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尼崎市南部再生・活性に挑戦
共創チャレンジ
2024.05.15
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法人
チーム名 | 尼崎の水辺で活動する会 |
---|---|
共創メンバー | 株式会社尼漁開発 武庫川渡船 |
現在の活動地域 国/地域 | 日本 兵庫 |
活動テーマ | ////// |
1つ目は尼崎の海と魚で出来る地域貢献・社会奉仕に取り組みます
尼崎の海には年間10万人の釣り人が訪れます。この釣り人に協力を要請し、釣れた魚の余剰分を頂き、子供食堂を中心に地域の食育団体や地元の飲食店への食材として提供します。
身の部分を取った魚のアラをB型支援施設の方と協力し、アラを加工した犬・猫の餌として販売しています。これにより障がい者の安定した雇用へも協力しています。最後に残ったアラは魚アラ粉末として肥料に加工し、地域の花壇や農家へも提供、魚を余す事無く使われるように活動しています。
魚を食べるだけでは無く、農作物を育てる新しい形として海の資源を陸の資源へと生まれ変わらせています。
2つ目は環境への取組です。
釣り人が多く集まると、その分ゴミの量も多くなります。釣り人へは、釣り場にゴミを残さない協力を要請し、釣り人用のゴミ収集場所を確保しました。分別も利用者と弊社スタッフで完全分別を行い、海にゴミを出さない取組も行っています。
また魚を釣って減らすだけでは無く日本釣振興会と協力し、1年に一度、稚魚の大量放流を行い、海の資源が枯渇しないような取組も行っています。今後も安定して継続した取組が行えるように環境への取組も併せて行っています。
3つ目はベイエリアの活性です。
尼崎市観光局とは今年から尼崎の海で釣りを楽しんで釣った魚でBBQを行い、最後に運河クルーズを行うツアーで、阪神間のベイエリアの活性化に取り組みます。尼崎のベイエリアを利用し、大阪・関西万博と尼崎のベイエリアを行き来する方が増えれば、阪神間全体の活性化にも繋げたいです。
尼崎市の海には立地的にも穏やかな海域も有り、海面を利用したレジャーも可能です。尼崎には森と海が有り、自然色を出したレジャーが楽しめる地域に出来ます。
4つ目は環境・社会学習への取組です。
少しづつ進めている尼崎の海と魚で出来る学生向けの環境学習ですが、尼崎の森と海を融合させれば今以上に環境学習の場が整います。地元で出来る地産地消の環境学習では海の環境も改善され、環境が汚れた歴史と環境が綺麗になっている今が学べます。またそばに有る尼ロックでは尼崎市の治水管理を行い、市民の安全を守っているという学習にも繋がります。尼崎市の臨海部をリンクさせる事でレジャーも学習も行える地域になれるよう、今後の活性に繋げていきます。
尼崎の森の南側に位置する海域は、四方を丘に囲まれた静水面となっています。この水辺を利用し、環境学習とレジャーが楽しめる場所を作りたいと提案致します。
尼崎の森周辺には、環境学習としてもレジャーとしても楽しめる施設が複数存在します。尼崎市魚つり公園、尼ロック(尼崎閘門)、尼崎運河、北堀運河が主な施設となりますが、この施設を船で繋ぎ施設をリンクする事によって、利用者の促進に繋げ、海や森が楽しめる場所となります。
尼崎の森にそのレジャーの拠点となるBBQやキャンプ場と言った「食」を楽しめるスペースが出来れば、自分達で釣った魚をその場で食べる、地産地消の食育活動にもレジャー運営としても成り立ち、一層の利用者向上が見込めます。
都市で行えるこの取組は利便性も高く、用途・ニーズ共に多くの方が楽しめる地域になり得ます。
2024年に入り、尼崎市南部エリアで活動する団体で有るネイチャークラブや尼崎南部再生研究所、尼崎の森を管理されている尼崎の森中央緑地、阪神園芸株式会社、行政からは尼崎市経済環境局産業政策課、尼崎市観光局、尼崎市南部に関わる皆様と共創を行う繋がりを持つことが出来ました。
2024年5月現在では、不登校の子供達への支援を行う団体と繋がり、当団体の活動を学習の一環として共創を行う取組を始めました。海と魚で出来る新たな循環を体験学習として一緒に行います。
学習面で行える共創を希望する企業・団体・行政とも繋がっていきたいです。
当団体の活動は、海が活動の拠点です。魚のいのちを使わせて頂き、地元の魚で「食」を通じた支援・学習が中心となっています。
海の資源は無限では無く、食べ続けるだけでは継続した活動になりません。海の資源を食べつくして、人間のいのちだけを紡ぎ続けるのではなく、頂いたいのちを全て使い、新たないのちの創造に繋げる事は、いのちを拡げる活動に繋がると思います。
魚は形を変えて植物のいのちを育む、また海の資源を食べきるだけでは無く、他団体とも協力し、海に新たないのちを放流し、資源の枯渇を防ぎます。
また当団体は「食」を支え合う事を目的としています。支える方には負担無く、尼崎市の海で釣りを楽しんで頂き、釣れた魚の余剰分を、食材を必要としている方へお裾分けして支え合いを行っています。
「食」には色々な方法が有りますが、当団体は支え合いの「食」を中心に関わっていきたいと思います。