創出・支援したい共創チャレンジ
世界に共通する課題に対して、新しいアイデアや最先端技術などで、課題解決に率先して取り組む企業・自治体・教育機関・団体などに、大学の各キャンパスを「未来社会を体験できる『社会実験フィールド』の場」として活用いただきたいと考えます。そのために、各キャンパスの地域連携課を窓口として、研究部・学生部を中心に学内関係者をつなぎ、「場」を機能させていきます。また、本学は2024年に大阪いばらきキャンパス(OIC)の新展開(情報理工学部・研究科と映像学部・研究科の移転)の動きを進めており、この2学部2研究科の学びの領域である「アート」「IoT」「AI」などの最先端技術も活かして、本学が掲げる2つのテーマ(「子供の未来(教育)」と「デジタル技術の進化」)に関わる共創チャレンジを創出していきます。
支援したい地域
京都・滋賀・大阪の各キャンパスで実施するイベントとの連携を進めます。特に、2015年に大阪府茨木市に開設した大阪いばらきキャンパス(OIC)は、「地域・社会連携」「都市共創」「アジアのゲートウェイ」をコンセプトとするキャンパスであり、開設初年度より、日頃の教育・研究成果を地域社会に還元する取り組みとして、「いばらき×立命館DAY(来場者1万3千名)」「Asia Week(来場者8千名)」の地域貢献イベントを実施してきました。
このOICが開設当初より、大阪府・茨木市・近隣企業・市民との連携協力の中で、発展させてきた2つのイベントを2021年度から2025年度にかけて、大阪・関西博覧会のテーマを具体化する取り組みとして「未来社会を体感する『社会実験フィールド』の場」として、事業展開します。
大阪・関西万博テーマとの関わり
大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現することに共感しています。また、大阪・関西万博の事業指針である「SDGsの達成に貢献するために、さまざまな参加者が主体となって、理想としたい未来社会を共に創り上げていくこと」は、本学の中期計画(R2030)とも事業の方向性が一致しています。大阪・関西万博の共創パートナーとなり、新たな連携先とともに「豊かな未来社会」の実現に向けてチャレンジしていきたいです。