議会/くすのき広域連合門真支所/認知症の方や高齢者の皆さん/クリエイティブチームプラスあるふぁ)
■TEAM EXPO 2025 折り鶴JAPAN実行委員会(ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会/KIOUETAI /アジア太平洋トレードセンター(株)/(株)恒和プロダクト/(株)関西マツダ/社会福祉法人桃花塾/門真市幸福町・垣内町・中町エリアマネジメント協議会事務局(光亜興産(株)))
■TEAM EXPO 2025 折り鶴JAPANチーム(チーム向日葵(東大阪市)/チーム住吉/チームシエスタ東住吉/ともに・DAITOプロジェクト(大東市)/チーム岩沼市(宮城県)/JOCA東北(宮城県)/久米田高校(岸和田市)/森ノ宮医療学園ウェルランゲージスクール(住之江区)/追手門学院小学校(中央区)/大阪樟蔭女子大学SDGirls(東大阪市) /NPO法人ウィンウィン(羽曳野市)/JBS日本福祉放送(都島区)/(株)スギ薬局出戸店(平野区)/チーム織り鶴フレンズ/チームパラ×コレ(岡山県)/にこにこカフェ(阪南市)/ぬくぬくカフェ(阪南市)/マスターズCafe(阪南市) /(株)中村工務店(門真市)/H.B.Pホテル(住之江区)/チーム二島郵便局(門真市)/第一生命保険(株)大阪東支社門真中央営業オフィス/山形開発工業(株)(岸和田市))
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / 文化・芸術(アート) / コミュニティ・まちづくり、住まい / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

私達は、認知症になっても輝ける日本社会を実現するために、全国の認知症の方々が大阪・関西万博の担い手として活躍する「いのち輝く折り鶴100万羽プロジェクト」にチャレンジします。

具体的にはまず、全国の認知症の人や要介護高齢者に呼びかけ、自宅や施設で折り鶴を作る「おうち万博ボランティア」の役割を担ってもらい、地域の人と共に楽しみながら大阪・関西万博開催までの3年間で100万羽をめざして折り鶴を作ります。
このプロセスで認知症の人と社会との「新たなつながり」と「社会貢献の仕組み」を創出することができます。

次に、各地域の企業や介護・福祉施設などに折り鶴の拠点となる「折り鶴ステーション」の役割を担ってもらい、作った折り鶴の回収や保管を行います。そのことで地域社会の一体感を醸成することができます。

最終的に、集まった100万羽の折り鶴は大阪・関西万博会場内で未来への羽ばたきを表現したアート作品として展示することを目標に取り組んでいきます。その作品は、一人ひとりのいのちが輝いた証であり、人と人とのつながりを見える化したものとして、世界に新たな「認知症になってもいのち輝く未来社会」のモデルとして発信することを可能にします。

私たちはこのプロジェクトで、認知症になっても絶望ではなく希望を、孤立ではなくつながりを、あきらめではなく夢をもつことができる「認知症になってもいのち輝く社会」を、皆さんと共に実現していきたいと思います。

未来への宣言

私たちは、認知症になっても夢をいだき、その夢をかなえる道のりをまち全体で伴走できる地域社会を、認知症の人と伴に創り出していきます!
広げよう!認知症になっても輝けるまちを、大阪・関西万博から世界へ!

きっかけ

私たちは認知症になっても輝けるまちをめざして、認知症の人が街の中で主役となって活躍できるカフェや畑、サロンやスポーツイベントなど多様な場を創出する活動に取り組んできました。

そこでは認知症の方々が支えられる側から地域をつなぐまちづくりの主人公となることを可能にし、活動を通じて地域社会とつながりいきいきと輝ける活動であることから、その先進性が高く評価され多くの賞を受賞しています。

◆日本政府主催 第5回ジャパンSDGsアワード「特別賞」受賞(2021年)
◆厚生労働省主催 「第8回健康寿命をのばそう!アワード」厚生労働大臣 最優秀賞受賞(2019年)
◆NHK厚生文化事業団「認知症とともに生きるまち大賞」受賞(2019年)
◆産経新聞厚生文化事業団「産経市民の社会福祉賞」受賞(2020年)

