女性も活躍しやすい社会をみんなでつくる「Femtech and Beyond WITH」

共創チャレンジ

2023.04.19

個人

チーム名Femtech and Beyond WITH
共創メンバー奥田 涼(株式会社電通)
岡本 昌大(株式会社電通)
青山 真也(株式会社電通)
古川 純也(株式会社電通)
大重 絵里(株式会社電通)
石本 藍子(株式会社電通)
藤田 盛一郎(藤田金属株式会社)
主な活動地域日本
活動テーマ健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / コミュニティ・まちづくり、住まい / ダイバーシティ、インクルーシブ / 働き方改革、健康経営、ワークライフバランス /

私たちの共創チャレンジ

女性の身体的特徴から来る女性特有の課題を解決する「フェムテック」は、アメリカをはじめとする世界で注目されているキーワードです。日本でもいままさに急速に注目され、女性の課題をテクノロジーで解決する機運が高まっています。一方、いまのフェムテックでは女性にフォーカスが当たるあまり、当事者の女性以外(女性以外の性別の方や課題を感じていない女性など)はターゲット外とされることが多く分断を生みかねません。このチャレンジでは、特に日本において分断のないフェムテックを創ること、そして関係人口を増やすことでみんなが生きやすい社会を作ることを目標としています。
多くのフェムテックプロダクト・サービスでは女性の課題に向き合うあまり、コンセプトやコミュニケーションターゲットも女性に特化しがちです。女性起点の課題起点は大切にしながら、Femtech and Beyond WITHではプロダクトコンセプトメイキング、コミュニケーションなどあらゆるポイントにジェンダーや世代を乗り越える視点を組み込むことで分断のないフェムテックを作り上げます。
*実績:Varinos(株)と(株)ファミワンの共同事業「子宮内フローラチェックキット」のコンセプト開発、ロゴ・パッケージ開発、マーケティングPR戦略を共創しました(https://flora.famione.com/)

未来への宣言

フェムテックのその先へ。
女性として生きることで直面する、様々な「あたりまえ」に問いを立てること。
そして見えてくる世の中の問題点を、ネットワークとクリエーティビティで乗り越えていく。
私たちひとりひとりが、自分と違う他者へ想像力を働かせることができたなら。
あらゆるジェンダー、世代を乗り越えて、誰もが生きやすい世界になると信じています。

未来をつくる解決策。
Femtech and Beyond

きっかけ

生理痛やPMS、更年期障害などをはじめとする女性の身体的特徴からくる課題は、これまで「我慢すべきもの」として存在してきました。そのため、痛みや不都合に耐えて当たり前で、悩みは共有されることなく、女性個人の中にのみ秘められてきました。そのため、多くの解決策を持った企業が課題に気付かない、または、気づいていてもニッチな市場というとらえられ方をしてきました。
近年、女性の社会進出が当たり前になった世の中で、フェムテックというワードが生まれ、当事者となる女性たちが声を上げる流れの中でその課題の切実さや歴史・文化的背景の持つ課題の根深さに注目し、フェムテックを一過性のブームではなく、きちんと問いを立てて、関係人口を増やしながら複数社とともに市場を創っていくというプロセスが必要不可欠だと考え、共創チャレンジという形で進めようと思いました。

取組の展開

今後展開したい地域・方法すでに顕在化している課題の解決策を、企業アセットと組み合わせてソリューションを作っていくことに加え、顕在化していない課題を見出し、文化から社会を変えていきたいと思っています。
共創を希望する方々顕在化している課題に対して解決策を一緒に作っていける企業

顕在化していない課題に対して、問いを立てるところからともに社会変革を目指せる企業

大阪・関西万博のテーマとの関わり

女性が活躍しやすい社会を作ることは、未来社会をデザインするうえで必要不可欠だと思っています。また、いままで共有されてきていない課題を共有するという空気を作ることで、女性だけでなく、あらゆる人々の不要な我慢を共有し、解決に向かうムーブメントが作れると思っています。社会に参加するすべての人がより生きやすい世の中を作る一歩と考えています。

SDGsとの関わり

Femetch and Beyond WITHは、フェムテックという中心的なテーマでジェンダー平等の実現に向けて動いており、また、フェムテック自体が女性の身体的特徴からくる課題というルーツがあるため、すべての人に健康と福祉を実現し、さらに女性の社会進出とフェムテック市場自体をつくることから経済成長も見込めると考えます。

■現在の活動(事業)内容
電通メンバー(事業開発+クリエーティブ)と、フェムテックで活躍する国内外のスタートアップと共創しながら、事業会社やNPOなどへの啓蒙を含めた幅広い支援を実施しています。
*幅広い支援…新規事業開発サポート、新製品開発サポート、マーケティング戦略立案、クリエーティブ制作、調査業務、イベント実施など。

 

■保有しているリソース

リソース 内容
ネットワーク 国内外のフェムテックスタートアップ企業
ネットワーク フェムテック文脈で新規事業や新製品の開発を計画する国内の事業会社
人材 クリエーター(アートディレクター、コピーライター)事業開発コンサルタント
情報発信・PR 自社イベント、パートナー企業主催イベント、自社Webサイトなどが活用可能

 

 

 

 

■お問合せ先
会社名:株式会社電通
名前:奥田涼
メールアドレス:ryo.okuda@dentsu.co.jp

※本チャレンジメンバーに参加希望の方は、まずは上記までお問合せください。