公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
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共創チャレンジ
2024.04.24
法人
地球温暖化防止・エネルギー自給率向上の面から、国内における再生可能エネルギーの普及、利用拡大が求められています。再生可能エネルギーは化石燃料に比べて環境への影響が少なく、地球の環境問題解決に寄与することを地域住民一人一人が認識して、自らも地球温暖化防止に資する行動をするようになることが重要です。 地域資源のポテンシャルに目を向けて市民レベルでも脱炭素地域づくりに貢献することができることを見て、知って、体験できる場が身近に少ないのが現状です。そこで都市近郊において、子供から大人まで幅広い年齢層が一緒になって地球温暖化防止について考え、活動する場つくりに向けてチャレンジします。 「発電所の森」内で薪割体験、シイタケ榾木作り、グリーンウッドワークなどの各種イベント・ワークショップを開催し、地域住民の参画を呼び掛けることで、体験型の環境学習として役立てていきます。
本取り組みで実施する各種イベント参加者に活動の意義を理解していただき、本活動に地域住民の参画を促すことにより、市民レベルで脱炭素地域づくりや、地域資源の有効活用の拠点となることを目指します。
神戸市灘区水車新田を流れる六甲川では、江戸時代には 25 基の水車が稼働し、菜種油の搾油、小麦の製粉、灘の酒造用の米をつく動力として活用されていました。理事長の北方龍一は、六甲川の付近で生まれ育ち土地勘もあったことから、この地で小水力発電を行ってみようとの構想を持っていました。さらに、小水力で電力を作りながら森を活性化し、さまざまな人に訪れて欲しいという願いもあり、小規模小水力発電事業をすることとなりました。 設備設置敷地は山林内にあり、『学びの場』『憩いの場』 としての活用が考えられ、小水力発電設備の見学や、森林内での自然学習のために敷地内への立ち入り者が増えることが予想されます。しかし、小水力発電設備設置前までは立枯れ木、折損木等の支障木が森林内に多数存在し、設備と人の安全上大変危険な状態にあり、安全確保のための継続的な維持管理作業が必須でした。 そこで、小水力発電設備設置敷地を「発電所の森」と呼ぶこととし、里山林として適切に維持・管理していくために伐採した樹木は、産業廃棄物とするのではなく資源化し、合わせて脱炭素にも貢献できることを広く知ってもらうための活動に取り組むこととしました。
学びの場、憩いの場を創出することで、「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマの一つである「いのちを高める」に関わる活動としていきます。
7:小水力発電を事業化しクリーンなエネルギーの創出に取り組んでいます。 13:里山整備活動で伐採した樹木は、産業廃棄物とするのではなく資源化していくことで地域資源活用、CO2排出量削減に貢献していきます。 15:「発電所の森」内で薪割体験、シイタケ榾木作り、グリーンウッドワークなどの各種イベント・ワークショップを開催し、地域住民の参画を呼び掛けることで、体験型の環境学習として役立てていきます。
尼崎信用金庫 /
問い合わせの連絡先:pvnet_hyogo@hera.eonet.ne.jp
植物観察会(春バージョン)
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