都市土木木材利用促進研究会の事務局を担当しています越井木材工業(株)です。
本記事では、当研究会で取り組んでいます2025年大阪・関西万博開催地で実験中の、木製浮き基礎試験棟についてご紹介させていただきます。
木製浮き基礎については、共創チャレンジ「循環型社会を構築するための活動」をご覧ください。
コンクリート基礎の木製化
https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/38
前回の投稿から3ヶ月の間に、1つ目の試験棟の構造を変更した試験棟1棟とコンクリート基礎(べた基礎)を施工しました。
1つ目の試験棟とは構造の違った試験棟となります。
上記写真は、木製浮き基礎試験棟近くに、コンクリート基礎(べた基礎)を施工しているところです。
そして今月より、木製浮き基礎の優位性を検証するため、荷重を加え沈下量を計測していきます。
建築現場は、人手不足による省力化、工期短縮、解体・廃棄費用の減少が求められています。
本工法は、組立工法のため施工・解体が容易です。
さらに、木製浮き基礎の特徴である①軽量 ②耐用年数は木材に浸潤させる薬剤量で制御可能であるため、使用期間の限定されている小規模店舗や被災地での仮設住宅の基礎、パークマネジメントなど公共空間等の基礎に適していると考えております。
本基礎を使用していただくことでコスト削減およびSDGsに貢献できると考えています。
本工法にご興味がございましたら、ぜひ8月・9月中にご見学へお越しください!
ご見学いただきながら、本工法についてご説明させていただきます。
写真や資料と違い、実物大の試験棟を実際に目で確認することで実感をもって頂けると思います。
見学会につきましては、コロナ禍での見学会となるため、少人数でご案内させていただいております。弊社で出来る限りの感染予防対策を実施のうえご案内いたしますが、気になる点がございましたらお気軽にお問合せください。
越井木材工業株式会社
https://www.koshii.co.jp/
担当:高寺 takadera-shino@koshiiwoods.com