公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2023.09.06
法人
サーキュラーエコノミーの概念について、産業界を含め市民に広く、わかりやすく共有します。さらに、多くの企業・団体・個人に本プロジェクトに参加いただき、現在策定していますアクションプランに基づき、サーキュラーエコノミーの取組みを行っていきます。
ウェルビーイング(幸福で肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態)を高めた持続可能な都市を実現します。 アムステルダムやロンドン、フィンランドなど、経済活動と環境保護活動を両立させ、持続的なウェルビーイングを目指すサーキュラーエコノミーの先進エリアに負けない新しい形を創り上げ、日本における自治体のモデルケースになることを目指します。
蒲郡市は、海と山に囲まれた人口約8万人の都市です。海と山を活かし漁業・農業・観光業を中心に発展し、また戦後には繊維の街としても発展してきました。市民は「海と山に囲まれた自然豊かなまち」に誇りを抱いています。しかし、近年「あさりの漁獲量が減少し、潮干狩り客の満足度低下」、「海底ゴミの増加」、「リサイクル率が上がらない(最終処分場問題)」などの環境課題が起きており、一部産業には打撃となっています。豊かで美しい自然が失われつつある中、市民の地元愛や誇りに思う気持ちの低下も危惧されます。 これらの動きを受けて、2021年9月に、蒲郡市は経済活動と環境保護活動を両立させるサーキュラーエコノミーのプロジェクトを始動させました。万博が行われる2025年には、市民の多くがサーキュラーエコノミーについて理解し、産業界において取組が推進されることを目指しております。
「救う」 ― 市民の健康寿命の延伸を図ります。 大阪・関西万博の重要な要素となるSDGsの17の目標。その目標を達成するための手段として、サーキュラーエコノミーが挙げられます。本プロジェクトは、ビジョンを掲げ、ロードマップをつくり、将来のビジョンを明確にし、具体的なサーキュラーエコノミーアクションによって、環境保護(再生)を行いながら、経済活動を両立させ、最良の環境の中で持続的なウェルビーイングの向上につなげていきます。 また、我々が共創チャレンジに参画し、蒲郡市のサーキュラーエコノミーへの取組みに関心をもってもらい、多くの企業・団体・個人とつながっていくことで、万博のテーマの実現に寄与すると考えております。
最終的には、市民の持続的なウェルビーイングを叶えることを願っているため全ゴールの達成が必要であると考えていますが、特に蒲郡市民にとってアイデンティティである「海」と「山」の保護(再生)が経済活動へ直結していきます。したがって、「海」と「山」の取組みが重要になります。 また、廃棄物を出さない・汚染を生み出さない・ムダをなくす経済活動の推進、といったサーキュラーエコノミーの基本的なコンセプトを体現していくことが「つくる責任つかう責任」に該当することになります。
公益財団法人大阪観光局 /
【問合先】
蒲郡市役所企画部企画政策課サーキュラーシティ推進室
℡:0533-66-1226/circular@city.gamagori.lg.jp
海と鳥と共に生きる サーキュラーLIFE2023
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