自己実現とは「偽りのない自分の姿で好きなことをして、それが社会貢献につながる状態」を言います。
しかしながら、自己実現を達成するには、好きではない面倒な作業も多くこなさなくてはならず、才能がある人材が自己実現達成前に挫折してしまう事も少なくないと感じます。
この面倒な作業の負担を減らし「好きなことにより夢中になる」環境を整えるには、AI(人工知能)の活用が必要かつ不可欠であると考えております。
CDLE(Community of Deep Learning Evangelists)は、日本ディープラーニング協会(JDLA)のG検定・E資格の合格者の会であり、CDLE名古屋は名古屋市だけではなく、名古屋経済圏と呼ばれる広範囲の地域を対象としたAIのコミュニティです。
CDLE名古屋では、実践を前提としたAIの知識の共有及び教育に取り組み、AIの社会実装を進めていく活動を行っていきたいと考えております。その活動を通じて、全ての人々がAIを使いこなし、自己実現を達成していく事を目指します。
~ 活動事例紹介 ~
「CDLE名古屋&DNPだけアートチーム」はAIを活用して、子どもたちの創造力と表現力を育む活動を行っています。AIを身近な体験として楽しみながら学ぶことができるよう、さまざまなワークショップを企画・実施しています。
【名画鑑賞ワークショップ】
このワークショップでは、参加者がAI画像生成ツールを使い、あらかじめ提示された名画を鑑賞し、自由な解釈で新たな絵画を生成します。
制作を通して、自分なりの見方や感じ方を形にする自己表現が自然に引き出されていきます。
さらに、生成された絵を鑑賞し合いながら、自分がどのように感じたか、何を意図してそのような表現を選んだかを他者に伝えることで、他人の視点を学び、多様な感性に触れることもできます。
【チャットモンスターバトル(チャトモン)】
チャトモンは、子どもたちが“自分だけのモンスター”をAIといっしょに生み出し、そのモンスター同士をバトルさせる体験型プログラムです。生成AI時代の新しい遊びと学びとして各種イベントで導入されています。
AIがモンスターの能力、対戦の舞台や時間帯、戦いの物語を生成することにより進行します。毎回勝敗が変わるため、「どう作ると強くなるか?」を考える創造的な思考や表現力が自然と養われます。
さらに、チャトモンはMITライセンスでオープンソース公開されているため、子どもたちは「どういう仕組みで動いているのか」「AIとプログラムはどんな役割を担っているか」まで学ぶ事が可能です。
教育現場や地域イベントなどでも自由に改変・活用できる点も大きな特長です