バイオものづくりで持続可能型社会の実現を加速

共創チャレンジ

2023.12.05

法人

チーム名大阪工業大学バイオものづくりラボ
共創メンバー工学部生命工学科 長森英二
学長室研究支援社会連携推進課 
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー /

私たちの共創チャレンジ

持続可能型社会・バイオエコノミーの実現にむけて、微生物反応等を用いたバイオものづくり(※に補足説明)に寄せられる期待は大きいものがあります。既存バイオ企業はもちろん、新興ベンチャー等の参入により、新規バイオ由来製品(バイオ技術で作られる食品、化成品、燃料、医薬品など)の社会実装例が積み上がっていく事が期待されています。一方で、バイオ生産技術の開発は、非常に複雑な事象を扱うが故の困難が多く、現場の経験則(匠の技)に頼ってきた面も手伝って、特に新規参入者にとっては長い期間を要しがちです。 “産業のバイオ化”の加速に向け、これら産業界の共通課題を解決するために必要と考えられる事柄(最適化期間を短縮する仕組みとしての設備、試作支援、人材育成、自動化、省力化)について、“大阪工業大学バイオものづくりラボ”では新しいスキーム(未来をつくる技術・つたえる技術・まもる技術)の開発・社会実装に挑戦しています。
※バイオものづくりとは、古くは醸造や発酵食品の製造、近代では各種アミノ酸や抗生物質や抗体医薬などバイオ医薬品、バイオプラスチックなど化成品の製造に用いられてきた培養工学の技術を活かした新しいモノづくりの総称です。ゲノム編集技術など微生物や細胞を自在に加工する技術の著しい発展に伴い、昨今はその実現が近づいてきました。バイオものづくりは既存の化学プロセスに比較して、二酸化炭素排出を抑えられる環境調和型プロセスとなることが期待されるため、環境保護、エネルギー確保、食糧難への対応などの観点から21世紀前半に実現すべき技術として非常に期待され、産業界では生産技術のバイオ化(転換)が課題と認識されています。

未来への宣言

“産業のバイオ化”の加速に向け、これら産業界の共通課題を解決するために必要と考えられる事柄(最適化期間を短縮する仕組みとしての設備、試作支援、人材育成、自動化、省力化)について、“大阪工業大学バイオものづくりラボ”で新しいスキーム(未来をつくる技術・つたえる技術・まもる技術)の開発・社会実装に挑戦しており、これを用いて新規参入企業に社会実装を成し遂げてもらいます。

きっかけ

産業革命以来、石油や石炭などの化石燃料を大量に地中から掘り出し利用する産業形態が人類の生活を便利に発展させてきましたが、一方では大気中の二酸化炭素は増加し温暖化の問題は顕著となってきました。バイオものづくりは植物が大気中の二酸化炭素を光合成で炭素固定した糖などのバイオマスを原料にモノづくりを行うため、この技術を多様に社会実装して問題解決に導く必要があります。ただし、新しい技術ゆえの難しさも顕在化しています。特に日本では人材不足がこれから深刻となることも踏まえると、技術者育成だけでなく、AIなどのデジタルトランスフォーメーション(DX)技術やロボットを活用した機械化・自動化など、新しい技術を取り入れた次世代の生産スキームを確立していく必要があります。これらの活動が人類のグリーントランスフォーメーション(GX)を加速すると信じて邁進しています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法バイオものづくりラボの機能を拡張すると共に、アウトリーチ活動を行い認知度をさらに向上させる。大阪だけでなく各地に同様な施設を開設していく事も想定しています
共創を希望する方々バイオ関連技術全般に興味を持つ企業、大学、研究所など

大阪・関西万博のテーマとの関わり

持続可能型社会の実現、GXに直接関連するテーマであり、万博テーマとの親和性は高いと考えます

SDGsとの関わり

持続可能型社会の実現にバイオ由来製品の社会実装は欠かせないものであり、直接的に関わるものです

大阪工業大学大宮キャンパス

東学舎2号館2階 生物プロセス工学研究室

https://www.oit.ac.jp/bio/labo/~nagamori/index.html