関西大学初等部 for SDGsプロジェクト

共創チャレンジ

2023.06.13

法人

チーム名関西大学初等部SDGs Teachers
共創メンバー長戸 基、田渕良二、荒木裕亮、石井芳生、今田雅彦、尾﨑正彦、金本竜一、菊井志保、木村三津代、古本温久、小森康裕、東口貴彰、富本浩史、西 勝巳、孕石泰孝、古谷夏奈、堀 力斗、松本京子、安野雄一、山田幸生、山本直樹
主な活動地域日本 / 大阪
活動テーマこども、子育て、教育、次世代育成 / 地域活性化 / 防災・減災 / 海外支援・協力、国際交流 /

私たちの共創チャレンジ

社会課題解決に取り組み、SDGsのゴール達成に貢献できる人材の育成に寄与するため、関西大学初等部児童への教育をとおして、活動テーマに沿った取り組みに関する実践内容を社会に対して発信します。
地域活性化・・・主に地元(高槻市)における環境や産業について学び、その特徴や課題を抽出します。
防災・減災・・・安全な生活を営むことができる態度を育て、校内外での活動におけるリスクと緊急時の行動について学び、実践します。
海外支援・協力、国際交流・・・相手の立場を理解した広い視野から異なった文化・考え方を受け止め、国際協調と世界平和のために貢献する力を養います。

未来への宣言

子どもたちが、日々の仲間との学習活動で思考力を高め、思いや考えを互いに伝え合い、そして理解し合い、決断したことを実行していく活動経験を通して、これからの時代を逞しく前向きに生きて、新たな時代を拓いていく「人間力の礎」を涵養し、その成果を広く社会に発信していきます。

きっかけ

関西大学初等部では学理と実際の調和を図る「学の実化(がくのじつげ)」-学んだことを実際の生活や生き方に活かす-を教育理念とし、高い倫理観と品格を持った、たくましく、しなやかな「高い人間力」のある人材を育成すべく、2010年の開校以来「防災・減災」「地域活性化」「国際交流」といったテーマを含めSDGsに関する様々な取り組みを行ってきました。
高槻市をはじめ、地元企業・団体の方々と連携を図り、地域の環境や産業、防災に関するイベント等の取り組みを推進したこともあり、地域の方々からも高い評価を得ております。

取組の展開

今後展開したい地域・方法主に本校が立地する大阪・高槻においてこれまでより多くの企業・団体の方々と連携して活動テーマに関する教育、発信を行いたいと考えています。
共創を希望する方々本校の教育方針を理解していただける企業、団体の方々を希望します。

大阪・関西万博のテーマとの関わり

大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の説明にある「人間一人一人が、自らの望む生き方を考え」は本校の校訓である「考動(自らの頭で自主的に考え、自律的かつ積極的に行動する)」に合致するものです。また、本校独自の学習方法であり、考え方を考える「ミューズ学習」を基盤とした思考力育成、国際協調に貢献できる力を体験的に学ぶ国際理解教育、英語コミュニケーション力の基礎を育む英語教育、ICTをツールとした思考力と創造性を育む教育等を通して高い倫理観と品格を有する人材の育成にも関連するものと考えます。

SDGsとの関わり

共創チャレンジの内容から、私たちが学ぶ地域の活性化、防災・減災について理解することで住み続けられるまちづくりをめざし、国際交流を通して人や国の不平等をなくすことについて理解を深めたいと思います。

お問合せ先:shotobu@ml.kandai.jp

このチャレンジの投稿

  • 6年生がメキシコシティーにあるアンデルセンインスティチュートの小学生の皆さんと交流しました

      2023年5月25日(木)、6年生が来日中のメキシコシティーにあるアンデルセンインスティチュートの小学生40名と交流しました。 遠い国から来てくれた人たちをもてなすために、様々な活動メニューを考え、準備をしてきました。英語に加えて、スペイン語の「Hola(こんにちは)」「gracias(ありがとう)」を組み合わせながらコミュニケーションをとり、短時間でどんどん仲良くなることができました。歓迎のセレモニーでは、英語での挨拶に始まり、両校のグッズやお土産の交換をしました。自己紹介をしながら渡した折り鶴を喜んでくれました。 グループ交流では、①お茶席体験、②日本の遊び体験、③キャンパスツアーの中から選択してもらって、紹介したり、一緒に体験したりしました。各グループで準備・練習してきたことが活かされ、アンデルセンの子どもたちの心をつかんでいました。 特に、両校のみんなでメキシコの歌「Cielito Lindo(シエリトリンド)♪」をスペイン語で歌いあげた時は一体感と達成感に包まれました。アンデルセンの子どもたちは、素敵なメキシコのダンスを披露してくれました。         今回の交流のメインは防災学習です。メキシコも日本と同様で、地震大国です。過去の大地震やそこから学んだ備えなどについて発表を聞いた後、意見交換をしました。グループ交流のキャンパスツアーでは本校ミューズキャンパスの備蓄倉庫を見てもらい、非常食をプレゼントしました。       お箸を使っての給食や掃除タイムは、すべてが新鮮で、興味津々の様子でした。     そして、最後は両校総勢100名グラウンド全面を使って好きな遊びをしました。 「メキシコ人の友達ができた」と嬉しそうに話す表情や名残惜しそうに見送る姿に、この交流の有意義さを感じることができました。

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  • 台湾嘉義県防災教育協力団が来校しました

      2023年7月6日に、関西大学社会安全学部の城下准教授の案内で台湾嘉義県防災教育協力団(防災教育に関する助言を行う台湾の教員グループ)が本校を訪問されました。今回の訪問は、日本における学校教育や防災教育の取り組みについて学び、今後の台湾における学校教育・防災教育の改善に活かしたいとの依頼を受け実現したものです。当日は、初等部・中等部・高等部の各施設を見学いただき、その後両校長から、各校の防災や安全安心への取り組みについて紹介を行いました。       初等部・中等部・高等部では、同じミューズキャンパス内の社会安全学部とも連携し、防災や安全・安心への取り組みを進めていきます。

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  • 6年生が「BOSAI FESTA」を開催しました

      関西大学初等部では、2024年3月1日に高槻ミューズキャンパス北館アリーナにて6年生がBOSAI FESTAを開催しました。本学関係者はもとより近隣の方々にもご参加いただけました。これまで進めてきた「災害被害≒0プロジェクト」の集大成となるイベントです。   「自助・共助」「医療」「災害時要配慮者」「防災食」「ハザードマップ」「避難・避難所」「備蓄倉庫」の7つテーマに分かれブースを設け、プレゼンや実際に体験するプログラムを行いました。   車椅子ででこぼこした道を通る体験、担架を使って要救助者を運ぶ体験がとても人気でした。           企画から運営まで、2回目となる今回のイベントは、昨年度よりも一人一人が役割を持って主体的に動くことができました。

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