土佐和紙キャラバン~伝統を継承していく新しいカタチ
共創チャレンジ
2024.06.24
個人
チーム名 | 寝ても覚めても和紙ばかり |
---|---|
共創メンバー | わっしー |
現在の活動地域 国/地域 | 日本 |
活動テーマ | /////// |
「土佐和紙キャラバン」とは、子供たちへ手漉き和紙の体験を出張し提供していく活動です。
そのミッションは「土佐和紙を通じて日本のものづくりの原点を伝えること。」
1400年以上継承されている手漉き和紙には、日本人の大切にしてきたものづくりの原点がある。
植物と水だけで生まれる手漉き和紙の工程は、とてもシンプルです。
そのシンプルさの中に、日本人が大切にしてきた自然と共存・調和するものづくりの原点が見えてきます。それは言葉では伝えきれず、体験・体感してもらうことが一番。
ただ、手漉き和紙の体験は設備や道具が揃った施設に「来てもらう」ことが一般的でした。
より多くの子供たちに体験してもらうには、こちらから出向いてその場を積極的に提供していこう!
そんな発想から始めた活動も6年目。一時コロナ感染の影響もありながらも、現在も続けています。さらに多くの子供達に体験をしてもらうために高知県内から関西・東京でも活動を始めました。
日本の三大和紙産地の一つである土佐和紙は1000年以上の歴史を持ち、和紙の種類の多さが日本一です。職人の個性や多様性を大事にしてきた先人たちのものづくりへの想いを、土佐和紙の体験を通じて伝えていきます。
情報発信・PR: 伝統の継承は人から人へ。職人は技法、技術のを深く極めることが道とされています。その道を大切にしつつ、職人の視点や技術、技法をより多くの人に職人自身が伝えていくことも新たな道として必要だと考えています。手漉き和紙は、これまでは加工される素材として製作され、和紙自体の存在を知っている人は多くないです。植物と水だけで生まれる手漉き和紙の美しさや素晴らしさを一番体感している職人自身から、手漉き和紙の価値を伝える活動をします。
関西・首都圏
伝統文化・工芸品の体験の場をより多くの子供たちに提供する活動に共感してくださる方。
手漉き和紙とコラボを出来る方。
いのち輝く社会って?それは、一人一人が自分らしく生きる社会。いろんな個性を認め合う社会。
全国にある和紙産地の中で、土佐和紙の特徴は、和紙の種類の多さ。300種類以上あると言われています。土佐の和紙職人は固定概念にとらわれず、自分だけの新しい和紙を作りたいというパイオニア精神がどの産地よりも強かった。その土佐和紙に宿る自分らしく個性豊かなものづくりは、まさに自分らしく生きることに繋がると思います。
HP: https://www.tosawashi-inoue.net/
【1400年以上継承されてきた手漉き和紙の歴史やその技法の学びが小学校の義務教育になる】
これが土佐和紙キャラバンプロジェクトの目指していく最終ゴールです。
伝統工芸を継承していくには、職人を育成することが継承だと今まで考えられてきました。
けれどある大学の準教授の新素材開発のヒントとなったのが、小学校の時の和紙体験から得たものだったとテレビで聞いた時、新しい継承のカタチが見えました。
子供の時の和紙体験が、頭の片隅に残り、それが未来の新しい素材の開発のヒントとなった。
伝統工芸の体験の記憶を子供たちに残す。「記憶の継承」それこそが新しい継承のカタチ。
より多くの子供たちの記憶に残る体験の場を提供したい。そこから生まれたのがこの取り組みです。
土佐和紙キャラバンプロジェクトは、最終ゴールへの小さな一歩ですが、日本に生れた子供たちが人生のなかで「日本のものづくりの原点」ともいえる手漉き和紙の歴史とその技法を教育として当たり前のように体験でき、そして日本の伝統を継承したいと思う子供たちが育っていること、それが未来宣言です。