しかし2020年春、新型コロナウイルスの影響で多くの活動は休止。
こんな時だからこそつながりを途切れさせてはならないと、他の団体と共に認知症の人や高齢者、市民の皆さんに「人と人が会えないなら、折り鶴でつながろう!」と呼びかけたところ、15万羽の折り鶴が集まり、それらをアート作品として市民文化会館に展示しました。
私たちはこのプロジェクトで、認知症の方や介護が必要な高齢者が地域の人と同じ目標に向かって折り鶴を作り、地域の一員としてその役割を担うことにより、たくさんのいのちが輝き、優しい笑顔が生まれることを実感しました。
そのいのちの輝きの証でもある15万羽の折り鶴は、人々の心をひとつにし、コロナ禍で落ち込んだ人々の心を明るく照らすことができたのです。

これらの経緯から、大阪・関西万博を通じて全国の認知症の人が「おうち万博ボランティア」として社会貢献できる仕組みや、地域のつながりを構築することでたくさんの輝く笑顔を広げていきたいと思っています。

◆2021年冬、ドバイ万博では日本館への来場者に「おもてなし折り鶴」をプレゼントし、大阪・関西万博のPRにつなげました。
◆2022年夏、万博開幕1000日前企画「いのち輝くツルナリエ〜2022夏」を開催。
◆2022年冬、「いのち輝くツルナリエ〜2022冬〜」を開催。

取組の展開

今後展開したい地域・方法日本及び世界
共創を希望する方々①チャレンジに共感し、今後の展開を共に考え取り組んでくれる団体
②このチャレンジを広くPRし、全国の認知症の人や要介護高齢者、家族や介護スタッフにICTなどを活用して情報発信してくれる団体
③100万羽の折り鶴をアート作品としてデザインし製作してくれる大学生や団体
④100万羽の折り鶴を展示するパビリオンなどのスペースを提供してくれる団体
⑤このチャレンジへの資金面での支援協力をしてくれる団体

大阪・関西万博のテーマとの関わり

認知症になると夢や希望を失いやすく、自らの力で輝くことがとても難しい状況にあります。その認知症の方々から折り鶴プロジェクトを通じて「いのちの輝き」を表現していくことにより、あらゆる状況の人々に希望を与え「すべての人のいのち輝く未来社会」の実現につながると思います。

SDGsとの関わり

「目標3:全ての人に健康と福祉を」
「目標11:住み続けられるまちづくりを」
「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」

認知症高齢者の増加は世界的な喫緊の課題である中、いち早く超高齢社会に直面しているこの日本こそがその課題解決のリーダーシップを発揮する必要があると考えます。そのため大阪・関西万博を通じて、認知症の人が地域とつながり、地域の一員として役割を担うことで、心身共に健康で豊かな人生を過ごすことのできる地域社会の新たなモデルを世界に示し、SDGsに貢献することが可能です。

■問合せ先 

森安美 (ゆめ伴プロジェクト 総合プロデューサー) 

メール:mori@kotohajime.org     電話:09091699491

 

■ゆめ伴プロジェクト活動の様子

「ゆめ伴カフェ」:認知症の方がスタッフとなる笑顔のカフェ

 

【ゆめ伴ファーム】認知症の人や地域の高齢者、保育園児などと一緒に綿花や野菜を栽培

 

【RUN伴+門真】認知症の人や市民が助け合いながらゴールをめざして町を歩くスポーツイベント

 

【折り鶴プロジェクト】認知症の人や高齢者が施設や自宅で折り鶴を折り、それらをつなげて飾ることで人々の心を明るく照らすプロジェクト

 

◆2021年冬「ドバイ万博」おもてなし折り鶴企画の様子

 

◆いのち輝くツルナリエ〜2022夏〜の様子

(↑産経新聞社提供)

 

◆いのち輝くツルナリエ〜2022冬〜の様子(オンラインで高齢者施設などをつなぎました)

 

イベント

  • いのち輝くツルナリエ 2023春〜世界中の皆様と、折り鶴でつなごう!笑顔の輪!〜

    日時2023.04.01 00:00〜2023.05.31 23:59
    場所
    共創チャレンジ認知症になっても輝けるまちへ〜100万羽の折り鶴と伴に〜

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  • いのち輝くツルナリエ~2022夏~ 大阪・関西万博1000日前特別企画

    日時2022.07.16 10:00〜2022.07.24 16:00
    場所ペアビル古川橋(京阪古川橋駅 北側すぐ)
    共創チャレンジ認知症になっても輝けるまちへ〜100万羽の折り鶴と伴に〜

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このチャレンジの投稿

  • 「いのち輝くツルナリエ 2023春〜2万羽の折り鶴の花道〜」開催中!ぜひお越しください!

