
オリーブ葉のパワーでおいしく健康に!
共創チャレンジ
2025.05.08



法人
チーム名 | oki olive |
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共創メンバー | 株式会社オキオリーブ 香川大学 株式会社ルーヴ |
現在の活動地域 国/地域 | 日本/香川 |
活動テーマ | ///// |
オリーブ葉はオリーブ特有のポリフェノールを高含量で含み、オイルをはるかに超える健康機能性があるにもかかわらず、果実生産の過程で余分な枝は伐採され、その大部分は廃棄(焼却、チップ)されてきました。
近年、香川大学農学部の研究で、オリーブ葉に顕著な食品物性改変効果(ゲル強度・保水性の向上)があることが発見されました。
オキオリーブと香川大学農学部、医学部の共同研究チームは、オリーブ葉が持つ「おいしさ」「健康機能性」「薬理作用」「食品物性改変効果」を活かしたこれまでにない食品利用を進めるプロジェクトにチャレンジしています。
oki olive が取り組もうとしているのは、オリーブ葉を入れることで「おいしく」なるような食品開発です。
オリーブ葉を食品に利用することで、おいしくポリフェノールを摂取でき、健康の増進と心の満足が期待できます。
また、健康に影響を与えると考えられている食品添加物の代わりとして使用することは健康の維持につながります。
特に、腎臓疾患患者では厳しく摂取が制限されているリン酸塩の代わりに使用することが可能となりますが、リン酸塩の過剰摂取が老化に関わっていることも指摘されており、新しい健康食の提案につながると期待されています。
以上のような学術的な背景もふまえたオリーブ葉の機能性を広く情報発信し、この機能性を食品に求めている食品企業と共創することで安心安全でおいしい食品作りに貢献します。
加えて、これまで大量に廃棄していたオリーブ葉を食品利用(ビジネス化)することで、環境に配慮しつつ香川県のオリーブ生産の拡大にも貢献します。
〇オリーブ葉の食材としての特徴
・天然素材(非科学的、無農薬)、バジル・ハーブ系
・添加物にならない
・抗酸化(オリーブポリフェノールによる病気の予防、脂肪の過酸化防止)
・食物繊維(セルロース)
・抹茶にほぼ近い食味(苦み、おいしさ)
・食感の改善(食品物性改変効果、ゲル強度・保水性の向上)
〇具体的な食品利用の方向性
・継続的に摂り続けることで健康化が図れる食品
・食品添加物の使用を控えた健康志向消費者向け練りもの食品(ハム・ソーセージ等)、麺
・リン酸塩を摂取できない腎臓疾患患者向け食品、病院食(ハム・ソーセージ・ラーメン)
・抹茶にほぼ近い食味(苦み、おいしさ)を利用したスイーツ、パン、パスタ
・菓子類、乳製品(豆乳・ヨーグルト等)
その他(内容を詳細に記入): オリーブ葉を利用したソーセージ、腎臓疾患患者向け食品・病院食、菓子等について、試作・協同開発をしていただける企業
オリーブ葉を利用したスイーツについては、株式会社ルーヴ(高松市)と共同開発を開始しています。
日本国内
「共創チャレンジの内容」「具体的な食品利用の方向性」に記載の食品作りをお考えの企業
香川県にはブランド魚オリーブハマチがあります。
養殖ハマチの肉質を劇的に改善させたのはオリーブ葉でした。
オリーブ葉が当然人間の身体にも大きな健康効果をもたらすことに確信を持ち食品利用を考えていたオキオリーブは、その学術的な背景を香川大学に求めました。
そこでのディスカッションに香川大学小川農学部長と西山医学部長が同席(共創)していたことで、オリーブ葉の食品物性改変効果を利用したソーセージが作れるのではという発想(アイデア)が生まれ、香川大学との共同研究がスタートしました。
人類共通の課題解決(おいしさ・健康)に向け新たなアイデア(オリーブ葉の食品利用)を創出発信し共創することは、まさに大阪・関西万博のテーマ・コンセプトにつながるものであると考えます。
https://www.okiolive.com/contact_form/
info@okiolive.com
https://www.okiolive.com/2025/04/18/オリーブビジネスの展開/
https://lowe.co.jp/news/15258.html