新興国の若者の貧困格差削減!IT人材育成と就業支援事業 "IMANI Hacking Bootcamp"
IMANI Hacking Bootcampは、開発途上国の若者、特に絶対的貧困層10代~30 代の男女を対象にしたIT教育プログラムです。
▶背景:世界に約7億人いる絶対的貧困層。大学を卒業した優秀な人材でさえ就職ができず、毎年約50万人もの大卒生に職がない状況です。特に若者への公平な教育機会の提供と最新テクノロジーへアクセスする機会を提供するには、人材育成と高度な技術を身に着ける必要性を感じ、事業を始めました。
▶コンテンツ概要:3〜6ヶ月間にわたり、動画・メンター・レクチャーセッションを提供。フルスタックエンジニア・ウェブデザイナー・データアナリスト・AIエンジニア・ロボティクスエンジニア等を育成し、開催国の状況によって、WIFI環境や再利用した中古パソコンを貸出す環境も提供しています。
▶コンテンツの特徴・優位性:
・受講生同士が学びを共有しあうコホート学習形式を導入。いつでも、どこでも、オンラインで受講生・卒業生と交流できるようにしています。
・コーディングだけではなく、現代のIT人材に求められる問題解決能力、コミュニケーション力等のソフトスキルやビジネスの禅思想、三方良しの経営思想等、日本のビジネス倫理観による自走スキルを提供しています。
・アジャイル開発を含めチーム開発経験を得ることで就職に直結する能力を身に着けられるように設計しています。
スキーム:受講後、面接対策や求人の紹介等の就職支援事業、フリーランスと提携しウェブサービス外注先となる受託開発事業も並行して実施しているため、就職支援やフリーランスとしての経験を得られます。
▶展開国:開発途上国、特に、アフリカ・アジア諸国に展開し、48名が就職・フリーランサーとして活躍しています。就職率も88.4%。
▶今後の展望:
・貧困に直面する若者が職業訓練を通じ競争力を高めつつデジタル格差を縮小させ、彼らの経済的自立と社会進出を後押ししていいく、そんな社会を目指しています。
・現地の教育機関やビジネスパートナーとの提携を通じて、各国の地域コミュニティや企業との持続可能な発展を目指しています。
・開発途上国から日本への就職を目指す仲間と共に繋がり、グローバル人材の育成のための機会提供と双方の経済発展にも貢献していきます。
・絶対的貧困のループから抜け出すために必要なスキル、マインドセットを養い、自分にはできるという信念を持ち続けられる人材は国を創り、社会を創るー貧困に直面している現地の人々が自らのスキル・経験を活かし、社会を変えていけるような活動を目指しています。