私たちの共創チャレンジ
この共創チャレンジは、日本正月協会と株式会社RINXsとの共創により実現しています。
言語教育を中心に、様々な教育の場を提供するRINXsは、外国人労働者や留学生に向けて日本語教育をする講師陣が充実しています。そういった講師陣に、日本正月協会が、お正月の伝統文化についての知見を教授し、一定の要件を満たした者について「認定講師」としてのお墨付きを与えることにより、講師のこれまでの教育分野だけでなく、新たに「お正月の伝統文化の指導者」としてもご活躍いただくものです。
この共創チャレンジは、単に人材のスキルアップを図るだけに留まらず、「兼業・副業での伝統文化の指導者の育成や活用を、専門機関が後押しする」という点が、人口減少社会における働き方への示唆に富みます。世界が手本とすべき新しい取り組みと言えるかもしれません。
<他の共創チャレンジとの関連性>
指導内容は、日本正月協会の共創チャレンジとして別に登録している「正月アドバイザー®︎検定」と連動しています。
また、指導に用いるテキストとして、「みんなのお正月全集」を活用します。
未来への宣言
まずは、現在お集まりいただいている3〜4名の候補者に、認定講師と認めるにふさわしい素養を身に付けていただきます。
そして、普段の教育の現場で認定講師としてご活躍いただくことに加え、オンラインレッスンプラットフォーム「RINXsオンライン」にて、お正月講座を開講していただき、オンラインで誰もがお正月の教育を受けられるよう、体制を整えて参ります。
きっかけ
発端は、去る2023年の第2回TEAM EXPO meetingにて、日本正月協会の出展ブースに、RINXs代表 槙野が訪れたことが始まりでした。
日本のお正月について研究・調査する日本正月協会は、お正月の伝統文化を指導できる講師の育成を目標としていましたが、指導のできる人材とのつながりがありませんでした。その課題が、オンラインレッスンプラットフォームとして多数の講師陣を抱えるRINXsの協力により解決しました。
まさに、TEAM EXPOによって実現したコラボレーションであり、2025年大阪・関西万博の、代表的な成功事例となる予感さえします。
大阪・関西万博のテーマとの関わり
この共創チャレンジにおいての「いのち輝く未来社会のデザイン」とは、教育者のこれまでの教育分野に加えて、お正月の伝統文化の指導者としての副業・兼業をサポートすることで、教育者がより一層輝ける新しい舞台をデザインしていくことです。