おかやまSDGsフェア実行委員会

共創パートナー

2023.11.07

おかやまSDGsフェア

岡山地域におけるSDGsの多種多様な取組みを一堂に集めて可視化し、学びと交流の機会を創出するとともに国内外に向けて情報発信していくため、「おかやまSDGs フェア」を継続的に開催していきます。JR岡山駅から徒歩3分というアクセスの良さを有する岡山コンベンションセンターの全館を会場として、SDGsを学び実践する全ての方々に「学び」、「交流」、「情報発信」の機会を提供します。「おかやまSDGsフェア」をSDGs達成に寄与する取り組みの「出展」や「発表」の場として活用いただくと同時に、公式ホームページ等を通じて情報発信を支援させていただきます。

未来への宣言

「おかやまSDGsフェア」における「学び」、「交流」、「情報発信」を通じて、パートナーシップを拡大しSDGsに資する新たな行動を呼び起こすことにより、「多様性に満ちたウェルビーイングなSDGsモデルエリア」の実現を目指すとともに「いのち輝く未来社会のデザイン」に寄与していきます。

きっかけ

岡山は、2014年に「ESDに関するユネスコ世界会議」が開催されるなど、ESD活動において世界的にも注目される地域です。そしてSDGsに関しても、岡山の企業・生活者のSDGsの認知度や理解度は全国的にも高く、また、2020年から地域独自の「おかやまSDGsアワード」を産・官・学・金・言をはじめとした各分野が連携して運営するなど地域全体でSDGs活動を推進しており、岡山は「SDGs先進エリア」と言っても過言ではありません。
こうした活動をさらに発展させていくためには、個々の活動を一堂に集めて可視化し「内なる交流」と「外への発信」を行える機会を提供していくことが必要であると考え、「おかやまSDGsフェア」を毎年継続的に開催していくために、その主催団体となる実行委員会を2022年7月12日に立ち上げ、2023年8月2日、3日に第1回目のフェアを開催しました。このフェアには145のブース出展(企業81、団体49、学校15)、4,800名の来場者があり、出展者の満足度も97%に達しました。

創出・支援したい共創チャレンジ

特に、岡山の地域特性を踏まえ、瀬戸内の海や中国山地の森林という豊かな海と山の再生・保全につながる活動や多様性に満ちたウェルビーイングな暮らしに資する活動を支援していきます。出展、発表、協賛、協力、来場という様々な形で「おかやまSDGsフェア」に参加される企業、団体、学校、生活者の方々など、多様なステークホルダーのパートナーシップ拡大を通じて、個々の活動の普及・発展や新たな行動・イノベーションの創出につながる機会を提供します。

提供できるリソース

フィールド「おかやまSDGsフェア」の会場であり交流と情報発信の場となる岡山コンベンションセンター及びその一角に設置された「おかやまSDGsプラザ}
情報発信・PR「おかやまSDGsフェア」ホームページ及び岡山コンベンションセンターホームページ内の「おかやまSDGsプラザ」の情報サイト

今後の展開

今後展開したい地域公式ホームページに「パートナー交流サイト」を新たに開設し、岡山を一つの拠点として、全国の様々な活動がつながり、リアルタイムの情報を共有できるweb環境を提供していきたいと考えています。
また、大阪・関西万博が開催される2025年には、「TEAM EXPO」の一員として大阪・関西と岡山とが相互に情報発信できるような関係を築いていくことを希望しています。
共創を希望する方々企業・団体、教育機関、自治体、NPOなどSDGsを学び実践する全てのステークホルダー

大阪・関西万博のテーマとの関わり

「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に寄与するため、多様性に満ちたウェルビーイングな『SDGsモデルエリア』の実現を目指します。

SDGsとの関わり

「おかやまSDGsフェア」に参加される方々の取組自体は17の目標それぞれに関わりますが、そうした方々の間でパートナーシップが創出され拡大していく機会を提供し支援していくことを主たる目的としています。

おかやまSDGsフェア実行委員会

(一社)岡山経済同友会、岡山商工会議所、岡山大学、岡山県、岡山市、真庭市、(株)中国銀行、山陽新聞社、(特非)岡山NPOセンター、(公社)おかやま観光コンベンション協会、(株)岡山コンベンションセンターが構成員となり、岡山地域の産・学・官・金・言・民の各分野のステークホルダーが一体となってSDGsの様々な活動を一堂に集めて展示し交流と情報発信の場を提供する「おかやまSDGsフェア」を継続して開催する実行委員会組織。

問合せ先:おかやまSDGsフェア実行委員会 事務局

株式会社岡山コンベンションセンター(内)

