ダイバース・ユニバース ~古今東西の星空をひとつに!~
共創チャレンジ
2022.09.29
法人
チーム名 | 新興出版社 啓林館 文研出版 EXPOプロジェクトチーム(SKB) |
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共創メンバー | 株式会社 新興出版社啓林館 文研出版 |
現在の活動地域 国/地域 | 日本 |
活動テーマ | /////////////// |
「ダイバース・ユニバース」は「星空★を通じて多様性を学ぶ」活動です。(「ダイバース・ユニバース」は、多様性を表す「diverse」と世界を表す「universe」を組み合わせた本活動を象徴する造語です。)
時代や国・文化によってさまざまな見方をされてきた星座を共通のフォーマット上に表現し、時代考証も含めて、ひとつのコンテンツに創り上げ、未来に繋いでいきます。このコンテンツが世界の方々にわかりやすいものとなるよう、出版物や星座早見表、最先端のテクノロジーを使ったマルチメディア教材など、様々なアウトプットの可能性を見出していきたいと考えております。
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国内外の教育機関、科学館、博物館、図書館、書店などに出版物やマルチメディア教材の提供をしていきます。また最新のテクノロジーでスマホアプリや電子望遠鏡などへの転用も考慮しております。
①各国・各文化の星図とその時代背景の知識を有する機関・専門家
②各国・各文化の星図とその時代背景をプラネタリウム等で、具現化できる技術(XR、VR、メタバースなど)を有する企業、専門家
③国内外の科学館、博物館など天体に興味がある公共機関
④教育機関(小学校・中学校・高等学校・大学・教育委員会)
「ダイバース・ユニバース」に取り組むことで、世界中の人々に、星空を通じてお互いの多様性を尊重する素晴らしさを伝えます。これによって、大阪・関西万博のテーマの達成に貢献してまいります。
このチャレンジの投稿
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2024.11.22
あすたむランド徳島・サイエンスフェアに出展しました!
万博本番に向けて一層勢いが付いてきたダイバース・ユニバースチームですが、11月10日にあすたむランド徳島で行われた「サイエンスフェア2024 おもしろ博士の実験室」に出展しました。 天気にも恵まれた開放的な屋外イベントに、星空好きの60名ものお客様がご来場くださいました。 今回ダイバース・ユニバースチームが企画したのは「星座早見づくり体験」。 子どもたちが夢中になって取り組む姿がとても印象的でした。 「古今東西の星空をひとつに」というコンセプトを直に、たくさんの子どもたちにお伝えすることができる機会はとても貴重だとあらためて感じました。 参加してくださった皆さまへほんの少しでも、星座を通じて多様性を考えるキッカケを作ることができたとしたらチーム一同嬉しい限りです。 万博本番にむけ、またチャンスを見つけてダイバース・ユニバースのコンテンツを直接お披露目したいと考えております。
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2024.11.15
香港チームとマカオ科学館を視察しました!
前回の記事ではダイバース・ユニバースにご協力いただいている香港チームと共創したイベントのレポートをお届けしました。 今回の記事では、万博本番に向けてプロダクトアイディアを集めるために香港チームに同行いただいた、香港・マカオの視察レポートをお届けします。 香港からフェリーに揺られ訪れたのが「マカオ科学館」。 Astro Ninja Projects代表の山内さまからも「チームメンバーにも、ぜひ一度見てほしい展示があるんです」とプッシュされていたこともあり、チーム一同、期待を胸にワクワクしながら入場しました。 当日は香港チームのKenneith Huiさまのお知り合いで、マカオ科学館のofficerを務められるWONGさまに館内をご案内いただきました。 こちらが山内さま一押しの立体星座プロダクト。 天井からスルリと降りてくるのは、星をイメージした電球。 左に立ち、右に立ちと、見る角度を変えることで星の配置が変わるのを肉眼で確認できるこちらの展示は、ダイバース・ユニバースのコンセプトに通ずる部分もあり大変感銘をうけました。 同じ星座でも「見る場所によって見え方が変わる」ということを体感できる、素晴らしい展示でした。 こちらは、巨大サイズの星座早見。近くで見ると、なかなか迫力があります。 巨大星座早見の隣に並ぶのは香港チームのChing Tin Chuさま。実物大のイメージが伝わるのではないでしょうか? ダイバース・ユニバースの展示でもフィジカルなプロダクトを通じて、多くの方に世界中の星空を体感していただきたいと考えています。 館内には他にも、天体観測の歴史を辿ることのできる沢山の貴重な作品が展示されていました。 ダイバース・ユニバースのコンセプトとして、地域という「横の軸」と、時代という「縦の軸」の両軸を繋げることに、重要な意識を置いています。 文化や歴史の違いを認め合いながら、同じ星空に思いを馳せる。 万博本番のタイミングまでの限りある時間を、さらに凝縮させてくれるような大変貴重な視察となりました。 チーム一同、万博までの残された時間で「なにができるのか?」を探求しながら、ブラッシュアップを続けてゆこうと考えております。 次回、香港チームとのレポート第3弾は、Ho Koon Nature Education cum Astronomical Centreをご案内いただいた際の記事をお送りいたします。 ご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。
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2024.11.06
香港チームと星空イベントを共創しました!
