未来への宣言
「すべての市民に光があたり、誰一人取り残さない」という本市のまちづくりの考え方にもとづいて取り組むことで、SDGsの達成やウェルビーイングに満ちた世界の実現に貢献します。
きっかけ
本市には、昭和39年から60年近くにわたり、地域と共に生活習慣病予防対策に取り組んできたフィールドがあります。また、平成30年10月に発布した八尾市健康まちづくり宣言や大阪府の10歳若返りプロジェクトへの参画を通して、地域での健康寿命延伸のための住民による取り組みがさかんに行われているフィールドがあります。令和3年4月には「健康まちづくり科学センター」を設置し、データ分析に基づく生活習慣病予防対策や健康課題解決に向けた地域での取り組みを進めています。こうした、地域住民との健康コミュニティ育成の活動は、心身の健康増進、健康寿命の延伸など、2025年大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」やSDGsの達成と関連が深いものであり、万博を契機として産学公民連携によりさらに発展をさせることが可能です。
高い技術をもつ製造業の集積があり、企業と行政が連携して独自にオープンファクトリーや子どもたちへものづくりの魅力を継承する取り組みをしています。また、豊かな歴史文化や自然を市民とともに守り育ててきた経過などがあり、活発な市民活動と行政が連携することでまちづくりを行ってきた強みがあります。
創出・支援したい共創チャレンジ
・地域とともに培ってきた生活習慣病予防対策や健康まちづくりの実績に基づく取り組み
・地域における健康格差など、隠れた課題への取り組み
・最新の技術を活用した健康まちづくりへのチャレンジ
・ものづくり技術を活かした環境課題の解決、健康寿命延伸、教育の取り組み
・河内音頭と健康効果についての取り組み
・ゼロカーボンシティやお推進協議会等との公民連携による脱炭素社会の実現に向けた取り組み
・高安山系における生態系保護の取り組み
・歴史資産や観光資源の保護・保全に努めるとともに、それらを活かした魅力ある観光施策を市民とともに創造する取り組み
・「おせっかい日本一」を掲げてめざす誰一人取り残さない地域共生社会づくりの取り組み
・新たな技術やネットワークを活用したまちづくりの取り組み
など「健康」「ものづくり」「文化」「環境」「観光」「まちづくり」の分野における共創チャレンジを創出・支援します。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
本市には、地域とともに培ってきた生活習慣病予防対策や健康寿命延伸にむけた取り組みがさかんに行われているフィールドがあります。地域住民との健康コミュニティ育成の活動は、心身の健康増進、健康寿命の延伸など、2025年大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」やSDGsの達成の基盤となるものです。
さらに、本市は、まちづくりの基本理念「つながり、かがやき、しあわせつづく、成長都市 八尾」をめざし、「すべての市民に光があたり、誰一人取り残さない」という考えにそった市政運営をしており、あらゆる施策において万博のテーマやSDGs達成に貢献するチャレンジの創出が可能です。
八尾市
大阪平野や神戸、淡路島まで見渡せる高安山、数多くの桜が植えられた玉串川、大和川などの豊かな自然。国指定史跡の由義寺跡や高安千塚古墳群などの歴史資産。河内音頭、河内木綿、高安能、吹奏楽など市民とともに守り、育て、楽しむ文化。八尾若ごぼう、えだまめ、紅たで、花き・花木、軟弱野菜栽培といった都市農業や、技術力のある中小製造事業者約3000社が集積するものづくりのまち。市内にJR西日本3駅、近鉄8駅、OsakaMetro1駅と交通利便性に富み、大阪市内から10分程の都市近郊で、都市の開発と自然が共存するまち。
これまで力をいれてきた子育て支援施策や健康推進施策に加え、令和3年4月に「ゼロカーボン シティやお宣言」を行い、脱炭素社会の実現に向けて、2050年度までに市域の二酸化炭素排出量実質ゼロをめざす取り組みをはじめています。また、あらゆる施策推進において、企業や大学等と連携し、様々な主体が有する知識やノウハウを活用することにより、複雑化・多様化するニーズに対応し、地域の活性化や新たなまちの魅力を創出する公民連携を進めています。
■問い合わせ先■
八尾市 政策企画部
やおプロモーション・万博推進プロジェクトチーム
大阪府八尾市本町一丁目1番1号
TEL 072-924-4002(直通)
FAX 072-924-0135
Email yaopr@city.yao.lg.jp