日本の伝統文化の 『和紙』づくり。技術を伝承し、サステナビリティな未来社会に貢献!
共創チャレンジ
2022.12.19
法人
チーム名 | 寿精版印刷 和紙開発プロジェクト |
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共創メンバー | 寿精版印刷株式会社 |
現在の活動地域 国/地域 | 日本 |
活動テーマ | /////////// |
衰退しつつある伝統産業和紙づくりの技術・文化の継承・発展に取り組みます。これを、当社だけでなく川上から川下まで地域の様々な方々、企業、研究機関と「共創」して実現したいと考えます。
具体的には、まず、原料となる楮・三椏・雁皮、そしてトロロアオイの産地に赴き、その育成の継続を確認していきます。また、遊休耕作地に、新たに育成をはじめ、和紙原料の調達をサポートしていきます。 そして、和紙づくりの持続可能な伝統技術に、現代の技術を掛け合わせ、これまでなかった廃棄ロス材を活用した和紙の開発を実現します。当社だけでは、解決できない大きな課題には協力企業や研究機関とともに取組みます。
当社と協力企業で、和紙産業の地域の創成と、技術革新による和紙開発で、いのちつなぐ持続可能なものづくり社会を目指します。
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地産地消の観点や共創を希望する人々の廃材を利用し、原料からの和紙開発を進めます。
①和紙の材料生産農家
②木工部材のパルプ化できる企業
③廃棄物を和紙として再利用したい方
④和紙に興味のある人々
⑤和紙を資材や販促物として活用し、ブランド価値を高めたい企業
など、多様な方々を希望しています。
日本の伝統産業であり、自然と共生している『和紙』の魅力を万博を通し、多くの方々と体験し、知恵と技術、文化と歴史を脈々と未来に受け継ぎ、サステナビリティな社会に貢献していきたいと思います。
このチャレンジの投稿
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2024.09.30
「千年未来工藝祭」で越前市との共創を実現
■「千年未来工藝祭2024」に出展。 2024年8月24日-25日の2日間に、福井県越前市で「千年未来工藝祭」 (https://craft1000mirai.jp/)に出展いたしました。 当社と越前市との共創活動をメインに、「越前和紙」の魅力を発信いたしました。 日差しが強い夏の日。室内のイベントがありがたかった・・・。 各職人の技や、来場者の方々との出逢い、工藝祭の空間を 通じて、新しい体験と多くの学びが得られました。 2日間にわたって行われた工藝祭は、約12,000人が来場し、 活気あふれる空間でした。 越前市との出逢いか ら現在に至るまでの共創活動の様子に関する電子パネルや 動画、越前和紙ラベル商品、開発した麦和紙の展示、開発 した麦和紙を使用した商品の販売を行いました。 地元の方々に愛されている片山酒造株式会社『かたかた』(コウノトリ呼び戻す農法米を使用した純米吟醸)に、当社の麦和紙ラベルを用いた限定品を販売しました。 商品コンセプトをラベルの形で体現すると共に、 越前和紙の魅力をラベルの形で多くの方々に届けることで、 越前和紙全体の需要拡大に取り組んでいます。
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2024.08.24
純米吟醸に「麦和紙ラベル」で商品化へ!
■片山酒造さんとの共創 「千年未来工藝祭」の出展で、展示する商品の企画を行った。 越前のお酒に、越前の麦をパルプ化し、越前で抄造した和紙ラベルと合わせ「オール越前」として 地域の魅力を届ける形を考えました。 越前市余田町の片山酒造株式会社さん(https://www.sake-kansai.com)と共創の機会が得られました。 片山酒造さんと協議し、純米吟醸の「かたかた」という、越前市白山地区の 「コウノトリ呼び戻す農法米」でできた、酒米「五百万石」を使用した商品に決定した。 この自然農法でコウノトリの生活環境を整備し、毎年の巣立ちを支援している。 対象品も決まり、たくさんの方々と出逢い、完成した大麦パルプ和紙を、【ラベル】の形に仕上げていきます。 私たちの強みは、手漉き和紙のもつ、植物繊維のランダムな広がり、全体の凹凸感といった、一枚ずつ違った美しい風合いに対し、高精細な印刷加工を安定して行い量産化すること。 1986年から、約40年に渡って改善・改良を重ねてきた、『伝統的な和紙に対し、機械で量産化できる技術』で、私たちは、【ラベル】の形で、越前和紙の魅力を 世界に届けます。 出来上がった麦和紙ラベルを、片山酒造さんで一枚一枚丁寧に貼り付けていきます。 大麦パルプでできた和紙の魅力を、商品の魅力とともに【ラベル】の形で、届けていきます。 ラベルにあしらわれたコウノトリをはじめ、 地域環境を持続可能な形で守り、生き物を育みながら、この開発した麦和紙が、より多くの方々の未来を彩ることを願っています。
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2024.08.22
越前市「千年未来工藝祭」へ出展!
■「千年未来工藝祭2024」に出展が決定! 日本の伝統工芸の一つである越前和紙を通じた越前市とのご縁は、1986年に、越前和紙ちぎり加工ラベルを開発した事をきっかけとしてスタートしました。 そして、現在に至るまで約40年間、『ラベルの形』で越前和紙の魅力を届ける活動や、越前手漉き和紙の伝承技術復興に向けた共創を進めている中で、今回、越前市より「千年未来工藝祭」の出展のオファーをいただきました。 2024年8月24日-25日の2日間に福井県越前市で開催される「千年未来工藝祭」(https://craft1000mirai.jp/)に、出展します。 越前市内の室内会場で、「工藝や手仕事を身近に感じてもらう」をコンセプトに、人、技、地域、過去から現在、そして未来をつなぐことを目的にした工藝祭です。 当社は、越前の地元の銘酒「片山酒造」さんとの共創により、日本酒をプロデュースすることになりました。 私たちの技術を活かすことで、 『ラベルの形』で、越前和紙の魅力を届け、 様々な方々の共感・共創の輪が広がり、現在、そして、未来へ向かって、様々な方々とのご縁をつないでいけたらと思います。