私たちの共創チャレンジ
『サイボーグ』にどういったイメージをお持ちですか?SF・小説、身体能力を向上するもの、武器や危険なもの…。私たちは、サイボーグはWell-beingな未来を追求するための選択肢の一つであると信じています。しかし、私たちはサイボーグ"技術"という選択肢を提供することはできても、サイボーグ"社会"を形成することはできません。共創チャレンジでは、サイボーグ時代におけるWell-beingについて、大学、専門家、国・自治体や市民を巻き込みながら様々な観点から議論し、サイボーグ時代における法制度や社会規範・倫理、国際的枠組みについて、共に解決策を探求し、サイボーグ社会に向けて前進していきます。
「サイボーグ社会」とは何か
①サイボーグ化(人と機械の融合)を希望するすべての人に、その選択肢を提供できる社会
②メガネやコンタクトレンズ、車やスマートフォンを使うことによって、できることが広がっていくようにその延長上にサイボーグがある。人をアップグレードするができる社会
未来への宣言
サイボーグ技術によって誰もがWell-beingを追求できる社会の実現
きっかけ
私たちはサイボーグ技術によって人間の創造性を最大化するビジョンの実現に向けて取り組んでいます。皆さんがWell-beingを追求する際に、サイボーグが選択肢の一つになることを目指しています。一方で、新たな技術は、その使い方次第で社会不安や格差拡大に繋がるリスクがあります。誤った・危険な使われ方をして、サイボーグが「危険なもの」というレッテルを張られた結果、未来の選択肢が閉ざされてしまっては元も子もありません。
法制度や社会規範・倫理、国際的な枠組みなどを専門とするエキスパートのみならず、社会を構成する皆さんの「声」を起点に、サイボーグ時代の社会を形成していきます。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
「サイボーグ技術でいのちをつなぎまったくあたらしい未来社会の創造を我々人類でデザインしていきたい」という関わり方をイメージしています。
大阪・関西万博は世界のありとあらゆる知見や最新テクノロジーが集い、新たな思想や社会課題解決策を世界に示す「未来社会の実験場」です。サイボーグをテーマにした新たな先進技術創出に取り組み、社会実装可能な法整備や倫理観を国際的な枠組みで整え、世界共通の目標SDGsの達成を目指します。