TEL:086-214-1000 mail:occ-sdgs@mamakari.net

支援している共創チャレンジ

  • 【おかやまSDGsチャレンジ「PARAメッセージフェス」】

    障がい者就労の実情の正しい理解を目的に、 1年間の仕事の成果発表と、音楽やダンスのエンターテイメントによる 多様性のメッセージフェスとして、2018年より「パラメッセージフェス」 を開催。 2023年は岡山芸術創造劇場ハレノワを会場として、障がいの有無、人種、年齢、 性別、国籍に関係なく、ともに助け合い生きていく社会をつくることを目的に、 ミュージカル・音楽・エンターテインメントをベースにした社会に向けたメッセージ フェスを開催。参加者は生き生きと堂々と、人生を生きるきっかけをつくり、 「知ることは、障がいを無くす。」をスローガンとして相互理解の機会を創出する。 障がい者の真の姿と想いよ届け!

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  • 【おかやまSDGsチャレンジ】新たな挑戦!「キッチンからバイオマス」~持続可能なごみ処理 生ごみ資源化事業~

    『ごみを「燃やす」より「減らし・活かす」へ』 生ごみ等を資源化させることで、ごみ処理費用の削減と有機性廃棄物の活用が目的。 「燃えるゴミ」の多くを占める「生ごみ」を分別し、し尿・浄化槽汚泥とメタンを発行させ「バイオ液肥」や「メタンガス」にし、資源として活かします。

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  • ~おかやまSDGsチャレンジ ~ 森林資源を活用したカーボンニュートラルの取り組み

     日本の森林資源は本格的な利用期を迎えており、“伐って、使って、植えて、育てる” という森林の健全なライフサイクルを実現する必要があります。ここ岡山での地域活性化実現のためにも適切な森林の管理と利用が求められていますが、森林所有者の森林経営意欲の問題や森林の管理・整備コストの問題で、利用されないままの森林が増加しています。  そこで、NTT西日本岡山支店・地域創生Coデザイン研究所は、真庭市と木材生産を継続しつつICTの力を活用しながらエネルギー利⽤やカーボンクレジットの創出などによる森林資源の価値向上をめざし、森林デジタル化とCO2吸収量「視える化」の共同実証を行いました。この実証では、真庭市内の森林を対象に、ドローン空撮による樹種・材積量をデジタルデータ化、画像データのAI解析、およびレーザ測量を行い、従来の人手による森林調査に比べ大幅な省力化を実現しました。調査データをもとに、森林の収支シミュレーションやCO2 吸収量算定を実証しました。

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  • おかやまSDGsチャレンジ~自然環境の保全と利用の循環を生むトレイルラン大会~

    森林環境を利用し,負のインパクトを与えてしまうトレイルラン大会を,参加ランナーと協賛企業が環境保全活動に参加するプラットホームにすることで,参加者が増えるほど,協賛企業が増えるほど,森林環境が豊かになっていく大会がFORESTRAIL HIRUZEN-SHINJOです.今後,この森林環境の利用と保全の好循環を,本大会の理念に共感する協賛企業を増やしたり,協業する事業者を増やしたり,トレイルラン以外のアウトドア・スポーツに拡げるなどして,さらに大きくしていきます!

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  • 【おかやまSDGsチャレンジ】\真庭へ行こう!/『真庭SDGs・バイオマスツアー』~森と自然と地球と暮らす〜

    岡山県真庭市が目指す、バイオマスエネルギーを活用した循環型の街づくりは、この30年でさまざまな実績を残し、「バイオマス産業杜市」としてバイオマス発電所やバイオマス液肥ブランドの開設など国内外から注目される都市となりました。2006年12月より産業と観光を融合した新たな観光の形として「バイオマスツアー真庭」をスタート。「SDGs未来都市」の選定後、「真庭SDGs・バイオマスツアー」へと内容をブラッシュアップさせ、SDGs活動、バイオマス関連、脱炭素取組、生ごみ資源化事業等、数パターンの見学コースを用意し、ツアーを継続、更なる魅力強化を実行中です。

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  • おかやまSDGsチャレンジ~リサイクルプラスチック杭が救う未来

    「境界杭」の付加価値向上を常に目指します。コアコンピタンスである環境技術と地上の絶対位置である「杭/KUI」に現場情報を付加することで、杭に新たな役割を持たせます。杭に付加する情報(例えば位置情報や水位情報などのデータ)や杭の性能はECOと技術イノベーションにより探求します。大切な国土の財産を守り、国土情報インフラの役割を果たし、長年蓄積されたノウハウと高い技術力ともっていねいの基本精神(Motteinei、岡山弁) により、杭から始まる情報発信と情報の創造を世界へ広めていきます。

