前回の記事ではダイバース・ユニバースにご協力いただいている香港チームと共創したイベントのレポートをお届けしました。
今回の記事では、万博本番に向けてプロダクトアイディアを集めるために香港チームに同行いただいた、香港・マカオの視察レポートをお届けします。
香港からフェリーに揺られ訪れたのが「マカオ科学館」。
Astro Ninja Projects代表の山内さまからも「チームメンバーにも、ぜひ一度見てほしい展示があるんです」とプッシュされていたこともあり、チーム一同、期待を胸にワクワクしながら入場しました。
当日は香港チームのKenneith Huiさまのお知り合いで、マカオ科学館のofficerを務められるWONGさまに館内をご案内いただきました。
こちらが山内さま一押しの立体星座プロダクト。
天井からスルリと降りてくるのは、星をイメージした電球。
左に立ち、右に立ちと、見る角度を変えることで星の配置が変わるのを肉眼で確認できるこちらの展示は、ダイバース・ユニバースのコンセプトに通ずる部分もあり大変感銘をうけました。
同じ星座でも「見る場所によって見え方が変わる」ということを体感できる、素晴らしい展示でした。
こちらは、巨大サイズの星座早見。近くで見ると、なかなか迫力があります。
巨大星座早見の隣に並ぶのは香港チームのChing Tin Chuさま。実物大のイメージが伝わるのではないでしょうか?
ダイバース・ユニバースの展示でもフィジカルなプロダクトを通じて、多くの方に世界中の星空を体感していただきたいと考えています。
館内には他にも、天体観測の歴史を辿ることのできる沢山の貴重な作品が展示されていました。
ダイバース・ユニバースのコンセプトとして、地域という「横の軸」と、時代という「縦の軸」の両軸を繋げることに、重要な意識を置いています。
文化や歴史の違いを認め合いながら、同じ星空に思いを馳せる。
万博本番のタイミングまでの限りある時間を、さらに凝縮させてくれるような大変貴重な視察となりました。
チーム一同、万博までの残された時間で「なにができるのか?」を探求しながら、ブラッシュアップを続けてゆこうと考えております。
次回、香港チームとのレポート第3弾は、Ho Koon Nature Education cum Astronomical Centreをご案内いただいた際の記事をお送りいたします。
ご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。