太陽光パネルを使い切る!廃棄パネルのアップサイクルにチャレンジ!

共創チャレンジ

2022.10.27

法人

チーム名まちを明るくするチーム
共創メンバー廣瀬・黒田・島田(昭和製線)・峯元(立命館大学・スカラーズ)・石河(青山学院大学・スカラーズ)
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ地域活性化 / ものづくり、サービス / コミュニティ・まちづくり、住まい / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

メガソーラー発電所などで役目を終え廃棄される太陽光パネルを回収し、独立電源として活用するため照明装置などにアップサイクルするチャレンジです。廃棄太陽光パネルを活用した商品を開発し、環境問題を考えるグリーンイベントなどにレンタルして、まちを明るくするとともに、グリーンな電気を広めるために活動します。

未来への宣言

私たちは、太陽の光で電気が生み出せるというグリーンな技術を世の中にもっと広めるために、社会課題となっている太陽光パネルの廃棄問題に取り組みます。
エネルギー資源が少ない我が国で、太陽光パネルは貴重な資源です。安易に廃棄されないようアップサイクルにチャレンジして、グリーンな電気を世の中に届け循環型社会を目指します!

きっかけ

【2030年以降、大量排出される太陽光パネル】
2012年に導入された「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)」を利用して設置された産業用太陽光発電所は固定価格買取が終了する20年経過後に多くの発電所が閉鎖され太陽光パネルが大量排出されると考えられています。NEDO推計によると太陽光パネルの年間排出量のピークは2035~2037年頃であり、年間約17~28万トン程度に及びます。この問題は太陽光パネルの大量廃棄問題と言われており、大きな社会問題となっています。
脱炭素社会を目指す日本そして世界において、太陽光発電は欠かすことのできない発電方式で、今後もさまざまな場所で導入が進みます。太陽光発電を真のエコシステムとして捉えるためには、廃棄される太陽光パネルの3R(リデュース、リユース、リサイクル)に取り組む必要があります。この3Rについては大きな社会課題として捉えられつつありますが具体的な解決策は模索が続いています。私たちは廃棄される太陽光パネルが寿命を迎えるまで使いきれるように、廃棄太陽光パネルを活用したアップサイクル商品の開発に取り組んでいます。

取組の展開

今後展開したい地域・方法廃棄太陽光パネルのアップサイクル商品を開発したい。
南河内エリアのグリーンイベントなどを通じPRしたい。
共創を希望する方々アップサイクルを広める活動に賛同いただける方。
SDGsを広めたい日本全国のグリーンイベント主催者など。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

脱炭素社会の主役と言われている太陽光発電は、現時点で、マテリアルとして循環型のエコな発電方式といえるのでしょうか?近未来の2050年から見た時、この問題に取り組むのは、まさに今です。
関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会」のために太陽光発電の普及は欠かせません。私たちは、この関西万博で、廃棄太陽光パネルを活用したアップサイクル商品の開発にチャレンジして、循環型のサステナブルな社会づくりの一翼を担いたいと考えています。

SDGsとの関わり

■7エネルギーをみんなにそしてクリーンに
私たちの廃棄パネルのアップサイクルにチャレンジする活動はクリーンエネルギーを社会に広めます。

■11住み続けられるまちづくりを
地域密着のイベントでのPRをきっかけに、まちの防災拠点(防災公園など)への設置を進めて非常用電源として活用したい。

■12つくる責任つかう責任
産み出された太陽光パネルを安易に廃棄せず資源として捉え、最後まで使い切る活動です。

【この共創チャレンジの問い合わせ先】

昭和製線株式会社 管理部 廣瀬(0721-25-7749)