私たちの共創チャレンジ
尼崎市久々知を拠点とし、近松門左衛門の遺品の展示や近松作品の上演、講演会などを実施し、文化教室の開催など、尼崎市の文化のよりどころとして活動推進します。
江戸時代の劇作家で東洋のシェークスピアとも言われる近松門左衛門は隣接する廣濟寺とのつながりが深く、近松の墓は1966年3月に国指定史跡に指定されました。
近松記念館、廣濟寺、近松の墓、近松公園周辺は「近松の里」と名づけられ、歴史と文化がふれあう魅力ある地域となっています。
未来への宣言
近松門左衛門の魅力と近松記念館の取組を内外に発信し、近松記念館に訪れたい人を増やし、地域における持続可能性を維持していきます。
きっかけ
近松記念館は1975年11月22日に近松門左衛門第250回忌の記念事業として隣接する地域の人々により開設され、2009年6月にリニューアルしました。
資料室は、これまで未公開であった近松の過去帳、愛用の文机、手紙なと遺品約100点が展示されています。
園田学園女子大学近松研究所のご協力による近松の出生から菩提寺である廣濟寺とのゆかり、尼崎とのかかわりなど、近松が生きた歴史に沿った展示となっています。また、200人が収容できる舞台付きホールや、俳句の会などが催される和室、小規模な会議ができる会議室もあります。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
地域の歴史を知り、近松門左衛門を通じて地域の人達と繋がる機会をつくることで、地域における課題解決と未来の創造につながるアクションが生まれ、持続可能な地域づくりにつながると考えております。