公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2022.04.07
法人
Re.colab KOBE(関西学院大学の学生団体)は神戸市、朝日新聞社と連携し、世界中が注目し、取り組み方を模索しているカーボンニュートラルや生物多様性につながる環境保全活動を行っています。 具体的な活動は以下のようになっています。 ・耕作放棄地の再生活動を通じて、日本に古くから伝わる持続可能な社会モデル「里山」を再構築。再生した畑で作物を作りながら、里山に存在する希少動植物の保護や調査も実施する。 ・新たな二酸化炭素吸収源として世界中で研究が進む「ブルーカーボン」を推進。海では吸収源となるアマモの育成・拡大に取り組む。ため池が多数散在する神戸の特性に合わせて、国内初となる淡水でのブルーカーボンにも挑戦している。 ・里山周辺の過疎地域における空き家再生プロジェクトを通じた地域の拠点づくり。 自分たちと次の世界をともに作ることになる小学生、中学生、高校生に、自分たちが活動を通じて得た知見を伝えるため、神戸市の教育プログラム「出前授業」として伝える準備も進めている。漁協などの地域団体、環境保護をするNPOとも連携しながら取り組む予定です。
多種多様な人々が主体となって共に創り上げる、人と自然が共生した持続可能な社会を目指します。
環境問題を考え、行動することをめざす関西学院大学の学生団体の活動が、神戸市内で環境活動の取り組みを活性化させたいと考えていた神戸市職員の目に留まり、取り組みがスタートした。当該学生団体は「Re.colab KOBE」として本格的に始動し、発信力を高めるべく朝日新聞社が取り組みに参加。次世代を担う若者が、多種多様な人と交流しながら身近な環境問題や社会課題に主体的に取り組み、その成果を様々なチャンネルを使って発信していくためのプラットフォームとなっている。
環境保全活動によって動植物がその生命力を輝かせるだけでなく、活動している人も、生命力あふれる自然とふれあい、他の人と助け合うことによって生き生きとした表情を見せるようになります。
海や池で藻場を維持・拡大する「ブルーカーボン」の活動や、電動農具を活用した里山の再生などを通じて、気候変動対策に貢献します。学生・若者が主体となり、多種多様な人々とのパートナーシップで、住み続けられるまちづくりをめざします。
関西学院大学 /
関西学院大学社会学部准教授松村淳TEL 0798-54-6202メール fte97240@kwannsei.ac.jp
朝日新聞社大阪本社メディアビジネス第1部広告委員左古将規TEL 06-6201-8302 メール sako-m@asahi.com
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