プラスチックについてかんがえよう

共創チャレンジ

2022.09.29

法人

チーム名環境チャレンジネットワーク大阪
共創メンバー
特定非営利活動法人 大阪環境カウンセラー協会
現在の活動地域 国/地域日本 大阪
活動テーマ
■共創チャレンジの内容

 世界的な海洋プラスチック問題の解決に向けて、不必要なワンウェイのプラスチックの排出抑制や分別回収の徹底などの"プラスチックとの賢い付き合い方"を考えるセミナーやイベントを展開いたします。
 講義とワークショップをセットで行うことで自分事として考える機会を提供します。例えば、たまねぎ染のエコバック作りのワークショップでは、染色液につけている間に以下のような説明を行います。
 ①いつもなら、捨ててしまう玉ねぎの皮(障がい者施設より買い取り) で布バックの染色液を作る説明
 ②ごみの旅路、ごみの捨て方と処理方法(焼却場のビデオ、ペットボトルの再生工程など)
 ③プラスチックによる海洋汚染状況とその対応策
 ④私たちにできること(マイバックを持とう)→小さなレジ袋1枚でペットボトルのふた1杯分の石油を削減できる!
わたしたちが生活していくうえでとても便利に使われているプラスチックについて、“賢い付き合い方”を考える機会を提供します。

■展開したい地域

今決定しているところでは、「すいたクールアースウィーク」の活動の一環として、高槻市立総合市民交流センターとクレオ大阪東 「SDGsフェスタ」においても「たまねぎ染めのエコバックを作りながら、海洋プラスチックごみ問題を学ぶ」の取り組みを実施します。
さらにB.ゴマフアザラシをキャラクターとした絵本を製作(YouTubeにて公開予定)
1、海洋汚染に特化したセミナーを聞いたのち、8ページのイラストを提示します。
2、受講者が8枚の中から、好きなイラストを選択して文章を考えます
3、受講者各自が、担当したページの文章を読み上げ、8ページ分を1冊の絵本として完成させます。(受講者全員の発表の後、YouTube動画と比較して確認します。)
4、後日、A3サイズの用紙に8ページ分を配置印刷された用紙を折り方でA6サイズの絵本タグにして各人に提供します。

これまで、大阪府の「環境保全活動補助金」を活用して主に大阪府内の市民を対象として展開してきましたが、他の補助金等を活用して、近畿全域に展開していきたいと思います。

■共創を希望する方々

自治体、小学校等教育機関など

■大阪・関西万博テーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。「いのち輝く」社会には健康や環境は重要な要素であると考えています。世界は海でつながっているともいわれていますので、海洋問題の一つであるプラスチックについて考えることで、自分たちの行動が世界に影響を与えることを意識づける活動としたいです。

このチャレンジの投稿

  • 「「すいたクールアースウィーク」in 高槻クロスパル」として登録・実施報告

    大阪環境カウンセラー協会は、「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジに世界的な海洋プラスチック問題の解決に向けて、不必要なワンウェイのプラスチックの排出抑制や分別回収の徹底などの"プラスチックとの賢い付き合い方"を考えるセミナーを「「すいたクールアースウィーク」in 高槻クロスパル」として登録・実施しましたので、報告いたします。   ■実施日時:10月8日 10:30~12:00 ■場  所:高槻市立総合市民交流センター 工作室 ■講義内容:たまねぎ染めのエコバックをつくります。  染色している時間にプラスチック問題について考えます。 「国際協力機構(通称: JICA)」発行の「私たちが目指す世界」のテキストを使ってSDGsの17の目標の基本理念について学びました。 ■講  師:谷美也子、泉厚子 ■参加人数:8名+スタッフ6名(障がい者スタッフ2名含む) ◆感  想:全員が、普段から環境問題について強い関心を持っておられる方々で、「スーパー主婦」と呼ばれる方々とお二人の男性が参加してくださいました。その意識の高さにスタッフがタジタジになる一幕もありました。目標14に焦点をあて、プラスチックによる海洋汚染状況とその対応策について考える中で、普段、台所で使っている水切りネットを持ち込んで、質問を準備されていました。また、「誰一人取り残さない」というコンセプトのもとに展開されているSDGsが目指すグローバル社会は、「人権」が要となっているという説明に大きく頷いておられました。障がい者スタッフも「よく、働くねぇ」と声掛けしてもらいとても楽しそうでした。    

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