この共創チャレンジによるサーキュラードレスの製作プロセスは、ドレスの端にミシン縫いを行っていくことでドレスそのものが半時計回りに回転しながら大きくなっていき、ドレスが大きくなればなるほどミシンで直接ドレス製作に加われる人数が増え、参加人数が増えればそれに伴ってドレスが大きくなるペースも上昇するという相乗効果のあるものです。
作品そのものはもちろん、作品づくりのプロセスを万博来場者に見てもらいたい、できれば作品づくりに万博来場者に参加してもらいたい。会場スペースの制限がなければ、そんな来場者参加型のオープンファクトリーを行うことが可能なチャレンジです。
円環形状の作品の端にミシン縫いをおこなっていくことで、
作品そのものが半時計回りに回転し、ミシンで縫えば縫うほど
作品に縫い糸が積み上がって作品が大きくなっていく
2台のミシンで作品づくりを行っているイメージ
チームOVERSEWN代表者プロフィール:コバヤシ_トシヒコ
パターンメイキング工房【オーヴ・モードスタジオ】代表のフリーランスモデリスト/メンズウェアクリエイターにして、オーバーロックミシンだけで仕立て上げることで特許を取得した独自構造のシームレスウェア「#OVERSEWN」の発明者。
大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジへの登録を機に、ファイバーアーティストとしての活動をスタート。
ソーイングライバーコバニャンとして毎日21時から、アップサイクルXイノベーションで世界一のサーキュラードレスをつくる模様をお送りする「夢で縫えたら」をinstagramと17LIVEでライブ配信中。「低価格で環境に優しく、全ての人が自由にデザインできる衣服の自動生産システムを2050年までに完成させる」をミッションに活動しています。
代表者メッセージ:私は衣服の生産に関わる仕事をしています。
このチャレンジを終えた2025年以降は、新しい服の生産プロセスの実用化(商業化)に本格的に向き合っていきたいと思っています。
具体的には、その生産プロセスに最適化した生産設備や糸の開発、生産とデザインプロセスの自動化などに取り組んでいきたいと考えています。そのためにいまは仕事をしながら、社会人向けの大学で社会と産業について学んでいます。
そしてこれはもちろん、私個人だけではとても叶いませんので多くの方との共創が必要です。
環境問題、資源の問題、雇用の問題といった社会課題を解決し、繊維産業と地域経済の活性化をはかるために。
お問い合わせはこちら→ kobayashi@orvmodestudio.com