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  • おかやまSDGsチャレンジ「瀬戸内かきがらアグリ」

     「里海」とは「人手が加わることによって生物多様性と生産性が高くなった沿岸海域」と定義されており、今では国内はもちろん海外にも波及して、海洋資源の枯渇した地域や汚染された地域の問題解決策として大変注目されています。  私たちが進める「瀬戸内かきがらアグリ」は一般廃棄物として大量に排出されその処理に大きな問題を抱えているカキの殻(カキ殻)を有効利用して農畜産物の生産性を高める事業です。また、このカキ殻には微生物の増殖効果があることが認められており、生物多様性にもつながるとされている事や、里海の象徴であるアマモの再生活動に参画するとともに「瀬戸内かきがらアグリ基金」による収益の一部を里海再生活動に支援する取り組みなど環境保全活動にも積極的に取り組んでいます。  瀬戸内かきがらアグリは漁業と農業が抱える問題を同時に解決するとともに、里山・里海再生に寄与していることで環境省が進めるローカルSDGs「地域循環共生圏」を目指して事業拡大を進めています。

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  • おかやまSDGsチャレンジ「高校生の開発商品販売を通した海洋課題解決啓発アクション」

    高校生が瀬戸内の海洋課題について学びながら、海洋環境改善や地域の魚食推進アクションに取り組んでいます。2023年度には未利用魚アイゴのアヒージョ缶詰を開発し、地域のイベント等で販売しながらアクションを進めています。

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  • おかやまSDGsチャレンジ「市民は解決者!シチズンサイエンスによる海洋ごみ問題解決プロジ ェクト」

     私たちは海洋ごみ問題の解決に向けて、回収活動で現在堆積する海洋ごみを減らし、啓発活動で未来に発生する海洋ごみの抑制に2008年から取り組んでいる。「今を変えることで未来を変える」という視点に立った実践である。  しかし、両活動は実施する場所・時間・回数・参加者数・参加者意識が限定される。特に高齢者やリピーターなど一部の問題解決への意識の高い参加者に限定され、広がりと効果が乏しいと感じた。反対に多忙な学生や社会人、課題を他人事とする無関心者、ポイ捨てや不法投棄をする無責任者などが市民の大部分を占め、彼らへのアプローチが重要である。  そこで、これら多くの市民の意識と行動変容を促し、市民協働への実践に向けて私たちは自作のアプリを作成して、市民による社会実装を実践している。ごみの回収や啓発活動への参加は難しいが、日常生活において通勤・通学、散歩・買い物などの隙間時間を利用して街中などの生活圏でのごみ調査に取り組むことは容易だ。市民の調査への参加は、「誰でも」「簡単に」「遣り甲斐」をキーワードにして市民が気軽に挑戦できる入口の広さとハードルの低さが特徴だ。アプリは生活に必要不可欠となったスマホで利用が可能であることで、市民の取り組みへの入口を広げ、裾野を広くするためである。ごみを見つけると、ごみの種類・個数・位置情報・画像などを片手で容易に入力できる。  収集したデータは地図上へリンクさせ、「ごみマップ」として市民へ還元することで見える化でき、ごみの効果的な清掃活動に結びついている。また、ごみの種類と個数、ごみの位置が明確化でき、行政や企業の取り組みにも十分役立つ。送信者の市民にとっては収集したデータが課題解決のエビデンスとなり、遣り甲斐や達成感にも繋がり、継続的な調査を可能としている。  日常生活の中でごみの存在に気付き、ごみの調査とデータ送信を通じて、課題解決へ貢献することで解決者にもなれるのだ。まさに「シチズンサイエンス」であり、「1人の100歩ではなく、100人の1歩」の実践として、海洋ごみ問題の解決へ大きな推進力となる市民協働による挑戦である。

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  • おかやまSDGsチャレンジ ~障がい者アートと企業の連携で共生社会の実現へ

    障がい者アートの商業利用を推進することで、企業と福祉の接点を多く作り、多様性を認め合う社会、共生社会実現をめざしたい。障がいのある人もない人も、社会の中でごちゃ混ぜに生き、働き、お互いを認め合える地域社会を作りたい。 そのために、企業と福祉をアートとデザインの力で結びつけ共働プログラムを実行(コト)、 企業にとってもSDGsの目標達成に有効で、デザインという成果物(カタチ)が残り、 イベント等で発信して賑わい創出や関係人口を増やす(マチ) 様々なシーンで多様な人々が交流し、商いへと繋がる活動をしていきたい!!!

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