地元農業と連携し、環境に優しいハブラシ製造へ 「やまだわら」水稲を活用した地域循環型プロジェクト
共創チャレンジ
2024.09.18
法人
チーム名 | ジェイ・ウィングファーム × 山陽物産株式会社 × 伊予銀行 |
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共創メンバー | 山陽物産株式会社 |
現在の活動地域 国/地域 | 日本/愛媛 |
活動テーマ | ////// |
山陽物産㈱では、これまでプラスチックの代わりに砕米や古米など非食用米を加工した
アメニティづくりに取り組んできました。
今回その環境に配慮した取り組みを更に進化させるため、生産者である㈲ジェイ・ウィングファームと、長年地元で耕作放棄地となっていた農地に、ハブラシの原料として育てたお米( 資源米)から
「お米ハブラシ」を製造することを決意。事業化に向けたサポート役として地元伊予銀行の協力も決定し、今回のプロジェクトを開始しました。
お米ハブラシは、収穫したお米を配合した「ライスレジン」という合成樹脂を用いることで、一般的な
プラスチックのみで作成した歯ブラシよりもプラスチックの使用量を減らします。また稲の成⾧過程で
光合成によって消費される CO2 により従来の歯ブラシよりも実質的な CO2 の排出量の削減が
おこなわれ、カーボンニュートラルにつながります。
愛媛県内をはじめとした四国 4 県のスーパーマーケットやドラッグストアでの取り扱いを想定しており、
田植えから消費までをすべて「地産地消」にこだわった製品づくりに注力していきます。
先日プロジェクトメンバーで田植えをしました。お米ハブラシの完成は、2024年秋頃収穫した資源米を活用するので、2025年春頃を予定しています。
この取り組みが認知され、将来、当たり前にライスレジンのような自然由来原料で様々な工業製品が作られる環境に優しい世の中を目指していきたいと思います。
情報発信・PR: 本プロジェクトは現在愛媛のローカル番組および地方紙のみでの情報発信しか行っていません。
より多くの方に本プロジェクトを知ってもらい賛同をいただくために情報発信に力をいれたいです。
まずは地元愛媛県をメインにしていますが、様々な地域に広げていきたい
耕作放棄地問題に関心があり、資源米の栽培にご興味のある農業関係者
資源米を使用した商品の販売にご興味のある方
農業と工業の異業種の人たちが手を取り合いひとつのプロジェクトに取り組むことで、生命力あふれる自然とふれあい、他の人と力を合わせて助け合うことによって生き生きとした表情を見せるようになります
https://sanyo-bussan.jp/contact