公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2022.12.06
法人
令和2年にSDGs未来都市に認定され、持続可能なまちづくりを推進している長崎県対馬市と連携し、海洋プラスチックごみ問題に関する関心度・認知度の向上を目指した普及啓蒙活動を行います。チャレンジのスタートとして、2022年大丸福岡天神店のクリスマスにて、対馬市の海洋ごみを使用したクリスマスツリーを造成します。また、地元九州の学生と連携し対馬市の現状を伝えるアート作品の製作展示や、対馬の海洋プラごみを使用したワークショップを行なうと同時に、対馬市の観光物産マルシェを開催。対馬の魅力を伝えると同時に、魅力的な対馬の自然を守るための行動変容のきっかけとなる場の造成を目指します。
対馬の豊かな海を守ることから、九州福岡、日本の海を守る活動に繋げ、次のいのちが豊かに暮らせる社会を目指します。
「九州探検隊」は、九州119市を訪問し行政と協力して、情報を収集・発掘するプロジェクトです。賛同いただいた自治体と「アンバサダー認定」を交わし、物産・観光・SDGsを中心に、連携を活かした取り組みを推進することで、地元九州の活性化を目指しています。対馬市との活動を行う中で、対馬が日本一海洋プラごみが流れ着く島であること、また対馬の海ごみ問題が、我々が住む九州・福岡、日本全国の海や食卓へ繋がっていることを学びました。探検隊としても現状を伝え未来を変えていく力になりたいと思い、チャレンジを始めました。
対馬は地理的な特徴や気象条件も重なり、毎年膨大な海ごみが漂着します。海ごみの約7割がプラスチック類であり、放置状態が続けば、プラスチックの劣化が進み、マイクロプラスチック化に繋がります。マイクロプラスチックが堆積している海岸もあり、海中に流出し日本海沿岸にも影響を及ぼす可能性があります。だからこそ、対馬での海ごみの早期回収は、対馬のためだけでなく、日本の海洋プラごみ問題にとって重要な取り組みであるといわれています。対馬の海を守ることが、日本の海を守り、そこで生まれる生き物を守ることや、その恩恵を受けて生きている私たちのいのちに繋がると思います。
長崎県対馬市と福岡県福岡市の企業である博多大丸が連携して、対馬の海を守る活動、日本の海を守る活動を推進することで、そこに住む生物やその恩恵を受けて生きる私たちが住み続けることができる環境を維持することに繋がるため。
担当:株式会社博多大丸 事業開発部 九州探検隊
伊藤(htgg095@dnt.daimaru.co.jp)/上杉(htgg123@dnt.daimaru.co.jp)
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