視覚障がい者の単独歩行支援を目指した車輪付きガイドナビの開発と実証

共創チャレンジ

2022.01.04

個人

チーム名Guide Cane Project
共創メンバー大阪市立大学,公益財団法人大阪産業局
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー / ダイバーシティ、インクルーシブ / モビリティ、交通 / ロボット、AI /

私たちの共創チャレンジ

センサで安全を確保しながら直感的に道案内を行う車輪付きガイドナビを開発し、視覚障がい者の単独歩行を支援します。社会実装に向けた実証実験などの取り組みも行います。
車輪付きガイドナビはそれ自身が動くこと無く、視覚障がい者本人が押すことによって進みます。センサを利用して、ステアリングとブレーキのみを装置が制御します。
センサを使った案内をしつつ、視覚障がい者が主体的に歩くことができるように工夫しています。

未来への宣言

気軽に安全に一人で外出できるシステムを提供することで、視覚障がい者の外出機会や就労機会の創出の一助となりたいと考えています。

きっかけ

ロボット技術を応用した車輪付きガイドナビ装置を開発し、試作機を用いた実証実験や体験会を開催してきました。
より実証実験の場を広げるとともに、実証実験の運営(例えば受付を担当下さる方や一緒に歩いて安全確認をして下さる方)や装置のブラッシュアップ(ユーザーフィードバック、機械、ソフト)に協力して下さる方を募るため、共創チャレンジに参加します。

取組の展開

今後展開したい地域・方法まずは大阪・関西地区から徐々に広げていきます。
共創を希望する方々技術を高めて下さる方(センサ、バッテリー、自己位置推定、軽量化)、社会への実装を支援して下さる方(テスト場所の提供、エレベータや信号との連携、エスカレータでのテスト)、実証実験の運営(受付、安全確認)にご協力下さる方、との共創を希望します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

本プロジェクトは、ロボット技術を応用して視覚に障がいのある方の外出時の不自由を解消しようとするものであり、科学技術によって「いのち輝く未来社会のデザイン」を目指す一例であると考えています。

SDGsとの関わり

視覚に障がいのある方の外出時の不自由を解消しようとする取り組みです。

問い合わせ先:imadu@osaka-cu.ac.jp