パッケージ エコ化プロジェクト!

共創チャレンジ

2022.05.09

法人

チーム名パッケージ エコ化プロジェクト!
共創メンバー株式会社折兼、株式会社フィッシングマックス
主な活動地域日本
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 食 / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / スポーツ / エンターテイメント / 観光、インバウンド / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / 農業、林業、水産業 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 大阪・関西万博の内容周知、テーマや意義の発信 /

私たちの共創チャレンジ

プラスチックは軽い、耐久性が高い、加工しやすいなどのメリットがある一方、自然分解されず、環境中に流出すると半永久的に残ってしまう点が大きな問題です。
そこで、本取組では、パッケージにおいてプラスチック使用量の削減、環境負荷の低い材質への切り替えを進めてまいります。
また、バガス(土に還る素材)でできた食品容器を使用することにより、フードサイクリングの実現にも貢献いたします。

未来への宣言

石油由来の原料が多く含まれるパッケージから、環境負荷の低い材質(バガス)の容器等への置き換えを進めることにより、プラスチック使用量の削減、CO2排出量の削減、更には海洋汚染問題にも貢献いたします。

きっかけ

「BAGASSE(バガス)」という材質をご存知でしょうか。バガスとは、砂糖の生産過程でサトウキビから出る搾りかすです。全世界では年間1億トン以上発生しており、通常はボイラー燃料、飼料、堆肥として活用されていますが、余剰分は廃棄されています。その本来捨てられる搾りかすで食品用パッケージを企画開発いたしました。このバガスは、当社と北九州市立大学の研究から、約76日で土壌分解するという結果が出ました。また、土壌分解だけでなく海洋分解も確認されています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法日本全国で使用されている食品パッケージを、環境に配慮した材質への切り替えを進めてまいります。
飲食店、お弁当、学校給食等の他、万博会場含め各種イベントで使用されるパッケージの切り替えも目指していきます。
共創を希望する方々・エコな材質への切り替えをご検討中の自治体、飲食店(テイクアウト・デリバリー)さま、企業さま
・宅配弁当・冷凍弁当サービスを展開されている企業さま
・小学校・中学校・高校の給食をエコなパッケージでの提供を検討されている学校給食業社さま
・フード系のイベント業社さま
・キッチンカーのオーナーさま
・小学生、中学生、高校生、大学生

大阪・関西万博のテーマとの関わり

プラスチック使用量の削減、CO2排出量の削減、フードサイクリングの実現を通じて、サステナブルな未来社会に貢献いたします。

SDGsとの関わり

この取り組みにより、色々な材質のパッケージを知り、正しい知識で選択すること、バガス容器を使用することで、CO2排出量削減からの地球温暖化対策、海洋汚染問題にも貢献できるため。

折兼は2022年で創業135年目を迎えました。創業当時は駅弁用折箱の製造販売から始まり、プラスチックの普及に合わせて食品包装資材専門商社へと変化してまいりました。時代のニーズに合わせて変化適応することで、包装資材卸売業界内では全国2位の売上高まで成長しております。

また、時代が進むにつれ、環境保護への関心も高まり、プラスチックトレーの店頭回収スキームへの参画やリサイクル容器・バイオマスプラスチック容器・非プラスチック容器の販売にも取り組んでおります。

20207月に企業のホームページをリニューアルし、各専門スタッフがフードビジネスに関する商品情報やノウハウを発信し続けており、エコ容器に関する情報もわかりやすくお届けしています。さらに、環境に優しい商品だけを掲載した業界内初のエコカタログを発行し、飲食店や量販店へ向けてエコ容器の導入を推進しています。

 

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<お問い合わせ先>

企業名  :株式会社折兼

担当者  :服部貞典

電話番号 :052-561-3662

メール   :sadanori-hattori@orikane.co.jp

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このチャレンジの投稿

  • 課外授業を実施いたしました

    2023年7月27日(木)、愛知県立一宮南高等学校の2年生2名を対象に2時間の課外授業を実施いたしました。   当日の授業の様子について [ 当日は、折兼の事務所見学を行ったうえで働き方をご紹介するとともに、食品業界を取り巻く環境問題や折兼のSDGs・環境問題についてご紹介しました。説明を終えた後の質問では、環境にやさしい商品を作る上で大切なことや、環境も荷台に取り組む中で難しいことなど、たくさんの質問をいただき回答しました。 今回の課外授業を通して、社会でのはたらき方や環境にやさしい商品を選択する大切さを学んでいただくことができました。

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  • インタビューの対応をいたしました

    2023年7月27日(木)、名古屋市にある市邨(いちむら)高等学校の2年生2名を対象にインタビューの対応をいたしました。   当日のインタビューの様子   生徒は「飢餓とフードロスの削減」をテーマに惣菜テイクアウトのエコ化を目指した取り組みを考えていました。特にドギーバッグに着目したプレゼンをしていただきました。 生徒からは取り組みを広げるためにどうしたら認知度が上がるのか、多くの方に容器を購入してもらえるか、と言った視点で質問を受け、食品業界の業界情報をお伝えするとともに、企業目線でのフィードバックをいたしました。

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  • テレビ放映|ロンブー亮の釣りならまかせろ!(テレビ埼玉)|ベイトバガスパックやバガス容器の紹介

    2023年6月27日(火)、テレビ埼玉の「釣りならまかせろ!」にて、弊社の海でも海でも分解するベイトバガスパックやバガス容器が取り上げられました。後編は7月4日(火)午後10時より放送を予定しております。   番組で紹介されたベイトバガスパックとは?     パックスタイルのベイトバガスパックは、サトウキビの搾りかすと竹を混ぜて作られており、廃棄される植物原料を再利用した原料が使われております。本来、バガス容器は食品容器に使われることが多いですが、海における生分解性の機能を活かして、生分解性のある釣りエサ容器を開発いたしました。   「ベイトバガスパック」の最大の特徴として、生分解性があります。バガス素材は植物由来原料から作られているため、海洋下で自然に分解される性質を持っております。本容器は、フィッシングマックスが行った試験結果によると、約90日で分解されました。   ベイトバガスパックの詳細については、以下の記事をご覧ください。 折兼ラボ|自然に還るバガス製の釣りエサ容器を紹介 折兼ラボ|【釣り人必見】環境に優しい釣りエサ容器の取り扱い店を紹介!

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