ダイバース・ユニバースプロジェクトにご協力いただいている香港チームと共に、香港にあるHo Koon Nature Education cum Astronomical Centreで星空イベントの共創が実現しました。 「天文科學之夜-星空無界限(天文科学の夜-ダイバース・ユニバース)」と題された、日本と香港をつなぐ星空文化交流イベントに50名近くのお客様が来場されました。 香港チームのご尽力のもと、星空に興味を持つ沢山の方々にお集まりいただき、ダイバース・ユニバースプロジェクト主旨を現地の皆さまに知っていただく大変良い機会となり、チーム一同プロジェクトの手ごたえを少しずつ感じることができたと実感しています。 ダイバース・ユニバースの総監修であるJAXAの矢野創先生のオンライン講演では、来場者の方々に内容をじっくりと理解いただくため香港チームにご協力いただき、丁寧に日本語の文節を区切りながら広東語で逐次通訳を行いました。 古今東西の星座が時代と共にどのようにして変化していったのか、そしてどのようにして文化と文化の懸け橋を渡っていったのかをダイバース・ユニバースの主旨と重ね合わせながら一つひとつ紐解く講演を通じ、食い入るようにスライドを見ていた来場者の方々の脳内で点と線がつながる「アハ体験」が会場中に次々に沸き起こっていました。 質疑応答のコーナーでは、最初は緊張していたシャイな皆さまも一人二人と順番に挙手する中で次々に疑問を投げかけ合う場面も見られ、大盛況の内に幕を閉じることができました。 イベントの後半の「星座ビンゴ」大会では、先着順に万博グッズをプレゼントするというルールを説明した途端、会場中の雰囲気が一変。中央の台に並べた「ミャクミャク」ぬいぐるみをはじめとした景品に視線がグッと集まりました。 香港チームが企画してくれた「星座ビンゴ」は予想以上の大盛り上がりで、このフィジカルな星空ゲームが文化や国境を越え、老若男女問わず「星好き」であれば誰もが楽しめるということを証明してくれた瞬間でもありました。 スクリーンに映し出された星座が変わるごとに歓喜と落胆の入り混じった声があちこちから聞こえ、星座にまつわるエピソードを各々様々な表情で聞き入っていたのも印象的でした。 最初に「ビンゴ!」の声を高らかに上げた強運なお客様は、会場中が狙っていた「ミャクミャク」ぬいぐるみをゲットし、満面の笑みを浮かべていました。 そこからは次々に「ビンゴ!」の声と共に手があがり、プレゼントを並べた台には楽しそうな長蛇の列ができていました。 今回のイベント企画もそうですが、香港チームのメンバー皆さまにはダイバース・ユニバースプロジェクトへの深い理解と積極的な協力姿勢を見せていただき、どんどんとアイディアが形になってゆく達成感を実感しています。 上の画像はダイバース・ユニバースのイメージイラストを使用したクリアファイルですが、下の画像のHo Koon Nature Education cum Astronomical Centreが撮影した星空写真と裏表のデザインで自主的に作成していただくなど、国や文化を越えた共創が沢山の方々のご尽力により実現しています。 香港チームとオンラインでの打ち合わせを重ね実現した今回の国際イベントでしたが、実際に対面するオフラインでのつながりを交えることで、さらに体温を伴った可能性の広がりを感じることができました。 ご同行いただいたAstro Ninja Projects代表の山内銘宮子さま、香港チームの皆さま、ご来場いただいた皆さま、この度は誠にありがとうございました。 次回記事では、今後のダイバース・ユニバースの様々なプロダクト開発のアイディアにつながった、香港・マカオ視察のレポートをお届けします。