デジタル技術の活用による水辺の価値創造

共創チャレンジ

2023.06.13

法人

チーム名大阪工業大学情報科学部デジタル技術の活用による水辺の価値創造チーム
共創メンバー大阪工業大学情報科学部情報メディア学科インタラクションデザイン研究室&水都大阪コンソーシアム
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマ科学技術、バイオテクノロジー / 観光、インバウンド / 地域活性化 / 海洋、水 / 生物多様性、自然環境、生物 / コミュニティ・まちづくり、住まい / 防災・減災 / Society5.0 / DX(デジタルトランスフォーメーション) /

私たちの共創チャレンジ

都市空間での水辺の価値をデジタル技術を用いて再発見し,水辺環境と共存するウェルビーイングな社会を構築していくことにチャレンジします.

未来への宣言

デジタル技術を活用し,都市空間と水辺が共存する未来に貢献します.

きっかけ

今まで,まったく知らなかった水都大阪の水辺の良さを再発見したことをきっかけに,水辺の良さをもっと知ってもらい,水辺の環境を改善したいという思いに至りました.
下記の取り組みを,「水都大阪コンソーシアム」と連携して進めています.
(1)水都大阪の水辺の癒し効果の測定実験(2021~)
(2)昔の景観を体験できるストリートミュージアム実験(2020~)
(3)水辺のドローン実験(2022~)
(4)水辺の良さを共有できるメタバース実験(2022~)

取組の展開

今後展開したい地域・方法大阪地域以外に,日本の水辺や世界の水辺に活動を広げていきたいです.
共創を希望する方々水辺の良さを発信したり,水辺の環境を守ったり,水辺に興味をもっている方々ととも,水辺の価値創造に取り組めたらうれしいです.

大阪・関西万博のテーマとの関わり

下記の3つも目標に関係しています.
11:住み続けられるまちづくりを
14:海の豊かさを守ろう
3:すべての人に健康と福祉を

SDGsとの関わり

水辺がもつ癒し効果を発信し,水辺の豊かさを守る意識を高めていくことで,すごしやすい街づくりを推進していきます.

・問い合わせ先:
⼤阪⼯業⼤学 情報科学部 情報メディア学科
佐野睦夫
E-mail: mutsuo.sano@oit.ac.jp

具体的取り組み例

(1)⽔都⼤阪の⽔辺の癒し効果の測定実験(2021〜)
⽔辺の癒し効果を検証するために,⽔辺の景観画像を周波数解析し,1/f ゆらぎを起こす条件を探求しています.また,⽔辺の⽔⾯から捉えた半⽔⾯映像に対する⼼拍変動解析を⾏い,ストレス改善効果を検証しています.

(2)昔の景観を体験できるストリートミュージアム実験(2020〜)
現在の都市の⽔辺の景観画像に対して,現在の⽔辺を景観を残し,浮世絵から江⼾時代の⽂化を重畳させ拡張現実感(AR)を体験できる試みを⾏っています.昔から⽔辺を中⼼として,どのように⽂化が移り変わり,どのような未来が期待されるのかを,AI×AR技術を⽤いて,過去・現在・未来の時空間を覗いてみるストリートミュージアムを創りたいと思っています.周遊船での活⽤も含めて検討しています.

(3)⽔辺のドローン実験(2022〜)
⽔上のサップや船でのイベントやパーティなどの必要品をケータリングしたり,ゴミを回収したり,橋などのインフラのメンテナンスをしたり,災害時に救助をしたりするドローン活⽤を検討しています.

(4)⽔辺の良さを共有できるメタバース実験(2022〜)
まだ,検討段階ですが,VRチャットを介して,⽔辺の良さを遠隔から発信し,実際に⽔辺に来てもらう社会実験を企画しています.