未来への宣言
解決策を各自が考え行動できる未来に向け、弊社のアイデアと共創パートナーの持つ社会課題を新たな体験価値に翻訳します。
きっかけ
当初はただ”面白いもの”を追求し、意味など考えずに制作していました。
そんな中、2017年にプロデュースした老人ホームの採用コンテンツにて、福祉業界に関心を抱きにくい若者をウェブサイトから応募してくるという成功事例がありました。
そこで、私たちの”面白いもの”を作ってきたノウハウが、社会課題を無関心層に伝えるための手段として有効だと気づき、それ以降、さまざまな企業やNPOと協業しながら、「社会課題×エンタメ」という手法での課題解決に取り組んできました。
この機会に、多くの企業・団体の連携先と社会課題解決に向けた全く新しい体験のアイデアを創出をしていくことで、万博を“面白くする”ことに役立ちたいと考えています
創出・支援したい共創チャレンジ
弊社では社会課題を大喜利の「お題」と捉えています。
お題に対して誰もが笑って楽しめる答えを見つけ、それを形にして実現し、多くの無関心層へ情報を届けることが得意です。
例えば、聴覚障害者を支援するNPO法人サイレントボイスから相談いただいた「マスク着用により口元の読めない状況下で聴覚障害者がコミュニケーションできなくなっている」という問題に対して、「爆音コンビニ DEAF-MART」というイベントを企画させていただきました。
店内のBGMが爆音で流れ、健常者でも店員の言葉が聞き取れないコンビニで買い物をすることで、聴覚障害者と同じ体験を可能にし、「なぜコミュニケーションできないか」という本質的な問題を理解していただきました。
そして、この企画の大事なところは、「爆音コンビニ」というキャッチーなフレーズが「聴覚障害」に無関心な人々へテレビやWebなどのメディアを通じて伝わったというところです。
今回、私たちが創出したいチャレンジは、この「爆音コンビニ」のような取り組みにより、人々が楽しみながら自然と社会課題を話題にするきっかけとなるエンターテイメントの実施です。SDGsをお題に大喜利を行い、これまでにない体験をイベントやゲームといった形で制作します。
また、支援させていただきたいチャレンジとしては、普段から社会課題に取り組んでいる団体だからこそ気がついている、まだ広く知られていない課題の啓発です。広く知られていないが、マイノリティにとって確実に問題になっていることを面白い体験へと変換し、ともに新たな体験価値を生み出せればと考えています。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
弊社は社会課題を大喜利のお題と捉えることで、面白い企画(デザイン)を答えとして生み出せるチームです。
それ自体が直接的な課題解決につながらなくても、社会課題の理解を深め、受け取った人々にそれぞれの問題意識を持ってもらうことが目的です。
今回の万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を達成するには、当事者だけではなくその周りの理解が重要になることを考えると、社会課題を面白い体験に翻訳し、まだまだ無関心な人々へ知ってもらうことが大切ではないかと思っています。
株式会社人間
株式会社人間は「面白くて 変なことを 考えてる」をモットーに、枠にとらわれない攻めた企画を考える大阪のコンテンツ制作会社です。
「面白く課題解決したい」という企業や個人の期待に応えるため、Web・グラフィック・動画・イベントなど様々な手法で、広告・プロモーション施策やブランディング戦略を考え実行する、やる気のある会社です。
<これまでの取り組み>
【2017年】
寝たきり銀幕デビュープロジェクト
協業相手: 社会福祉法人みずき会
【2018年】
ブラック企業体験イベント『THE BLACK HOLIDAY』
【2018年】
万博のことがわかるフリーペーパー『はじめて万博』
協業相手: 関西のクリエイター、2025日本万国博覧会誘致委員会
【2019年】
有給を供養する灯籠ナイト『有給浄化』
【2020年】
本当にあったクソリプ体験カードゲーム『クソリプかるた』
【2020年】
聞こえないコンビニ『爆音コンビニ DEAF-MART』
協業相手: NPO法人サイレントボイス

■問い合わせ先■
株式会社人間 担当者: 花岡
TEL: 06-6445-1040 mail: otoiawase@2ngen.jp
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