私たちの共創チャレンジ
老若男女が親しめる「音楽」をまちの文化に育むことで、住人・商店街・企業・子どもいずれもが集い、さらに将来にわたって持続できるプログラムを作り、プログラム実行の上で関係性を育み、まちの文化に育てることで「まちを誇りにし愛する心」を育てることが目標。まずは芦屋市甲南高校中学校並びに地域のアマチュアバンド並びに塚口商店街と連携してのコンサートによって、住人が音楽で一堂に集う場を作り、さらに音楽でまちを巡ることを第一ステップの目標としています。
さらに「音楽の流れるまち」をキーに、まちの文化度を上げることで、今はない観光誘致をはかり、2025年の万博来訪者の来街誘致を図ります。この「音楽の流れるまち」のキーワードは文化度の高いまちであることを感じさせ、「万博の掲げる共創」する団体の意識をさらに高めるものと考えています。今は塚口を中心にした塚口ジャズを掲げていますが、将来的には「音楽のまち尼崎」を目指しています。
未来への宣言
音楽を通して、まちを愛する心を育て、住民の民度を上げ、ジャズのまち塚口・音楽のまち尼崎市を育むことで、市内外県内外の認知度を高め、万博を機会に来街促進を図るだけでなく、他の文化でまちを活性化する地域や団体との関係を図り持続可能な共創を構築していきたいと考えています。
きっかけ
尼崎市北部に位置する塚口は、マンション建設が進み、新しい住民が増えているものの、子供会や町内会など、これまで培われていたまちのコミュニティが薄れ、住民の世代間交流・文化を育む場が失われつつあります。
これからの少子高齢化の社会で、住民間の関係性を上げコミュニティを育むことが、近い将来における課題となっています。
世帯間交流の場を育み、商店街を巻き込んで地域の経済活性を図り、子どもたちに「まちを誇りにし愛する心」を育てることが、今、近い将来にわたって求められています。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
「いのち輝く共創EXPO」の一端を果たすべく、2021年から続けている「塚口から発信して尼崎を音楽のまちへ」を掲げる塚口ジャズを、2024年はさらに地域の小学校や子ども会などと連携しジャズ講座といった「子どもの文化教育」や地域商店街とジャズバンドの共創で「地域商店街のあちこちで音楽が流れる環境づくり」へと発展させるプログラムを広げることで、小さなことから少しずついろいろな場所で「音楽プログラム」を実施することでいのちを繋いでいきたいと思います。