デジタル化社会、舞台芸術を中心とした公演活動はSDGs に対してどんな対応が可能なのでしょうか?
「いのち輝く未来社会のデザイン」=このテーマに対して、舞台芸術を中心とした公演や実演にはどんな対応が可能なのでしょうか?
【1】ハンディキャップや支援の必要な立場の人には感受性や表現力がすぐれた方も多く、その感性や才能を大切にして一緒に取り組めることは何か?
【2】急激なデジタル社会に移行した中で、取り組むべき事は何か?
【3】公演規模の大小にかかわらず多くの事業者や公演主催者が取り組める事は何か?
【4】実施する地域に刺激を与えたり、地域の方々へ芸術文化に対するコミュニケーションは取れないか?
【5】モデルケースとしてでも実施した内容や体験を多くの方に共有してもらい、他の実演団体にリレーションしたりネットワーク化で広がりを作れないか?
そんな中で「芸術文化とSDGs情報発信の取り組み研究チーム」は持続可能な社会の為に舞台公演を通して、障害者活動や子ども食堂を応援する取り組みを考えています。
内容は、地域モデルケースとして北大阪地域で行われます複数の舞台公演等で、これまでは印刷物として提供されます「公演パンフレット」をデジタルコンテンツ(電子パンフレット)として作成します。来場者にはQRコードから各自のスマホ等で「電子公演パンフレット」を閲覧して頂きます。そこに地域のSDGsやサステナビリティ・福祉活動に係わる情報を紹介する取り組みです。
公演作品の内容などがSDGsの取り組みと直接的に関連性の無いような公演の場合、違和感をもたれるかもしれません。しかしながら世界で起こっている戦争はSDGsやサステナビリティの取り組みと相反して社会不安や心を痛める現実が続いています。『もし世界中の人達がSDGsに取り組めば戦争はなくなるのでは?』という思いがあります。戦争は文化・芸術を破壊し、命を奪っています。芸術文化は平和な世界で発展するものです。多くの人々がSDGsやサステナビリティの問題意識を高める為には、普及が進む電子パンフレットが芸術文化の向上や平和の為に繋がると考えその為の検証を行います。
文化・舞台芸術の楽しみと社会のための情報提供を共有し、それら活動の定着が「いのち輝く未来社会のデザイン」「共創・共有・創造・発信」そして『自由、平等、友愛、サポート』というテーマと地域が繋がって、芸術文化の取り組み方が役立て広がるような『共創チャレンジ』を実施していきます。