私たちは、人生100年時代に向け、心身も含めた健康寿命の延伸を目指し、クアオルト健康ウオーキング（ドイツ式健康ウオーキング）を、岩手県北上市と奥州市にまたがる広大な森の中にある＜the campus＞で、縄文時代の地方の暮らしを体感しながら学び、これからの豊かさについて考え、未来を創り上げていく実験の場での体験を通して、すべての人の健康寿命の延伸を図っていく取組を行います。

ドイツには「気候性地形療法」という、自然を活用した運動療法があり、心筋梗塞や狭心症のリハビリ、高血圧、骨粗しょう症などに利用されています。日本では「クアオルト健康ウオーキング」としてドイツの手法を基本にしながら、健康寿命の延伸、若者の精神健康の維持や病気の減少、自殺者削減等を目標にします。
まずは、2040年までに健康寿命を75歳以上にすること、若者の自殺者数削減を目指し、すべての人の健康寿命の延伸へつなげていきます。

大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」にある「いのち輝く」として、＜the campus＞でのクアオルト健康ウオーキングを通じて、若い世代においては心の健康をサポートし、すべての人の健康寿命の延伸を図る。健康であればこそ活き活きとしとした未来を計画出来る、それこそが万博のテーマに繋がると考えます。