公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2024.01.11
法人
高校生が瀬戸内の海洋課題について学びながら、海洋環境改善や地域の魚食推進アクションに取り組んでいます。2023年度には未利用魚アイゴのアヒージョ缶詰を開発し、地域のイベント等で販売しながらアクションを進めています。
環境の変化は地域での生活にも大きな影響を及ぼしています。環境を守る取り組みを行いながら、変化を続ける環境にも適応できるスタイルを取り入れてゆくことで、地域での生活を持続可能なものにしてゆくことが大切だと考えています。
「総合的な探究の時間」での海洋環境学習から生まれた活動として、2021年には産業廃棄物となっている牡蠣の殻を土壌肥料に利用した有機無農薬米「里海米」の栽培に取り組み高校オリジナルブランド「ツバサクラ」として商品化、2022年度には瀬戸内海での生息環境の変化により個体数の減少が続くシャコに関する課題啓発を訴えるリゾット缶詰「syako can」を、2023年度には上記アイゴのアヒージョ缶詰を開発し、販売と並行して啓発活動を行ってきました。2023年8月には「おかやまSDGsフェア」でこれまでの取り組みをまとめて公開しました。
万博テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」について、海洋環境の保全や地域における新たな魚食文化の創出を通して「いのちをつなぐ」ことで豊かで持続可能な地域社会を実現し、「いのちを守る」「いのちに力を与える」取り組みとなることを目指します。
内海である瀬戸内海の特性から、海の豊かさと陸の豊かさは密接にかかわっています。高校生と地域企業が協働しながら、豊かで持続可能な地域社会の実現に向けて活動を進めています。
おかやまSDGsフェア実行委員会 /
〒701-0206 岡山市南区箕島1500 岡山高等学校 主幹教諭 林秀俊
℡086-282-6336
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