“誰一人取り残さない”MICEプロジェクト

共創チャレンジ

2021.03.09

法人

チーム名日本コンベンションサービス×ミライロチーム
共創メンバー乗次 大介〔日本コンベンションサービス(株)〕/伊藤 ボン〔日本コンベンションサービス(株)〕/松原 努〔日本コンベンションサービス(株)/清原 陽子〔日本コンベンションサービス(株)〕/橋本 寛之〔(株)ミライロ〕/石井 匠〔(株)ミライロ〕/渡辺 瑞希〔(株)ミライロ〕
主な活動地域日本

私たちの共創チャレンジ

「人の想い、企業の想い、街の想い、世界の想い。皆さまの未来に応える、コミュニケーションを(=Create The Future Communication)」の理念のもと、本チャレンジでは、「会議・イベントの持続可能性(イベントサステナビリティ認証ISO20121)」、「ユニバーサルデザイン」と「国際プロトコル」を本事業のプログラム(人材派遣・教育、イベント企画・運営)に組み込み、未来の礎となるコミュニケーションのあり方をMICE※を通じて提案します。
※MICEとは、企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行・インセンティブ旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議 (Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を使った造語。

未来への宣言

多様な人々が安心して参加しコミュニケーションの価値を高められる、持続可能な「新しいMICE運営のあり方」を定義し、誰一人取り残さない社会の実現に貢献します。

きっかけ

これまで、 MICE・イベント運営のあり方について、あまり議論されてきませんでした。
しかし近年、多様性への意識が高まる中、「誰一人取り残さない」という観点で言うと、障害のある参加者への対応、文化(国・地域・民族・立場)の異なる参加者への対応、多言語への対応など、一つの組織だけでは対応が出来ていない現状があります。
特に、長期間のMICE・イベントの運営となると、対応が可能な人材の確保は至難の業であり、大掛かりで長期であるほど、取り残される人々が出てくるという問題がありました。
しかし、JCSの人材派遣(募集・教育・派遣)、言語(通訳・翻訳)サービスやMICE・イベント企画・運営サービスに加えて、ミライロのユニバーサルデザインに関する知見(教育・ノウハウ)が協業することで、上記問題に対応できる体制を実現します。
特に、人材確保においては、両社が保有する人材に加え、様々な人材を広く募集(例えば、パートタイマー/主婦・時間制限のある立場の方々や障害のある方、外国人等も含め)します。
さらに、JCSの短期教育システムによる教育を通じて、対応できる人材を必要数確保することで、問題解決を図ります。この教育・運営の場面において、本プロジェクトで目指す「誰一人取り残さない」ために、JCSが取得しているイベントサステナビリティ認証20121や、ミライロのユニバーサルマナーの実践的な知見は大いに有効であると考えます。
また、近年では、「環境・社会・経済」の3側面にも配慮を求められるようになっています。多様性と密接に絡む、この問題についても両社の知見を大いに活かし、すべての人々が参加可能なMICE・イベントのレガシー創出を実現しようと考えました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法地域、場所は問いません。倫理規範、ダイバーシティについての教育関連、ユニバーサルデザインの向上等をこのシステムを用いて、日本全域に広げていきたいと考え、営業活動や活動の発信(SNSやプレス活用)も積極的に行っていく予定です。
共創を希望する方々地域、場所は問いません。倫理規範、ダイバーシティについての教育関連、ユニバーサルデザインの向上等をこのシステムを用いて、日本全域に広げていきたいと考え、営業活動や活動の発信(SNSやプレス活用)も積極的に行っていく予定です。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

国際会議や学術集会、大規模イベントの開催において、国籍、性別、障害、年齢、身体特性に関わらず、多様な人々が参加できる可能性を広げることで生活を豊か(いのちに力を与える)にし、社会とのつながり(いのちをつなぐ)を促進できると考えています。

SDGsとの関わり

我々のプログラムでは、多様な人々が参加できる機会やサービスを提供することで、「SDGsゴール10」の課題に対してチャレンジします。課題解決への貢献方法として、ユニバーサルマナーや高い国際感覚を身に付ける機会提供(=「SDGsゴール4」)を、各々の強みを持つ企業・組織との共創(=「SDGsゴール17」)によってチャレンジします。

■活動地域
日本 / 全国

■現在の活動・事業概要
日本コンベンションサービス株式会社は1967年創立の国内初となるコンベンション運営会社です。そのきっかけは、1970年万博での語学対応でした。その後、多くの国際会議、学術集会、MICE運営を通じ、現在、国内外のあらゆるイベント関連における運営及び、それらに対応するためのスタッフの手配・教育・運用を事業として実施。また、SDGs発足前の2012年ロンドン五輪の年から、日本初イベントサスティナビリティ認証ISO20121を取得しています。
株式会社ミライロは障害のある当事者の視点を活かしたユニバーサルデザインのコンサルティング会社です。障害を価値に変える「バリアバリュー」を企業理念に掲げ、多様な人々が暮らしやすい社会の実現を目指しています。

■私たちにできること

人材

世界で活躍する超一流通訳者/国内トップクラスのプロ通訳者/手話通訳士/ユニバーサルマナー検定取得者

ネットワーク

海外とのネットワーク31か国/障害のある当事者とのネットワーク

技術・ノウハウ

ISO20121(イベントサステナビリティ認証)/ユニバーサルデザインの専門的知見/障害者手帳アプリ「ミライロID」

情報発信・PR

自社HP、SNS、メディアネットワーク

 

 

■ この共創チャレンジに関するお問合せ先 ■

電話番号:06-6221-5936

電子メール:y-kiyohara@convention.co.jp

日本コンベンションサービス株式会社 2025年日本万国博覧会室 〔担当者:清原陽子〕