コロナに負けない!ライブコマース型「デジタル愛媛ツアー」

共創チャレンジ

2021.06.08

法人

チーム名デジタル愛媛ツアー推進チーム
共創メンバー出口友子(株式会社クリエ代表取締役)、樋口隆史(株式会社クリエ取締役)、えひめ南予きずな博実行委員会、株式会社伊予銀行、井上幸子(有限会社井上真珠店 専務)、徳弘 多一郎(株式会社タイチ 代表取締役)
主な活動地域日本 / 愛媛
活動テーマ観光、インバウンド / 地域活性化 / 農業、林業、水産業 / ものづくり、サービス / コミュニティ・まちづくり、住まい / 循環型社会、サーキュラーエコノミー / DX(デジタルトランスフォーメーション) /

私たちの共創チャレンジ

コロナ禍で苦境に立たされている愛媛の一次産業事業者を救い、持続可能で強靱なまちづくりを行うための取り組み。愛媛の食材は素晴らしいが生産者は食材の質を上げることのみならず、未来志向の社会づくりの基盤となる技術を向上させていくことも必要だと感じている。今回は、愛媛県宇和島市のマダイ養殖や地元で55年にわたって真珠専門店を営む地元企業などと協力して、地方創生の第一歩として、地場産業の『ファン作り』に重点を置いたライブコマースプロジェクトを実施する。

未来への宣言

"愛媛の自然の豊かさを伝えることで世界の人々の心を満たし、作り手の人間性の向上ができる町づくりを目指します。そして私たちの活動を大阪・関西万博を通じて世界に配信し、「旅」をコンセプトにしたライブコマースで世界中の人と繋がり、心のこもった地域の発展を目指します。
ポストコロナの時代において新たな生活様式の定着から観光が可能になったとき、持続的な成長ができるようにSDGsを原動力とした地方創生の取組を加速化していきます"

きっかけ

コロナによる緊急事態宣⾔が発令され、愛媛県内でも旅行業や飲食業などの経済活動が停滞。
知り合いの紹介で、愛媛県宇和島市のマダイ養殖業を営む株式会社タイチに出会い、コロナ禍で地元の一次産業の生産者が苦境に立たされていることを知った。2020年11月、愛媛県内でも、いち早くオンライン化に着手。非対面型でも事業を継続できるデジタル愛媛ツアーを企画し、これまでに11回開催。現在はえひめ南予きずな博の企画の1つとして「デジタル愛媛ツアー」を定期開催し、伊予銀行や地元テレビ局協力のもと愛媛の魅力を発信している。

取組の展開

今後展開したい地域・方法愛媛県、中四国
共創を希望する方々愛媛県、中四国エリアでデジタルシフトに今後対応したい第一次産業事業者。また経済及び地域活性化を希望される自治体・学生の方とライブコマースを通して、地方の素晴らしさを世界に向けて発信していきたいと考えています。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博では、全世界から注目されます。その中で、地方の一次産業も世界にアピールできる基盤を作りたいと考えています。農山漁村を含む地方が直接、思いや技術をライブコマースで伝えることにより、万博へ来場した際、中四国の農村漁村も合わせてリアルに見学、観光いただき、地方と世界が繋がり、新たな文化が生まれることで新しい未来を創造できる。そして、いのち輝く世界の実現の一助となりたいです

SDGsとの関わり

海に囲まれた四国。マダイや真珠など海の恵みによって町づくりは発展してきました。過去のライブコマース配信では、マダイ養殖業の方に「海と生きる」楽しさや、環境を守る重要性を伝え、大きな反響を呼びました。人口減少や、過疎化により愛媛の人口は年々減少していますが、DX化を推進することで、地方にいながら都会で働くことが可能になり、持続可能な地方暮らしを実現できます。ライブコマースを通して、新たな基盤を作り、今までになかった、新たな技術革新を目指します。