    「いのち輝くツルナリエ2023春〜2万羽の折り鶴の花道〜」開催中! 認知症の方や要介護高齢者、地域の方等が折った約2万羽の折り鶴を全てつなげ、イズミヤショッピングセンター門真2階に40メートルに連なる折り鶴の花道を展示し、市民の心を明るく照らしています。 この折り鶴の花道は、万博へ続く夢の道、未来へ希望を照らす道、笑顔でつながる道です。 ぜひ、皆さんもこの花道を歩きに来てくださいねー! 朝日新聞にも掲載いただきました。 https://digital.asahi.com/articles/ASR5R73NBR5JOXIE021.html   5/20(土) に行った完成セレモニーには、門真市の宮本市長はじめ、阪南市政策共創室様、日本国際博覧会協会様をご来賓に迎え、折り鶴に関わった高齢者の皆さんなどが参加され、完成を喜びあいました。 一人ひとりの小さな力がつながると、こんな壮大なことも成し遂げられることに感動しています。   いのち輝くツルナリエ2023春 〜2万羽の折り鶴の花道〜の展示 【概要】 私たちは、認知症の人が主役となって活躍する機会を、万博を通じて創出し、そのいのちの輝きを世界に発信するため、100万羽の折り鶴を万博会場や府内各地に飾って世界からの来場者を迎えることを目指した「認知症になっても輝けるまちへ~いのち輝く折り鶴100万羽プロジェクト~」に取り組んでいます。 その一環として実施している「いのち輝くツルナリエ2023春」では、イズミヤショッピングセンター門真の協力を得て、同館内に常設の折り鶴を折るスペースや折り鶴の展示場所を設け、孤立しがちな認知症の人や高齢者などが身近な商業施設で折り鶴を折ることでつながりや希望を実感し、万博のテーマである「いのち輝く未来社会」につながる実践を行っています。 各地から届けられた折り鶴を全て糸でつなげて飾った40mの折り鶴の花道を展示しています。   【日時】2023年5月20日(土)~6月20日(火) 午前10時~午後5時 【場所】イズミヤショッピングセンター門真(京阪門真市駅すぐ 門真市新橋町3-1-101) 【主催】ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会 TEAM EXPO 2025折り鶴JAPAN実行委員会 【協力】イズミヤショッピングセンター門真   【後援】(公社)2025年日本国際博覧会協会

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  • 【2年前イベント】いのち輝くツルナリエ in 門真市役所「Dream come 鶴〜!」

    4/13の万博2年前イベントとして、門真市役所の芝生広場でいのち輝くツルナリエを開催しました! 門真市の宮本市長にもご参加いただき、デイサービスの高齢者の方も一緒に折り鶴と伴に笑顔の記念動画を撮影!   「大阪・関西万博まで、あと2年! みんなの夢を折り鶴に乗せて、 せーの! Dream come 鶴〜!」   と、みんなで楽しく叫んだ動画ができました! とっても幸せな時間でした。万博をすでに、思う存分楽しんでおります!   また、認知症の方や高齢者の方が中心に折られた「いのち輝く折り鶴」を芝生広場に飾りました。 青空の下で鶴さん達も気持ち良さそうですー! まるで地上の楽園ー! 祝2年前EXPO2025のパネルの文字も高齢者の方々が折り鶴を貼り付けてくれました。 来庁される市民の方々が「うわーキレイ!」と皆さんパッと表情が明るくなられ、心が華やいでおられる様子に嬉しくなりました!   宮本市長が大きな赤い折り鶴を折ってくださいました。 門真市民のたくさんの夢を乗せて、万博へと飛んでいけそうです! これからも、認知症になっても輝ける未来社会を、大阪・関西万博に向けて一歩ずつ歩んで参ります。   動画はゆめ伴Twitterからご覧いただけます。 *Dream come 鶴〜動画 https://twitter.com/yumetomo_kadoma/status/1646374642926624769?s=20   *折り鶴の飾りの様子 https://twitter.com/yumetomo_kadoma/status/1646427166903767043?s=20   【問合せ】 ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会 総合プロデューサー 森安美まで mori@kotohajime.org        

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  • 【連携イベント】いのち輝くツルナリエ2023春〜世界中の皆様と、折り鶴でつなごう!笑顔の輪!〜

    令和5年4月13日(木曜日)〜5月12日(金曜日)、阪南市役所1階ロビーでは、「いのち輝くツルナリエ2023春〜世界中の皆様と、折り鶴でつなごう!笑顔の輪!〜」を開催しております。

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