つながろう、甲子園けやき散歩道

共創チャレンジ

2023.08.10

法人

チーム名甲子園けやき散歩道
共創メンバー瀬尾(甲子園けやき散歩道会長)、岡田(甲子園けやき散歩道事務長)
主な活動地域日本
活動テーマ地域活性化 / コミュニティ・まちづくり、住まい /

私たちの共創チャレンジ

つながろう、甲子園けやき散歩道をテーマに、加盟店同士の横のつながりはもちろん、地域の学校や病院等の公共機関、神社仏閣、ランドマークである甲子園球場など、商店という枠にとらわれず連携・交流を深め、ここ甲子園が地域住民にとっていつまでも住み続けたい街と感じてもらえる活動をしていきます。
具体的には、
・地域の清掃活動。当会単体のものに限らず、市内全域で取り組んでいる「クリーン作戦」への参加を通じた地域貢献と交流。
・地域住民を対象とした、加盟店による無料講座。体操教室や食育教室、お片付け講座や高齢者向けの相続・介護等のテーマでの講演など。
・地域住民を対象とした、大型のお買い物イベント。
・地域の小中学校等のコラボイベント。音楽系クラブの演奏会や美術部作品の展示など。
商店会としての活動にとらわれず、地域とのつながりの強化をはかり、地域住民と個人商店がより身近なものになるよう活動していきます。

未来への宣言

住民にいつまでも住み続けたいと思ってもらうためには、街に活気があるということは必要不可欠です。個人商店の賑わいは、街の活気に大きくつながります。そして、個人商店の賑わいは、各個店の自助努力だけではなかなか叶いません。商店同士のつながりの強化、商店会と地域コミュニティのつながりの強化、この二つを並行して行い、個人商店の利用が多くの地域住民の生活にとってなくてはならない、そんな街を目指します。

きっかけ

甲子園けやき散歩道は、美しい景観を保持しながら質の高い商業サービス、地域の人々の生活環境の向上を図り地域交流を目指し、平成19年6月に発足された商店会です。
阪神電気鉄道「甲子園駅」から、北へ歩いて約5分程のところにある旧国道沿いに、東西約2キロに渡り商店が立ち並びます。“けやきの樹”を中心に西宮市内の中でも1、2を争う自然豊かな環境と素晴らしい景観が自慢のこの商店街には、さまざまな魅力あるお店が立ち並びます。
平成22年には、西宮市都市景観賞を受賞。地域の清掃活動や案内マップの作成、地域の方に向けた加盟店によるセミナー開催など、地域に根差した活動の他、お店で商品やサービスを購入することでもらえるスタンプを集めて挑戦できる「ガラポン抽選会」や加盟店でのお買いもので貯まるポイントセール事業など、地域を盛り上げる大型イベントも開催してきました。甲子園けやき散歩道の商店主達が中心となって、この街を「より素敵で魅力的な街」にするため、日々活動を続けています。

取組の展開

今後展開したい地域・方法もともとけやき通りと呼ばれる旧国道沿いの商店だけの集まりだった本会ですが、その周辺地域の商店の加入も増え、従来のアーケード商店街とは一風違った商店会として発展してきました。今後は、同兵庫県西宮の近隣の商店街との交流やコラボなどを行い、甲子園だけでなく西宮全体にその活気を広げていければと思います。
共創を希望する方々甲子園周辺地域を中心とする、兵庫県西宮で活躍する人々や団体

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマの一つである、
「Connecting Lives(いのちをつなぐ)」
を達成するうえで、一つ一つの地域住民自身が、自らが住む街を愛し、ずっとそこに住み続けたいと思うためには、その街がいつまでも活気のあるものではならないと考えています。それぞれの個人商店のファンとなってくれるお客さんがいる。そのお客さんが、当会の活動を通じて他の加盟店を知り、そのお店のファンや当会のファンとなってくれる。その積み重ねが街のファンとなり、いつまでも住み続けたい街につながると考えています。

SDGsとの関わり

繰り返しとなりますが、住み続けられる街であるためには、当然そこに人が集まらなければならなく、人が集まるためにはそこが活気ある魅力的な街である必要があります。地域住民の生活に根差した商業活動を行える個人商店の賑わいは、その地域の魅力に直結する要素です。当会の活動を通じて、地域住民=地域の個人商店のファンとなってもらうことが、住み続けられる街づくりへの最大の貢献だと考えています。