マラソンを通じての障がい者・子ども支援と啓発を地域と共に

共創チャレンジ

2023.07.24

法人

チーム名ぽっかぽかランナーズ
共創メンバーだいちゃん
きよくん
主な活動地域日本 / 兵庫
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 健康・医療(ライフサイエンス、ヘルスケア) / スポーツ / 地域活性化 / ダイバーシティ、インクルーシブ /

私たちの共創チャレンジ

私たちはマラソンを通じての障がい児・者の健康作り、社会参加、自立支援、だれもが支え合うことで、主体的に参加できる社会への促進を図ることを目的に、下記の活動に取り組みます。
① マラソン大会サポート
ぽっかぽかランナーズは、障がい者のマラソン大会出場を、伴走ランナーのマッチング支援でサポートしている。マラソンは、障がいの有無に関わらず楽しめるスポーツである。運動する機会の少ない障がい児・者が練習会や大会に参加することで、健康増進、身体機能の改善にもつながる。また、様々な障がい者ランナーがいろいろな形でマラソンに参加する姿を見てもらうことは、障がいのある当事者や市民へのとてもわかりやすい啓発活動になり、マラソンへの新たな参加にも繋がる。
② 「足こぎ車いす」の活用と普及
練習や出場の際のツールとして「足こぎ車いす」の貸し出しもしており、身体機能の改善となっている。
「足こぎ車いす体験会」を随時、出張無料体験会(大阪・兵庫)も始めました。
③ 伴走ランナーを増やす
宝塚と大阪で開催する練習会で専門コーチの指導のもと、市民ランナーを伴走ランナーとして育成する取り組みも行っている。
④ 大会を主催
マラソン大会によっては、制限時間等の理由から、障がい者が参加できない大会もあるため、障がいの有無、性別・年齢など関係なく誰もがゴールできる「ぽっかぽか共生マラソン大会」を開催している。
⑤ 長距離マラソンプロジェクト
障がい者ランナーが長距離マラソンに参加するのは難しいが、これに挑戦しようと、時間制限のない「ホノルルマラソン挑戦プロジェクト」を立ち上げた。今後、この経験をまとめひろく公開して、障がいのある方で、長距離マラソンに挑戦したい人の参考になればと思う。
⑥ 講演などの啓発活動
ぽっかぽかランナーズの活動は、兵庫県青少年社会貢献活動の認定事業とされており、青少年に社会貢献活動リーダーとしての経験の場の提供をしている。兵庫県ふれあい活動アドバイザーとして、学校や大学や施設等での講演など啓発活動を行っている。



未来への宣言

幼児から大人までが、パラスポーツ全般に興味をもってもらえる社会。
個人的に伴走ランナーを手配出来ない方でもマラソンに挑戦できるなど誰もがマラソンに参加できる社会。
障がい者だけでなく、サポート者含めた全てのひとが、マラソン大会を通じて、達成感、充実感を得て、人生が豊かになる社会。
そういう社会の実現を目指す。

きっかけ

マラソン大会に出場して、障がい児・者ランナーの少なさに気づきました。障がい児・者ランナーに講習会や定期練習会でいろいろな障がいを理解した伴走ランナーをマッチングし、マラソン大会参加を支援したいと思いました。こちらからは断らないをモットーに、障がいの種類や年齢などの規制なく受け入れ、個々の障がいに向き合い支援しています。
ファミリーマラソンであっても時間制限が設けられるようになってきました。そのため、当法人は「誰もがゴール出来る大会」を開催するようになりました。障がい児・者の参加しやすい大会ですので、いろいろなサポートを目にすることで、とても分かりやすい「共生共存の啓発事業」となっています。参加資格は3才以上としており、親子での参加が多く、多様性とインクルーシブについて家庭でも話しあうきっかけとなっています

取組の展開

今後展開したい地域・方法「ぽっかぽか共生マラソン大会」を、全国から参加してもらえるような大会に育てていきたい。
共創を希望する方々障がいの有無に関係なく、体を動かすことの好きな方、ボランティアに興味のある方。
マラソン大会へ協賛してくださる企業

大阪・関西万博のテーマとの関わり

万博のテーマである「いのち輝く未来社会」の実現に共感し、私たちのできるSDGsに取り組みます。

SDGsとの関わり

[SDGs3すべての人に健康と福祉を]  ●障がい児・者ランナー、伴走ランナーを対象に専門家のコーチ指導のもと、宝塚と大阪(舞洲または長居)で練習会を年間各12回開催。●マラソン大会に年間10回程度参加。障がい児・者が参加しやすいようにクラウドファンティングで購入した障がい者用更衣テントの設営。●身体障がい児・者ランナーに足こぎ車いすを提供し、身体機能改善となっている。足こぎ車いすの普及活動として体験会を開催。
[SDGs4質の高い教育をみんなに]  ●いろいろな障がいを理解する講習会や映画鑑賞会を開催。●市民ランナーを巻き込んだ伴走ランナーの育成。●ひょうご青少年社会活動認定事業として、青少年に社会貢献活動リーダーとしての経験の場の提供と育成。●兵庫県ふれあいアドバイザーとして、小中高・大学や施設等での講演・執筆など啓発活動
[SDGs10人や国の不平等をなくそう]  ●障がいの有無・性別・年齢・文化の違いに関わりなく楽しめる共生マラソン大会を開催 ●障がい児・者が社会参加できるように、いろいろな立場の人との交流の場を提供する自立支援

当法人の活動に賛同いただけた方、いろいろな形の支援があります。

ご連絡をお待ちしています。

問い合わせ先(林)

npo@pokarun.com