海洋ゴミのエネルギー化が実現している未来へのチャレンジ

共創チャレンジ

2023.03.01

法人

チーム名株式会社アーバンリグ(旧 株式会社ワンワールド・ジャパン)×阪南市
共創メンバー株式会社アーバンリグ(旧 株式会社ワンワールド・ジャパン)、阪南市
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 科学技術、バイオテクノロジー / 地域活性化 / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

 プラスチックごみによる海洋汚染は、地球規模の課題であり、生態系への影響が懸念されています。
 株式会社アーバンリグ(旧 株式会社ワンワールド・ジャパン)は、共創パートナーであるSDGs未来都市に選定された阪南市と新たな資源循環モデルとなる次世代環境対応技術を活用して海洋プラスチック問題の解決につながる以下の取組を行い、世界へ展開できるよう発信します。

①海洋プラスチックを含む廃プラスチックごみを分別することなく炉の中に入れて燃料が作れるリサイクル装置「アーバンリグ」を活用した実証実験
②環境学習イベント(海洋ごみ問題や海の豊かさを守るための学習会) など

未来への宣言

海洋プラスチックごみ対策を推進するとともに、海洋ごみもエネルギーへ転換できる未来社会の実現をめざします。

きっかけ

 株式会社アーバンリグ(旧 株式会社ワンワールド・ジャパン)では、塩素や紫外線の影響などで従来燃やすか埋める以外の再利用が難しかった海洋プラスチックを含む廃プラスチックごみを分別することなく炉の中に入れて燃料が作れるリサイクル装置「アーバンリグ」を開発し、令和元年6月に開催した海ごみゼロ国際シンポジウムにおいてイノベーション部門で海ごみゼロアワードを受賞しています。
 阪南市では、大阪府内では最大のアマモ場があり、大阪湾の環境保全に重要な機能を有しています。「全国アマモサミット2018」の誘致をきっかけに、小学生が「G20サミット配偶者プログラム」に参加するとともに、漁業関係者との協力により、海を活用した地域学習を幼少期から実施しています。令和元年度には、「海洋教育パイオニアスクールプログラム」の地域展開部門に採択されるとともに、“大阪湾初”となる牡蠣の養殖や、ワカメの養殖が「横浜ブルーカーボン・オフセット制度」として“関西圏初”の認証を獲得や「プラスチックごみゼロ宣言」を行っています。また、令和3年度には「ゼロカーボンシティ宣言」や環境省のローカルSDGs「地域循環共生圏」実施地域等に登録を行い、令和4年度には、生物多様性のための30by30アライアンスに参画しています。さらに、同年5月には国から「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定され、海浜空間などの地域資源を活かし、カーボンニュートラルの先にあるCo-ベネフィット型未来都市の実現をめざすとともに、令和5年2月にはJブルークレジット制度にて「アマモ」のブルーカーボン・オフセット認証を獲得するなど、海の環境保全、資源活用に積極的に取り組んでいます。阪南市をフィールドに様々な団体や企業などが大阪・関西万博の機会に万博会場に近い大阪湾から共創チャレンジしています。
 株式会社アーバンリグ(旧 株式会社ワンワールド・ジャパン)と阪南市が、特に注目すべきプラスチックごみによる海洋汚染問題に対して、新しい技術をもって大阪・関西万博の機会に万博会場に近い大阪湾で実証していくことを世界へ発信していくものです。  

取組の展開

今後展開したい地域・方法同様な活動を考えている自治体や団体、共感いただける企業と連携して横展開していきたいと考えています。
共創を希望する方々環境関連活動に共感する団体、企業、自治体

大阪・関西万博のテーマとの関わり

海洋プラスチック問題の解決である本活動は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」や、海の万博に向けての取組、海洋プラスチックごみ対策を国際社会とともに推進することにつながるものと考えます。

SDGsとの関わり

海洋プラスチック問題の解決に向けた取組であることから、SDGsの「13:気候変動に具体的な対策を」、「14:海の豊かさを守る」と「17:パートナーシップで目標を達成しよう」につながるものと考えます。

【問い合わせ先】

《株式会社アーバンリグ(旧 株式会社ワンワールド・ジャパン)》

営業企画部 CS課 代田 侑太郎

TEL:03-6264-3202

 

《阪南市》

未来創生部政策共創室

TEL:072-471-5678

E-mail:seisaku@city.hannan.lg.jp