ガラスリサイクルで廃棄物の減量と自然資源の延命とCO2の排出量削減を目指す。

共創チャレンジ

2024.04.15

法人

チーム名Glass recycling cullet man
共創メンバー 安藤登康(有限会社佐野商店) 飯室聖二(西日本ガラスリサイクルセンター)
主な活動地域日本 / 兵庫
活動テーマ生物多様性、自然環境、生物 / 環境、エネルギー / 循環型社会、サーキュラーエコノミー /

私たちの共創チャレンジ

板ガラスは、珪砂32%ソーダ灰9%ドロマイト8.5%石灰1.4%長石2.8%とガラスカレット(ガラス屑)45%を高温で溶解して製造されています。
ガラスカレットは珪砂などの難溶解物に比べ溶けやすく溶解エネルギー量の削減ができます。
珪砂など自然資源の原料を減らしカレットを増量することでCO2の削減ができます。
例えばガラスカレットを1トン増やせば、CO2の排出量を0.3トン削減できます。
あまり知られていない板ガラスのリサイクルを推進し、社会の隅々までガラスリサイクルネットワークの構築を目指します。

未来への宣言

廃棄物の減量化と自然資源の延命とCO2の削減を実現させます。

きっかけ

昭和27年、日本で初めて板ガラスの集荷を始め70有余年、板ガラスリサイクルを専門にガラスカレット(glass cullet)の精製を行い主たる板ガラス製造メーカーに販売供給を行っています。
昭和41年 第1回全国中小企業団体総連合表彰大会にて総裁賞を授与
昭和45年 ブラウン管ガラスのリサイクルを開始
昭和46年 ガラスビーズ原料としてガラスカレットを販売
昭和49年 尼崎市にて産業廃棄物中間処理業及び収集運搬業許可取得
平成 2年 兵庫県三田市(現所在地)に本社工場移転
平成 7年 阪神淡路大震災の被災地でガラスくず約6000トンをリサイクル処理する。
平成 7年 ガラスリサイクル促進協議会よりリサイクル推進功労者賞を授与
平成18年 兵庫県産業廃棄物再生事業者に認定登録。
平成24年 中小企業モノづくり補助金事業に採択され建材合わせガラスのリサイクル処理設備を完成
平成26年 尼崎信用金庫「あましんグリーンプレミアム」環境事業部門賞を受賞
平成26年 三田市内の自治会と廃棄物減量化推進運動を開始
平成30年 三田市よりガラスびんリサイクルを受託
現在 年間1万トンのガラスリサイクルを行いカレットとして販売しています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法ガラスリサイクル事業者で組織する、全国板カレットリサイクル協議会のネットワークをこの共創チャレンジで日本全国に広める
共創を希望する方々板ガラス製造会社
板ガラス販売加工会社
商品陳列の為のガラスケースや硝子棚を使用する商業施設、スーパー、コンビニエンスストア
自動車ガラス販売会社 自動車解体事業者
集荷運搬の為の運送会社 集荷中継の為の物流倉庫会社
ガラスリサイクルネットワーク構築の為、情報処理会社 情報処理エンジニア
広告宣伝会社

大阪・関西万博のテーマとの関わり

廃棄物の減量化と自然資源の延命とCO2排出量の削減を実現させ、テーマである循環型社会の構築に貢献する。

SDGsとの関わり

廃棄物の減量化と自然資源の延命とCO2排出量の削減

有限会社佐野商店 https://cullet.jp/

西日本ガラスリサイクルセンター https://www.wjgrc.jp/

全国板カレットリサイクル協議会 https://itacullet.com/